まぐろレストランが改装中 なのは書いたとおりなわけですが、トイレが仮設になっていて、めちゃくちゃ変なトイレだったんです。
全く臭わないわけではないのですが、いわゆるボットンとは違い、水洗で常時水が流れているのです。
ウォータスと書いてあったので、早速調べてみました。
ウォータスとは?
便器の中を常に水が流れる「循環リサイクル方式」を採用。上下水道が無く、排水できない場所でも設置が可能な水洗トイレです。水を外部に一切放出しないので、周辺環境を保全します。
通常の汲み取り式トイレに比べて、およそ5~10分の1という汲み取り回数で済みます。
排泄物をバクテリアにより分解させて、その水が洗浄水として循環します。衛生的で限りなく無臭に近いトイレ空間を実現しています。また、移動が容易なので災害時などに活躍します。
ウォータスの多くは土木工事現場で使用されています。また公園や駐車場など、排水が困難な場所にも設置されています。最近では登山道の入口や山小屋、畑や農場など、
いままでトイレが設置困難だった場所に広く導入されています
今年の正月巫女さんのお手伝いをお願いしたところ、「トイレが汲み取りでは。。。」という問題がありました。
水洗・簡易水洗にすればいいのでしょうが、莫大なコストが掛かってしまいます。
ウォータスはシンプルを極めていて、仮設トイレ風のものは 1 ユニット 120 万(定価)で、一つ一つが独立しているため、一つで足りなければ、もう一つ、というふうに増やしていけます。
ただ、見た目が現場のトイレそのものではありますが、木製のものも製品にはあるので、トイレユニットだけを購入し、建屋は別に建てれば、仮設っぽさはなくなるし、スペースも広く取ることは容易だと思います。
理想としては、男性 1, 女性 1, 多目的 1 で入り口を分ける、というところまでできたら最高です。
施工事例ではそういうやって作られたトイレが紹介されています。
下水道はなく、放流先もないので、水洗化は不可能に近いかと思っていたんですが、商業施設というものは、広い駐車場や清潔なトイレがあってはじめて土俵に上がれるわけで、神社でも駐車場やトイレはとても重要だと前々から感じています。
亡父は、和式トイレを一つ洋式に改装したりと、心を砕いしていたので、お参りの人に気持ちよく使ってもらえるトイレをなんとか導入したいと思います。
岐阜の業者さんなので、一度見学に行きたいと思います。