新しい 1 年のスタートです

令和 4 年、始まりました。

神社ですが、地方の小さなお宮ので、ボチボチといったところです。
去年よりもお参りは少ない感じでだったでしょうか。
戻ったら、へとへとで、21 時過ぎまで寝てしまいました。
都市部だと、ひっきりなしでもっと大変なのでしょうが。

それで、新年早々、相変わらずですが、製造機の生産性向上について考えています。

とりあえず、チェンソー部分の問題は棚上げというか、バーオイルの供給の安定は、蓄圧式で当面凌ぎ、その後は、油圧ポンプで強制圧入に変更することでほぼ確実に解決するとは思います。
また、目立てについても、ソーチェンを 21BPX に変更すること、目立てロボットを導入 すること、この 2 点でどの程度良くなるかは分かりませんが、何かしらの変化はあると思っています。

そうなると、次の課題はというと、原木供給の機械化ということになるわけです。

これ位については、既製品を購入することは、機能的に満足いくものが見当たらないこと、価格も高いことから自分で作った方がいいんじゃないのか、という風になんとなく思うわけですが、問題はどうやって、ということです。

色々考えたところ、案として 3 つのパターンを思いついています。

  • チェン方式
  • ステップフィーダー方式
  • スライドデッキ(ウォーキングフロア)方式

まあ、チェンについては、一番よく見る方式です。
自分で作る場合、各チェンの間隔であるとか、本数であるとかは自由にできます。
なので、短いものに対応させることも容易かなとは思います。
おそらく、これが無難。

ステップフィーダーというのはこういうのです。

これの利点ですが、自分にとって作るのが簡単、ということに尽きます。
シリンダを伸ばして縮めるだけなので、auto cycle valve を使うだけでワンサイクルを自動で行わせることができます。
シリンダ 2 本は proportional flow divider を使って実現できます。
油圧減ですが、製造機のウエッジを上下させるコントロールバルブがおそらく closed center ではないかと思いますので、そこに割り込ませればいいのではないかと思います。

あるいは、reciprocating valve で自動動作させて、油圧元は 12V のダンプ用のものあたりでも、ずっと動作させるわけではないので間に合うのではと思ったりもします。
この場合、製造機自体を触る必要がありません。(買い替えてもそのまま使えます)

ウォーキングフロアとはこいうものです。

それはそうと、シートの巻き取り機、気になります。
40ft コンテナのシート、交換時期なんですよね。

Falling from 3 meters in the air may not be a heavy concern for the average person, but for bulk wood chip trailer drivers, this concern is faced on a daily basis. Bulk wood chip or fibre hauling drivers encounter many obstacles, one of the largest being the constant fear of injury. The current manual tarping practices for the chip trailers is alarmingly unsafe; drivers encounter an overwhelming number of injuries on the job including shoulder injuries, slip and fall risks and muscle fatigue, putting drivers out of work at no small cost.

Many different tarping systems have been designed as solutions to these safety concerns; the struggle is finding an automated tarping system that can withstand the many challenges the forestry industry is up against.

まあ、こういうことです。

それでですね、今まではずっと困っていたのは、こういう巻き取りや、シートがけのためのユニットを装着すると、コンテナの幅よりも出っ張る可能性が出てくるということです。

ですが、制限外積載の緩和が発表されました。

2021/11/19 3:00
 警察庁は、自動車の積載制限を緩和し、幅及び長さをそれぞれ車両の1・2倍まではみ出すことについて認める方針を固めた。道路交通法の関係政令改正として2022年5月13日に施行予定。車幅に関しては積載量10㌧クラスの大型トラック(2・5㍍)では左右の合計50㌢のはみ出しまで制限外積載許可が不要になる。住宅関係団体の要望を踏まえた措置。緩和に当たって走行実験が行われているものの、公道走行での安全確保が懸念される。(田中信也)

例えば、上の動画で言えば、シートの端部に設置されているパイプ的なものの太さ + α, 多めに見積もって左右で 10cm 程度の突出の可能性があり、今までだと申請しないと走行できませんでした。
今年の 5 月から、50cm までのはみ出しは申請が不要になる見込みのようです。
なので、シートがはみ出していても、申請せずに走行できるようになるのであれば、シート巻き取り装置を取り付けたいなと思うところです。

ただ、巻き取りですが、くるくる巻くタイプってはそれなりに問題があって、寒い時ってシートが凍っていたりするので、丸めるとシート自体が割れたりしないか、という心配もあります。
また、表と裏が接するため、表の汚れや雨などの水分が裏, 荷室側のに付着してしまいます。
さらに、落ち葉であるとか、積雪であるとかは、除去しないと巻き取れません。
そういう意味では、アームで持ち上げて落とす式の場合、上述の問題は、かなり軽減されるでしょうね。

その反面、油圧シリンダ等、シート持ち上げ機構分、上部開口面積が減りますし、重量も増加します。
当然、コストも嵩みます。
また、風が強い時は、シートを持ち上げる際に煽られるリスクがありますね。

こういうハウス用の巻き取り機を使えば、地上からシートを巻き取ることができ、この程度がはみ出しても、今後は申請不要なら、いくらもしないので、こういうのを試してみたらと思ったりします。
いずれにせよ、5 月以降にどう改正されるのか、それを見極めてからになるかなと思うところです。

ちょっと脱線してしまいました。

もとにもどって、ウォーキングフロアは、チップを破砕機に定量供給したり、クロスフィーダーの改良にも使える技術であると思うのですが、いくつかの課題があります。

まず、必要な部品を見つけられていません。
reciprocating valve と、3 つに分けることのできる proportional flow divider です。
まあ、ネットの部品屋さんで見つけられていないだけなので、あるとは思いますが。

そんな具合で方向性もまだちょっと定まりませんが、今年のうちにはなんとかしたいなと思います。
あと、トロンメル 2 号機も。

その前に、乾燥機の安定稼働と、バックオーダー分の納品ですね。

新年は 1, 2, 3 日はお正月、4 日は仕事始め祭とお日待ち、5 日薪仕事再開、6 日神社祭日、10 日どんどやきとお日待ち、16 日神社祭日、22 日屋祓い、26 日神社祭日、といった予定です、今のところ。

ボチボチ頑張ります。

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