靴紐を結ぶイメージでどうだ!? — ウッドバッグの固縛法

このところ、原木の置き場がないので、ウッドバッグの移動をやっています。

ウッドバッグのメリットの一つは、ユニックで吊れることなんですが、実際問題、2 年越しのバッグはヘタっているものもあって、時々ストラップがダメになるものが出てきます。

玉掛の資格を持っている人なら、その時の講習で必ず習うことですが、つり荷の質量が同じでも、つり角度でワイヤロープにかかる張力は異なってきます。

ウッドバッグの高さ目いっぱいに薪を詰め込んだ場合、つり角度が 60° 以上、場合によっては、型くずれしていて、一部のストラップには 90° に近いケースもあり、それが破断のリスクを高めているように思います。

というわけで、目いっぱいまで入れず、今シーズンから 120cm まででやめておくようにしました。
150cm に比べて、80% の容積になりますから、当然重さも 80% になるわけで、ロープの角度も 30° 以下ですから、仮に 90° から 30° に完全されたとしたら、80% x (1.04 / 1.41) = 0.59 で、約 4 割程度、張力が弱まることになります。

それと、型崩れをしないように、最近は、単にコンベアで落とし込むのではなく、一番外側だけ環状に並べて、角がバッグを突き破ろうとしにくいように多少並べるようにしています。

以上の対策で、ウッドバッグのままでの輸送(移動)にも、かなり楽になりました。

それから、実験していた UV カットポリシート ですが、耐久性が極めて乏しく、屋外だと概ね半年以内に朽ち、事実上 3 ヶ月程度の寿命しか期待できないようです。

劣化した時に、鋭利な角などに接触した部分が風などで力を受けると、その部分から裂けてしまうので、雨よけとしての機能を果たしません。

ただ、こういう状態になったときもある程度 UV をカットしてくれているのなら、雨よけではなく、吊りストラップやバック自体を UV から守る目的で、シートを掛けることは有用ではないかと思います。

どの程度 UV をカットしているのか計測する方法を知らないと、流石に 2 重にシートをかける手間に意味があるのか、そのあたりの問題もありますし、今シーズンは夏が終わるので、この課題は来シーズンに持ち越しです。

どうでもいいことですが、最近、セブンイレブンの開けるとシャーベット状になるコーラーを売っている自動販売機にクランベリー味のペプシが売っていることに気づいて買った見たんですが、結構好きな味で、毎日デブの元チャージをしています。
飲んでも飲んでも汗ですぐに出ていくわけで、ものすごい量の砂糖を取っているんだろうから、体にはとてもよろしくないように思うのですが。。。

で、フリが長かったですが、ようやく本題です。

前々から準備を進めていた薪の出荷の際の選別とパッケージングの作業を委託する件ですが、ようやく話が進み始めて、試験操業が開始されました。

早速、関東に出荷するメッシュパレット入りを仕分けしてもらったので、引き取ってきました。

現状は 4t 車で運んでいるんですが、同じ市内とはいえ、少し距離があり、なんだかんだで半日かかって、実際問題、往復したり積み込みしたりしている時間にできてしまうので、自分でやったほうが早い(し経費もかからない)という状態なので、早めに効率的なフローを構築する必要があります。

流れとしては、施設にトレーラーでウッドバッグのまま搬入し(台切してそのまま帰る)、販売チャネルごとにお客様の要望に応じた、選別、パッケージングをして、結果の商品を倉庫代わりの台車に積み込む、ということで考えています。

この際に、ウッドバッグをどう固縛するのか、ということが問題になるわけです。

ウッドバッグには、本国で充填するときにだけ使っている黒い(弱い)ストラップがついているのですが、これは短いので、これを 4 つまとめて、輸送時、あるいは、万一ストラップが切れてでんぐり返ったときにも、口が開かないよう、中身が転がりでないように、シャックルで絞っています。

台車には、横 2 個、前後に 7 列、都合 14 個積めると思うのですが、シャックルに靴紐の容量で X 字型に輪にして エンドレスのガチャ で締め上げれば、相互に内々に引っ張り合うので、輸送時に型くずれしにくいのではないか、と思うわけです。
まあ、別にエンドレスである必要はなくて、普通のワッカタイプでも、シャックルで輪にできるのですが、エンドレスだと、仕舞うのが楽そうでいいかなと思ったりしました。

まあ、一朝一夕にはいかないと思うので、少しづつ、煮詰めていけたらと思います。

閑話休題。

産経新聞に、楽天トラベルの地図で日本海と東海とが併記されている問題 が報道されていていたんですけど、そのとき、ちょっと気になって、Yahoo! カーナビだとか、Google Maps だとかを調べてみました。

そうしたところ、Yahoo! カーナビは日本海のあたりに「島根県」と表示されるので、そこをかなりズームすると「竹島」が表示されました。
まあ、至極当然ではあるんですが、逆に「わざとらしい」感じがしました。

Google Maps に関しては、iOS が英語環境になっているので、英語表記で、ネット上の情報では、Google は日本向けには東海の表示をせず、英語環境では併記している、という指摘があったんですが、Sea of Japan 表示のみで、該当しませんでした。
当然、西海なんて表示もされません。
Mac も OS は英語環境ですが、こちらは普通に日本語表示されている、というか google.co.jp に転送されてしまうので、google.com の確認はしていません。

それはそうと、最近トレーラーを動かしていないので、バッテリーの充電なども兼ねて、少し走りました。
帰ってきたら、隣の隣のお寺さんでお施餓鬼をやっていて、田舎道の路肩に路駐の列で、車庫入れに往生しました。

半年点検の時期を超過しているので、点検をどうするか、考えないといけません。

軽整備なら、ふそうさんが引き受けてくれているのですが、コンピュータなどを使った診断が必要になったときや、専用工具が必要になったときには、UD でないと対応できないと思うんですが、あいにくと、四国は愛媛だけボルボの工場がありません。

厳密に言えば、家から無理すれば歩いていける距離の UD さんも、オオノ開発の重トレはボルボなので、整備できないわけではないと思うんですが、引き受ける気はないようだったので、とりあえず、高松の UD さんに、まずはお世話になって見ようかと思っています。

掘っ立て柱のお供にいかが — Secure Set

プチフォー小屋を作りたいと書いた わけですが、ハウスに固定したい理由は、掘っ立て柱を立てるのが結構面倒くさい、ということがあったわけです。

とくに関東ローム層ということもあって、あれはあまり良い土じゃあないので、単管を打ち込んでも、しっかりとは固定できそうにないので、台風で小屋が吹き飛んだりしたら大変だし、かと言って、モルタルを練って根巻きするのも、水もないので面倒くさくて仕方ないと思ったわけです。

で、良い方法はないかと思ったら、楽ちんな方法を発見しました。

その名も Secure Set

まあ、ご利益は動画のまんまなんでしょうが、これ、かなり微妙な値段なんですよね。

5 本セットで約 $40 ですので、現地価格でも 1 本あたり 1,000 円かかるわけです。
ちょっと高いような気もするのですが、楽という点では「あり」かなと思います。
ただ、日本に持ってくると、結構な金額になるので、ちょっと気軽には使いにくいですね。

薪棚とか、ウッドデッキでも、コストを気にしないのなら良いようにも思います。
ただまあ、コストがコストだけに、横着せずに水を運んだほうが良さそうな気がしてきました。。。

他に良い方法をご存知でしたら、是非、コメントで教えて下さい。

そういや、エコエコ棟梁が、リフト小屋を作りたいと言っていた ような。。。
その後、どうなったんでしょう?