アメリカ人というのは、とにかくデカイのが好き、太すぎる原木には、もっともっと大きな機械と巨大なパワーで対向するものだ、と思っていたのですが、重松と同じアプローチの薪屋さんを発見して驚きました。
とはいえ、やはりアメリカンサイズではあるんですが。
facebook で見かけた Wood Burn Industries 社という会社なのですが、見たこともない大きなハサミで太すぎる原木を器用に切り分けています。
原木は細く見えるものの、ベースマシンが 20t 級(.7 クラス)と思われるので、多分 φ800mm 程度はあるものと思いますから、下処理なしでは薪製造機に入らないサイズなのでしょうね。
コーンスプリッターに対して圧倒的な早さで割っています。
まあ、20 万のコーンスプリッターと比べたら失礼ってもんでしょうが。
一応、国内にも バリンチョ のような専用アタッチメントもあるし、コンクリートの小割り機を改造している人もいるのですが、コーンスプリッターに比べると価格が跳ね上がるため、小規模な事業者では導入しても元が取れる可能性はかなり低いのかなというのが正直なところです。
この辺りは、どれだけ太い原木が入ってくるのか、コーンスプリッターに対してどれほど作業性が良くなるのか、という部分でコストを弾いてみないとなんともいえないわけで、もうすぐコーンスプリッターが届くはずなので、いろいろ試して、そちらはそちらでレポートしていきたいと思います。
それから、ここの薪製造機ですが、色味的には、Multitek ぽい感じがするんですが、ウエッジが特徴的で、2 段階に割るようになっているのがわかりますが、完全に心太のように矩形のマスで押し出すため、ウエッジの高さ調整をしておらず、その為、ラム側にウエッジを痛めずにより深く押し込めるように溝が切ってあるのが確認できます。
ある程度原木の太さがある場合、こういうやり方のほうが作業性が良いのかもしれないですが、節のある場合、または、Y 字になっていたり、強く曲がっている場合、詰まってしまわないのか、少し気なります。
結局のところ、どれだけ大きな薪製造機を持ってこようと、処理できないものは出てくるわけであって、いずれかの段階では、このようにした処理をする必要が出るわけで、今の方向性で、概ね良いのではないかと思っている今日このごろです。
しかし、世界にはまだまだ知らない薪製造機や、アタッチメントがあるものですね。
今後も探求を続けたいと思います。
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ブラウザーはスレイプニル(chromeの描画エンジン)です。
こちら側はテーマ等更新してないんですよね。
もしかしたら、動画を埋め込むと調子が悪くなるのかな?
以前は動画があっても大丈夫だったのですが
最近になってこの症状が現れました、なんでだろ?