チャイニーズ薪製造機

薪製造機ですが、現在フィンランド製のものを使っています。
現状 1 台しか薪製造機がなく、壊れると業務が止まってしまいます。
もう一台注文しようと思ったのですが、同じものは注文を一時的に受け付けていない、ということで注文できなかったのです。

それで、前回ログテーブルを輸入した際に、一緒に製造機もどうですか、といわれたのを思い出しました。
一台 $3,000 くらいだったので、ちょっとした薪割り機くらいの値段で、下手な業務用薪割り機よりも安いレベルです。

流石に今使っているものと比べるのは酷で、第一速度が圧倒的に違うのですが、それでも薪割り機に比べたら圧倒的に生産性が上がるわけです。
とりあえず、試しに輸入してみようと思っています。
が、とんでもなく遅いなぁ。。。

後、うちでは用事がないんですが、面白いのは自走式があるってことなんですよ。
自走するだけで $2,000 も高くなるんで、ものすごく微妙なんですけどね。
チャイニーズ製造機はもともとはタイヤ付きなので、牽引できるんですよ。

これ、Brave の薪割り機をフォークリフトで移動している様子ですが、フォークリフト用のヒッチレシーバを使えば簡単に移動できるんですよ。
製造機を使う人で、流石にリフトを持っていない人はいないでしょうし。

不整地でもユンボは持っているでしょうから、排土板に取り付けるヒッチレシーバーを使って牽引することはできると思うんです。
ただまあ、タイヤはワイドにしないと転けるかも。

とりあえず、見積もりをざっくりとったところ、ほぼフルオプションで大体 $4,500 くらいです。
ただし、運賃が CFR だった ので、CIF で再見積もりを依頼していますが。

ベースマシンは $3,000 ほどなんですが、オプションとして、Kohler エンジン(セルスタート), Auto-saw, Infeed conveyor , 6-way knife などをつけるとまあ、そういう値段になるんですね。

Auto-saw ってのは、油圧シリンダでチェンソーを制御する方式で、これをつけないと長い棒を使って人力で玉切りすることになります。それはそれで、ソーが切れないとか、ダイレクトにわかるんで、自動化するのが良いも言い切れないかなと思うところですが。

あと、この製造機はバーが普通の STHIL のもので、とりあえず、製造機のメーカから買っても $50 ほどです。
今の製造機はバーだけで 5 万円くらいするので、かなりランニングコストが安いです。

気になっているのは、チェンソーのオイル供給で、これが強制的に油圧で行われるのかは問題です。
まあ、ダメなら、また Ed さんにポンプを作ってもらうだけのことではあるんですが、$1,000 くらい費用がかかりますからね。
セルスタートであれば、12V の電源がとれるので、そっちで対処する方が安上がりの気はします。

決定的な問題はサイクルタイムの遅さです。
36L/min = 9.5GPM と書いてあるので、そのままだと Prince Mfg. の regenerative valve を入れて増速することはできなさそうです。
薪割り操作自体が謎なのですが、間にかますタイプのものだと、auto cycle だと、相性や設定の問題も出てくるだろうし。

これを言っては身もふたもないですが、元の値段が値段だけに、いかに安く使うか、それが最優先で、一つ $500 とかするバルブを取り付けてまでどうこうするようなものでもない気はします。

ただ、オイルクーラーは必要ないとメーカはいうんですが、まあ、つけた方がいいでしょう。
これは、オプションがないのなら、自分で改造するしかないかなと思うところです。
いずれにせよ、ここはメーカに技術的な内容を質問したら、ある程度まともな返事が返ってくるので、後から改造するにしても、闇雲に試さずに済むのはいいかなと思うところです。

製造機に関して、実際に自分で試して、価格ほどの仕事をすると判断できた場合、Hearth & Home 暖炉家(だんろや) で薪割り機に加えて取り扱いをスタートしようと思っています。

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