雨も止んで晴れたのはいいんですが、今度は暑いです。。。
おととい適当に組み立てたら、アクスルを差し込む向きを間違えていたので、それを修正して、フェンダーを取り付けたりしました。
メッシュパレットが売れたので、出荷のために梱包しました。
薪の保管ですが、いろいろ試したんですが、一番最初に使っていたメッシュパレットに最終的に落ち着きました。
何がいいのかというと、とにかく貴重な屋根の下のスペースを有効に活用できることです。
地面が舗装されている等堅牢であれば、かなり高く積めますから。
あくまでも個人的な考えですが、最初に投資できるなら、メッシュパレットの方が長い目で見るとお得だと思います。
Hearth & Home 暖炉家では、メッシュパレットも扱っています。
多分、日本国内では、屈指の安さだと思います。
正直うちより安い値段で売っているところを見たことがありません。
ただし、あくまでもうちの薪製造用に輸入したものとなり、屋外にてぞんざいな扱いをもって保管されているため、新品ではありますが、汚れの付着や軽微な錆等の発生がありえます。
(無論、輸入したてのタイミングだと、ピカピカです!コンテナ一本ご注文いただければ、ピカピカの新品をお届けいたしますし、仕様も変更できます)
メッシュパレットの工場はいくつかありますが、安いところはスパッタの付着が酷かったり、メッキの質が悪いことがあります。
うちはサンプルの取り寄せをおこなって、品質の安定しているところ(少し高い)から輸入していますので、問題は少ないと思います。
ただ、あくまでも MADE IN CHINA なので、国内の有名ブランドとは、という全品質が違います(値段も全く違うんだから、当たり前)。
薪の製造業者様で、コンテナ 1 本までは一度に投資するのは。。。という方は、ぜひご用命ください。
第 2 ヤードに移送。
ログテーブルを組み立てて、接続しました。
流石 1 年間、山に放置してあったので、すっかり錆びています。。。
フォークリフトでまとめて原木を供給でき、手前の送りローラにまでチェンで搬送できる仕組みです。
この後、予想した通りの問題が発生したのですが、まあ予想の範囲でしたので、対策は考えてあるのです。
問題というのは、チェンが 2 本だから、曲がったものなどの搬送がうまくいかないことがあるんじゃないか、ということです。
前に書いた通りなんですが、チェンは 3 本以上にしたいと思っています。
中国側に 3 本以上で作って欲しいといったんですが、無理ということなので、この部分は国内で対処する必要があります。
それで最も単純な解決策として 2 台並べてしまおうというわけです。
この時に引っかかっていたことがあって、そうなると油圧モータが 2 台になるわけです。
並列につなぐと、負荷の軽い方に油が多く送られてしまう、車で言うと駆動軸の片輪が滑ると、そちらばかりが空転して、前に進まなくなる、そういう状態になるのでデフロックに相当する機構が必要になります。(プロポーショナルフローディバイダ)
それで、直列に繋いだらどうかと思っていたんです。
そうしたところ、インフィードコンベアの油圧モータがクイックカプラで外部油圧取り出し口につなぐようになっていたのです。
単体の時は、そこに繋げばそれで済む問題なんですが、ログテーブルの送りローラにも油圧モータがあるわけで、必然的に直列につなぐしかありません。
直列に繋いだら、普通に動きました。
当たり前のことですが。
この場合、もしインフィードコンベアの油圧モータの必要とする圧油の量が送りローラの量よりも少ない場合、コンベアの方が早く回るという問題があります。
同じモータのようで、特に問題は起こりませんでした。
なので、テーブルを 2 台並べて、2 台のチェン駆動モータを使うことには問題はなさそうです。
あとは、真ん中のシャフトに丸太が当たる、油圧モータのカバーに引っかかるというのも予想通りでした。
これに関しては、こういう手裏剣みたいなものをつけて、もちあげるってのいいかなと思いました。
ただ、油圧シリンダが必要です。
HAKKI のものも手裏剣みたいなのがついていますが、これはシャフトと一緒に回転するタイプですね。
シャフト自体を強固にして、手裏剣をつけておけば、シャフトが痛む可能性を減らせると思います。
あと、手裏剣の手前に、とっきがついているともうんですが、これ、送り方向には倒れるけど、戻す方向には倒れないんだと思います。
2 本まとめて落ちそうになった時に 1 本だけ取り出すためにあるんだと思います。
それですごく気になる点があるんです。
ログテーブルの向きです。
うちの NP1 も HAKKI のものもオペレータ側にテーブルがあるでしょう?
なんででしょう?
HAKKI のものはさておき、うちのものは反対向きには設置できません。
それでですね、もし丸太が引っかかったらどうなるかというと、というとオペレータはぐるっとテーブルを迂回して送りローラーの側に回って作業しないといけないわけですよ。
逆なら、オペレータの側にローラがあるので、ローラに落ちてこないなら、手前にトビででもで手繰り寄せるなり、木回しで回して落とせば済むので、移動距離がかなり減ると思うんですよ。
また、原木を供給する作業を別の作業員が行う場合、フォークリフトの走行場所がオペレータから離れるわけで、より安全だと思うんです。
この POSCH のシステムの場合、オペレータの反対側にログテーブルがあります。
なので、手前にあるよりも安全にグラップルで原木を供給できると思うんです。
どもでいいついでにいうと、今のものは WP36 と勝手が逆なんですよね。。。
WP36 やこの POSCH のもの、HAKKI もそうなんですが、オペレータの立ち位置から見て、左から右に材を送るんです。
でも NP1 は右から左なんです。
まあ、細かなことなんですが、そういう前提でヤードをレイアウトしているもんだから、そこから考え直さないとです。
あと、6 つ割のウエッジも作ってあったので、試してみました。
WP36 は 10t なのですが、NP1 は 20t なので(4″ bore なので、実際は 15t 程度)、少々素性の悪いもの程度は問題なく破ることができました。
ただ、使っている刃物が厚く、WP36 ほどの切れ味はないように思います。
値段が一桁違いますから、比べるのは酷でしょうが、しばらく使ってみて切れ味が悪いようならば、国産化した方がいいかもしれません。
切れ味が悪いと、製品の歩留まりに影響が出ますから。
それと、処理可能径ですが、WP36 と数字の上では同じですが、送材の仕組みが異なるためか、ワンランク落ちる気がします。
処理可能径と書くと少し語弊があるんですが、電柱のように真っ直ぐで節もないものなら同じなんだと思います。
ただ、「く」の字であったり、「ト」の字であったり、広葉樹というのはそういうものなんですが、下処理が不十分、あるいは、NP1 の特性に合っていない場合、うまく送れないのです。
しばらく使い込んでみる必要はあるかと思いますが、コストはかかりますが、フレームの大型化も検討してみようと思います。
あとは、ソーダストの処理の問題ですね。
たちまちはチェンオイルが垂れ流し状態ですから、バッテリーや後ろのバルブや油圧ホースなどにソーダストがぶつかってベタベタになってしまうんじゃないかと思うのです。
集塵機を接続するとかもあるとは思うんですが、HAKKI の動画を見ていると、一箇所から排出されるようになっていて、ゴミ箱を置いておいくとそこに入るようになっています。
そういうカバーが作れないのか、検討してみようと思います。
ホースに関しては、G ネジで、シートです。
シート面の形状までは覚えてないなぁ。
まあ、国内でホースを作ると 1 本 1 万というような世界なので、予備ホースは輸入しておく方がいいでしょうね。
最初に漏れなければ、その後は、流石に 1, 2 年でダメになるということはないでしょうし。
口金や、ワンタッチの仕様について、一度確認しておこうと思います。