薪製造機 NP1 の STIHL 製バーが日本未発売っぽい問題

薪製造機 NP1 ですが 18 インチの STHIL 製のバーが標準品です。
え、なんで STHIL を使っているの、と自分の性分を知っている人は疑問に思ったかもしれませんが、まあ、色々なしがらみがあって現状そうなっています。

で、前にも

あたりにある程度書いたんですが、現状の仕様として、

画像の通り、

  • 型番 3005 008 4717
  • 長さ 18″ / 45cm
  • ピッチ .325″
  • ゲージ 1.6mm / 0.063″
  • コマ数 68

といったところで、05 マウントと呼ばれてるようですが、

STHIL 的にいうと、3005 から始まる、05 マウントのものは A074 と書いてあったんですが、これ、Oregon のバーマウント形式のようです。

Carlton: 26, GB/Archer: SW, Oregon: A074, Windsor: ST

ここで、マウントの形状とピッチを変えることは、現状はできないという前提で考えていきます。
逆に言えば、カバーに当たらないなら 20″ バーを使っても良いし、強度で問題が出ないならゲージも変更することも可能だということです。

ただ、05 マウントは MS250 のような小型のチェンソーで利用されるマウントなので、そもそも 18″ でも長い部類かなと思うところで、その関係で 1.6mm ゲージのものがないのだと思います。
逆に言えば、1.5mm や 1.3mm であれば、普通に国内で入手可能、ということになります。

将来的には、通販を禁止していて入手に制限のある国内の STHIL 代理店はお客さんの利益を損なうので、それ以外の選択肢を提示しておく必要があります。

最も楽なのが STHIL 3005 008 4717 の互換品、例えば、Oregon のような安定した品質で、かつ、取扱店が多いものでしょうか。
そのものずばりだと、

なんですが、バー単体の型番は 183PXLBA074 で、

です。
価格は $42.19 ほどで、送料が $10 くらいかかるとすると、$52 前後ということになります。

国内だと プラウ オンラインストア
さんで、ポイント等を考慮すると 9,000 円ほどで売られています。

中国の工場で買った場合、$51 + $17 = $68 なので、うちで在庫をしておけば、Oregon と大体似たような価格で出せることになりそうです。

結局、うちである程度在庫を持っておけば、解決する問題の気がしないでもないです。

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