植木の移植

午前中は、春祭り, 祭典でした。

午後からは Y くんが手伝いに来てくれて 5 号と 3 人で昨日石垣を壊したんですが、その時に撤去したレッドロビンをお宮に移植しました。
植えるために植えたわけではないので、枯れないか心配です。
調べて見ました。

植え付け
レッドロビンの植え付け時期は、春頃が適期です。30cm程度間隔をあけて、ポット苗を植え付けましょう。
また、品種選びも大事です。例えば、葉っぱが小さめの三重カナメなどがあります。それぞれでかなり違いがあるので、用途に応じて選んでみましょう。

植え替え
ちなみにレッドロビンは、植え替えはほとんど不可能です。しっかり成長したレッドロビンは基本的に植え替えないでその場で育てるのが基本。このため、ある程度スペースに余裕があるところに予め植え付けておきましょう。

時期は春ですけど、植え替えはほとんど不可能とか書いてあります。
まあ、もう植え替えちゃいましたけど。

ある程度葉を落として、水をやっておきましたけど、ダメならダメで仕方ないかなと思うところです。

そうそう、Bobcat には Tree Spade っていうんですが、移植小手が 3 つ組み合わさった、それ用のアタッチメントがあるんですよ。

この動画のツッコミは結構秀逸ですけど、

Money well spent! 100K to move 3 ft tree! Bravo!

Wow, such a big tree for such a big tool.

ってことで、まあ、この 1 本ならそうですけど、こんな小さな木でも手でやると、結構重労働です。
ただ、move 3ft のツッコミにあるように、個人的に疑問なのは、例えば今回のケースのように、移植する場所が離れているとどうするのかってことです。
この木 1 本を掴んだまま Bobcat ごと目的にまで運ぶなんてのはナンセンスでしょうし、これ用の 根巻き 機があるんでしょうか。
気になります。

まあ、そんなこんなで、一応、植え替えるだけは植え替えておきました。
あとはせっかくユンボを回送してあるので、山が崩れて土砂で埋まっている箇所の掃除をしたりして、ちょうど時間になって終了です。

それはそうと、Facebook ネタなんですが、4t 車くらいの冷凍(冷蔵)コンテナ箱に薪をきれいに詰めている、そういう投稿を見ました。
多分、あれでは乾かずカビだらけになるか、腐ると思うんですが、ちょっと計算をして見ました。
以下の数字はあくまでも自分の経験則に基づくものなので、原木の状態(樹種や伐採の時期、割のサイズ、曲がり等の有無)でも、かなり変わると思うんですが、コメントしておいたことなので、こちらにも記載しておきます。
SNS なので、長々と書けないので、結構端折って書いたんですが。

まず、薪の体積や重さ等についてです。

うちは 33cm のものしか作りませんし、枠のサイズは外寸で 1,200 x 1,000 x 900mm のメッシュパレットという鉄カゴに詰めるのですが、これにきれいにクヌギ・ナラの薪を詰め込むと大体 420kg くらいになります。
枠のサイズは外寸なので、有効な内寸は、大体ですが、1,150 x 950 x 750mm といったところで、0.82m3 くらいです。
クヌギ・ナラの乾燥薪は比重が 0.8 前後ですので、隙間なく詰め込むと計算上の 650kg くらいになります。
よって、きれいに積んでも 1/3 くらいは隙間ができている、ということになるわけです。
ここでのポイントは、きれいに積んでも隙間が 1/3 くらいある、ということです。

さて、乾燥後の重量の話をしたんですが、乾燥前から比べてどの程度軽くなるのか、という話です。
乾燥機で乾燥させた時の場合で、これまた 1/3 くらい軽くなるのです。
もともと 1,000kg あったものを乾燥させると、700kg になって、体積も若干減って仕上がります。

コンテナに話を戻して、コンテナのサイズが内寸で 2 x 2 x 6m あったとします。
これに隙間なく並べたら 24m3 の薪を詰めることができます。
乾燥したものを詰めたとしたら、1m3 あたり、クヌギ・ナラなら 800kg ありますので、24 x 0.8 x 2/3 = 12t 程入ることになります。
計算が面倒くさいので、痩せないと仮定すると、もともとは 18t 程でした。
そのうちの 1/3 の 6t の水が抜けて、12t の薪になるのです。
つまり、乾燥させるためには 6t の水を抜く必要があるわけですね。

コンテナですが、幅 2m, 長さ 6m と仮定したので、床面積は 12m2 なんですが、このことはすなわち、6t = 6m3 の水を張ると 50cm の高さになる、ということです。
すごい水の量です。

以上、計算を簡易にやりましたけど、生の薪にどれほどの水が含まれているのか、イメージできたんではないかと思います。
それだけの水を抜く必要があるので、密閉したりしたら、とんでもないことになります。

薪の作り方は人それぞれでいろいろな意見があると思うんですが、自分は日当たりってのは乾燥の本質ではないと思っています。
少し考えればわかることですが、薪乾燥機ってのは、日光なんて当たりませんけど、あっという間に乾きます。
なぜ乾くのか、単純な話で、乾いた高温の空気を薪の間に循環させ続けるからです。
日当たりは、そういう環境を自然の中で醸成する一つのファクターに過ぎません。

コンテナの中でコストをかけずに薪を乾燥させるにはどうすればよいのか。
まず、空気は下から上に流す必要がありますので、一番下にパレット等を敷いて、空気を吸入することができるようにスペースを確保する必要があります。
なぜ下から上かというと、雲が上にあるように、水蒸気を含んだ空気は軽いので上に移動するからです。
乾燥する=薪の水分が水蒸気となり空気中に移動する、です。

そして、その湿った空気を捨てないと空気中の水分が飽和してしまい、乾燥が促進されません。
湿度が上がり、菌が繁殖してしまいます。
よって、コンテナの天井付近に空気を排出する必要があります。

それと、もう一点、重要なことがあるんですが、木に含まれる水には状態が二つあり、それは自由水と結合水があるということです。
結合水、というのは、簡単には抜けない水ですので、時間をかけて乾燥させる必要があるのですが、特徴として、菌の繁殖などには使われにくいという点が挙げられます。
よって、コンテナに収納する前にいかに自由水を減らしておくか、ということが重要な課題となります。
要するに割ってすぐにコンテナに入れない、ということです。
この時期、梅雨よりも前でしたら、割ったものは水捌けのよい土場なら表に転がしておいても問題なく、むしろその方が乾くと思います。

いろいろ思うことを書いたんですが、あくまでも個人的な考えで、地方性(その土地の気候風土)など、様々な要因があるので、最終的には、いろいろそれぞれが試して答えを出していくしかないことなのかなと思いますが。

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植木の移植」への2件のフィードバック

  1.  ご無沙汰しております。
     うちは一時は相当な量のレッドロビンと三重カナメを生産しておりまして(年間で一万本以上)もちろん大きくなったものを植え替えることもあったわけで、何が不可能なんだかw。移植そのものはやや難しい部類に入りますが、植木屋なら特に問題にならないレベルです。もちろん素人さんではどんな木でも既に地植えしてあるものの移植は簡単とは言えませんが。
     なおレッドロビンと三重カナメは同じ西洋ベニカナメですが、出自(NZと米国)が全く違いますので、三重カナメはレッドロビンの一品種ではありません。書かれていることは間違いです。
     今回の移植がうまく活着すると良いですね。ただ移植に伴い、よく根頭癌腫病という病気がでることがあります(教科書には一切書かれていませんが)。特に九州産の火山灰土で育てられた木の場合は既に保菌していることがあります。教科書的には癌ができると結構早く枯れるとあるのですが、レッドロビンや三重カナメは癌ができたままなぜか問題なく生育することも多いです。しかし移植により根が損傷すると一気に癌腫が増えて枯れてしまうこともあります。最初は直径数ミリの癌ですが大きくなるとみかんぐらいになります。

  2. コメントありがとうございます。
    まあ、何も考えずに、ユンボで掘って、そのまま軽トラで運んで、ユンボで掘った穴に埋けただけなんですよ。
    一応、葉は減らしましたが。
    今日雨ですから、水をやらずに済みます。
    しばらくは水をやる程度のことはしたいと思います。

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