小割りのスピードをさらにアップしたい

Brave(ブレイブ)の往復式の薪割り機ですが、サイクルタイムは 60cm, 7 秒なので、かなり速い部類です。
小割りをするとなると、もう少し速いほうがいい、という話になりました。
ただ、能力(トン数)はそのまま、という事なので、差しあたっては次回入荷する GX200 と 13GPM のポンプに載せ替えて様子をみようかなと思うところです。

計算上ですが、11GPM → 13GPM になるわけですから、18%, 約 2 割ほどスピードアップします。

シリンダボアが 4″, ロッドが 2″ だとして、13GPM の場合、

  • Extension Speed 4 inches per second
  • Retraction Speed 5.3 inches per second
  • Extend Time 6 Seconds
  • Retract Time 4.5 Seconds
  • Total Cycle Time 10.5 Seconds

となります。

それで、GC160 と 11GPM のポンプとが余る訳ですが、さらに速い小割り専用機を作ったらどうかと思います。

TMH1315 Horizontal Operation という 13t のトラクタ搭載用モデルがあるんですが、Cylinder Size 3″ x 18″ clevis type, 1.75″ rod というスペックです。
20t タイプに比べて、シリンダが細く短くなっています。
ストロークが 24″(約 60cm)から、18″(約 45cm)と短くなっているのが作業性にどう影響するかは少し気になるところではありますが。

  • Extension Speed 6 inches per second
  • Retraction Speed 9.1 inches per second
  • Extend Time 3 Seconds
  • Retract Time 2 Seconds
  • Total Cycle Time 5 Seconds

ここでいう Total Cycle Time は往って帰って 5 秒なので、片道平均は 2.5 秒です。
油圧式ですから、刃の速度は任意に調整でき、任意の場所で止められ、噛み込んでも往復式の場合、反対側に別の薪をあてがって
やれば叩いたりせずに簡単に外せますし、危ないキネティック型を使う必要は全くない速度かなと思いますが、これが遅いなら、13GMP にすると、Total Cycle Time 4.2 秒になり、片道平均は 2.1 秒, 16GPM で Total Cycle Time 3.5 秒、片道平均は 1.75 秒です。

まあ、13GPM, 16GPM にするなら、せめて作動油の容量は増やしたいところですし、エンジンのマウントのサイズも異なる事から、フレームは新たに作り直したほうが良さそうです。

TMH1315 ですが、少し値上がりしていて、$1,000 前後くらいが相場のようですが、discontinued と表示されているサイトもあるので、ちょっと確認して、早めに 1 台確保しておきたいと思います。

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4 thoughts on “小割りのスピードをさらにアップしたい

  1. こちらの機種はPTO駆動でしょうか。もし油圧駆動であれば追加一台お願いできませんでしょうか。ちょうど小割り薪用に物色していました。安価な100Vキネティックしかないかと思案していましたが、これであればドンピシャにつき球数に余裕の際は宜しくお願い致します。

  2. デフォルト以上にスピード上げてもメリットを見出だせない。たぶん怪我をする。

  3. とりあえず、残り2台だったので買っておきました。
    PTO ではありません。
    トラクタから圧油を取り出して駆動します。

  4. 基本的に間違ってない考え方だと思います。
    ただまあ、11 → 13 なので問題ないかなと。
    13 トンの方が速いのは、ストロークが短いということもあるんですが、Retraction Speed 9.1 inches per second ってのはかなり速い感じです。
    これもエンジンの回転を少し落とせば、ゆっくりになりますし、使いようかなと思います。

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