木パレットの分解ツール

いつもお世話になっている K さんから ブログに書いてあるパレットの分解ツール を輸入して欲しい、と電話をいただきました。

Facebook の Woodworking Tips で知った、Crescent toolBULL BAR です。

たしかにクオリティが高いのですが、お値段も結構高くて、$100 近くするため、輸入すると、なんだかんだで 15,000 円くらいは、うちが利益をいただかなくても掛かる可能性があります。
まあ、Amazon.com なりが直接出してくれたらいいですが、この値段ならどのみち消費税もかかるし、価格的には大差はないでしょうから、Amazon からの荷物は時々なくなるので、後の手間を考えると、微妙なところです。

さらに以前、パレット解体ツールの DIY を紹介 したんですが、コスト対効果、という意味ではこの程度のものを国内で作ったほうがいいんではないかと思うわけです。

それで、ちょっと探してみたら、既存の材料を組み合わせてちょっとうまいこと作ったもんだと感心したのがこれ。

柄の部分は溶接してしまってもいいかなと思うんですが、通販というか、結局送ることを考えると、柄はなくても、例えば 25A くらいのパイプを使えば、それはその辺に転がってるものなので、わざわざ送る必要も買う必要もないのではないかと思うのです。

出典 MonotaRO

なので、溶接用のソケット を使って、あとは自分でパイプを用意してね、でもいいのかと思うんですが、もともとそういう目的のものではないので、強度的にどうなのか、という懸念は残りますね。

それと、ネジなので、回ると抜けるから、抜けないように固定するならボルトでもさせるようにしたらと思うのですが、テーパーだと締め付けて止まるため、平行ネジのほうがピンの位置の調整的には都合がよろしいのではと思うのですが、ネジ的に PS = Rp なので、多分、そういう意味では平行ネジなんだろうけど、25A のパイプで平行ねじを切ったものがあるのだろうか、ということだとか、それ以前に、パイプ自体は送らないので、ネジ部分にボルトを突っ込む穴を現物合わせで刳らないといけないので、自分だったら面倒くさくて嫌だと思うから、なら最初から溶接しちゃってもいいんじゃないのか、と思ったり思わなかったり、強くこだわるべきところではないような気がしてきました。

うちも薪の生産で大量に木パレットを使うわけですし、この前もらってきたパレット も、1 年とか、2 年とか先にはそれなりに痛むものが出るわけで、ボイラーの燃料にするにもバラさないといけないし、この場合、特に釘を抜く必要もないので、BULL BAR ほどのクオリティは必要ないかなと思うのです。

鍛冶屋の T さんにメールで問い合わせたら 5,000 円くらいで作れる、とおっしゃっていたので、柄の部分をどうするかは別として、お願いする方向で考えています。Pallet Buster Breaker 1 Pallets と同じくらいの値段ですしね。

アッグで出撃!クセのあるのや太い玉は皆轟沈!

今日は、車検からユニックが戻ってきているので、ユンボを回送して、溜まっていた太いものの片付けをしました。
というか、ヤードについて、作業を開始したのは 15 時を回っていたので、2 時間ほどですが、とりあえず、あるものは全部割って、暗くなるまでに整理を終えることができました。

いやぁ、アッグ、いい仕事します。

太いものをいちいち玉切りして、それを薪割り機に乗せて、というようなことを端折れるわけで、適当な太さにしたら、後は薪製造機に突っ込むだけですから、ホント、手間要らずです。

もちろん、大きな薪製造機を買えば済むんですけど、そもそも木というのは、全体が太いわけではないですし、それ以前に、あまり太いものは大きな機械を入れないと出せないので、採算が取れませんから、たまにあるちょっと太いものをどうにかする、というニーズにアッグ以上のパフォーマンスが得られるソリューションはちょっと思いつきません。

今までは、2m のものを割っていたんですが、1m, または 1.33m で割るようにしたら、噛み込みも減って、作業性が随分と良くなった気がします。

それはそうと、年が明けてから作った薪を数えてみたら、26 袋でした。
ヤバイなぁ。。。
15 時スタートみたいなやる気のないことではイカンですね。
明日はもう少し頑張ろうと思います。

あと、MonotaRO ワイパー、届いたので取り付けてみました。
ちょっとショボい雰囲気があるけど、消耗品ですしね。
値段も圧倒的に安いので。

ただ、NWB の骨は捨てないでおこうと思います。
万一の時に、ガラコワイパーに戻す可能性もあるので。

2, 3 ヶ月もすれば結果は出るかと思います。

掃除的一日

今日は掃除っぽいことをして終わってしまった一日でした。

朝一、別に薪はまだたくさんあるんですが、空いたカゴが溜まっていたので片付けを兼ねて、薪の搬入もやりました。

この間のろくに仕事にならなかった日、そう、ドライブしていたようなものだったので、色々考えながら走っていて、ロールボックスパレットに積んだ荷物の荷崩れをトラックのシートを止めるゴム紐で楽にできるのでは、というアイデアを思いついたのですが、やってみたら、思いの外しっくりきました。
張りも、フックを掛ける位置で簡単に調整できます。
薪の運搬以外にも、雑貨を納品に東京まで運ぶ際、荷崩れ防止に利用できそうです。
ほんと、いいことを思いつきました。

それともう一つ思いついたことは、焚付の方法なんですが、まあ、シガータイプならではだと思うのですが、前から焚き付けです。
ほんとうに楽で、最近はこればっか。
ふいごのようにドアから空気が吹き付けられる位置に 2, 3 本、割り箸くらいの細いものを灰に突き立ててバーナーでちょっと炙って火をつけると、あっという間に燃え上がって、着火剤要らずです。
ベスターなくても大丈夫。
まあ、ベスターを使うときも、この位置に置けばいいじゃないかと思いました。

それで、今日は、お客さんがジャンク薪(要するにミックス品)を引き取りに来られる予定だったので、計量して準備をして、それからボブキャットをお宮に持っていって、予備のタイヤに交換しました。

その後、道を掃除してほしいと頼まれていたので、掃除をしてたら昼になりました。

昼からは原木の搬出をやるつもりだったんですが、山に行くとまだ道を作っているところで、無理そうなので、諦めてヤードの掃除をすることにしました。

転がったままのウッドバッグを吊って直したり、割ったまま放置してあった薪を拾ってカゴ詰めしたり、竹やぶの竹をへし折って片付けたり、朝集めた空のカゴやお宮においてあったからのカゴも全部集めてとりあえずパレットにまとめて、それなりに片付いた感じです。

今回は多少知恵を使って、ちまちま運ばず、台車が車検から戻ってきたら、一気に運ぼうと思います。

ブレイブ 15t 横型薪割り機の予約を開始します

前に告知していたブレイブ 15t 横型薪割り機 ですが、検討した結果、199,800 円で予約を開始 しました。

このモデルは 5 周年記念セール用に限定で仕入れたため、次回の入荷はありません。

よく売れているらしい薪割り機と比較すると、こんな感じです。

  BRAVE 15 Ton PCLS1513GC PH-GLS12 PH-GS13PRO GX
価格 199,800 円(税込) 170,640 円(税込) 226,800 円(税込)
原産国 米国製 不明(記載なし) 不明(記載なし)
サイクル 8 秒 9 秒 12 秒
破砕力 15t (US) 12t 13t
シリンダ 3.5″ x 18″ trunnion mount, 1.5″ rod 不明(記載なし) 不明(記載なし)
エンジン ホンダ GC160 ヤマハ MZ200 ホンダ GX160
作動油量 8.5L 5.2L 9L

日本専売モデルで、米国にはないので、単純には比較できませんが、ほぼ同じ能力で、縦横が変形するモデルが VH-1500 というようなのですが、こちらは定価だと 473,040 円(税込)するようです。
エンジンも微妙に違うし、縦横にもなりませんが。
値段だけを単純比較すると、BRAVE 15 Ton PCLS1513GC は約 6 割引、ということになります。

現在の入荷スケジュールですが、3 月 6 日頃神戸港にコンテナが届く予定です。
よって、2 月末〜3 月初頭に納期が確定し、予約した方は、その時点で決済をしたからから順番に引き渡し権を得ます。
その時点で決済をしなかった場合には、自動的にキャンセルとなりますが、キャンセル料は一切かかりませんので、検討中の方は早めのタイミングで決断して、予約をお願い致します。
くどいですが、この薪割り機は限定入荷のため、次回入荷はありません。

それと、組み立て会のご案内です。

Brave 20t 往復式 薪割り機 PCLS2013GC のお客さんのご好意で、3 月 24 日(土曜日)に兵庫県姫路市近郊において、薪割り機の組み立て会を行うことになりました。

Hearth & Home 暖炉家 では、組み立て済をお届けすることによるデメリット、

  • 組み立てることにより薪割り機のサイズが大きくなり、再梱包が必要、運賃も増大
  • 組み立てて試運転しても、オイル等を抜かないと発送できない
  • 組み立てには人件費がかかる
  • 自分で組み立てないので、はじめての人は構造(仕組み)の理解が進まない可能性がある

を回避するため、米国から輸入されたままの状態で引き渡しを行っています。
ただ、はじめての方は不安があるかと思います。

そのため、おまかせ便 による配達(この時に組立や使い方の説明を行います)であるとか、組み立て会を行っています。
組み立て会では、ユーザさんが一緒に組立作業を行うことで、相互の親睦も図れるかと思います。

また、希望者が複数の場合には、関東エリアでも組み立て会を開催したいと思います。
(予定地:茨城県牛久市 牛久阿見 IC そば)

New generation Scania

Griffin Magazine より引用ですが、大川運輸 さんの、新型スカニアだそうです。

擬装してあるので、細部がよくわかりませんが、一番に気になっているのは、S シリーズか、R シリーズか、ということです。
動画を見る範囲では、台車よりも、ヘッドの天井が低く、すなわち、全高で 3,700mm 程度と推定されること、また、グリルの形状からして、S シリーズではないと思います。
V8 でもないようですし。

かなりどうでもいい部分でしょうが、ミラーが欧州仕様っぽいんですが、通常の量販社も、このミラーで行くんでしょうか、気になります。

R シリーズは、うちの VOLOVO とかと同じで、床がフルフラットではありません。
大体 15〜20cm 弱の段差がセンタートンネル部に存在するはずです。

これに対して、新型から追加された S シリーズは、キャブを 100mm 程度嵩上げして、床がフルフラットになったわけで、これは最近のヨーロッパのトレンドだと思います。
ただ、日本の 3,800mm に対して、ヨーロッパは 4,000mm なので、国内の規制に引っかかってしまう可能性があります。

とはいえ、ハイキューブ(HQ)コンテナは、クンロクとも呼ばれるわけですが、9’6″ あって、従前のものにくられべて 1′ 背高なんで、当然、3,800mm には収まりませんから、ヘッドのみ収めてどうするのか、という気はしなくもないし、そもそも論として、原則として、ヘッド込みで通行許可を取り運行するので、なら、ヘッドも 3,800mm に収めてどうするのかというか、国際基準に合わせて、4,200mm くらいに緩和したらどうかと思うんですが、まあ、この辺でもう 40cm 高くなったら、キャブの天井は枝であっという間に傷だらけになりそうではあります。

しっかり仕事をして、死ぬまでには乗れるように頑張りたいと思いますが、今日は、一日ごろごろしていただけなので、明日から本気を出そうと思います。

本日の散財!!! — 瑞穂の 1.5m3 BOX

前から欲しかった 瑞穂の 1.5m3 BOX ですが、思い切って買うことにしました。

このボックスの優秀なところは、何と言っても、空になった時にかさばらずに仕舞っておける、ということでしょうか。

木くずを運ぶのに使おうと思いますが、割った薪をコンテナで乾かす際も、ベルコンでこの中に落とし込み、蓋をして、そこに乾燥空気を強制的に循環させるダクトを取り付けることで、底部の水抜き穴から乾いた空気を吸い込み、上方から湿った空気を抜く事ができ、効率的に乾燥できるのではと思ったりもしています。

思った金額ズバリそのものだったのと、営業さんと話していると工場がよく知った、東京都の往復で走行するルート上(三木の志染)にあるため、許可をってあるので、引取もトレーラでいけ、運賃もかからず、おまけに、トレードマークのピーコック色で塗ってくれるというのも決定打です。

あと、幅 2m なのですが、これは、紙コップのように底が絞ってあるので、うちのユニックでも難なく積めるんです。
うちのは荷台の内寸(幅)が 1,990mm くらいで、2m だとアオリが閉まらないわけです。

これで薪の生産のさらなる効率化が図れるといいなと思います。

3 月に神戸港に行った時に、引き取りたいと思いますが、それまでには作れるそうなので、楽しみです。

しっかり稼いで、W 脱着つむ蔵 が買えるように頑張りたいと思います。