原木の入荷と薪の販売の再開

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秋になり伐採が始まり、作業道をつけるために伐採されたのものの入荷が始まりました。
分別されていないので、細いものも混じっています。

まあ、こちらで分けるしかないのですが、コーヒー缶くらいの太さのものもありますから、プロセッサに掛けると細くなりすぎるため、少ないくない量は Balfor のエンジン丸のこで処理しないといけないです。
エンジン丸鋸のほうが速いんですが、人力で運ばないといけないのでちょっとかったるいです。

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この量で 6t だそうで、12 カゴくらい作れることになります。
ただ、今回は歩留まりが悪そうなので、10 カゴ作れればいいほうかもしれません。

原木の値段が値上がりしてしまったので、価格は値上げせざるを得ません。

今年の薪の販売価格は、1kg あたり 25 円にしたいと思います。(生木)
雨ざらしの 1 年乾燥は 1kg あたり 40 円としたいと思います。
2 年物はまだ在庫がありません。
薪の配達は、メッシュパレット 2 パレット以上で、最大 6 パレットまで一度に運べます。
運賃は、都度見積もりですが、当方が雑貨の通関等で関東に出向く場合、行きは基本的に空荷なので、タイミングが合えば、格安で納品できますので、早めにご相談ください。

玉前神社 参拝

21 日には、玉前神社 に参拝しました。

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あいにく 工事中 でした。

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横から見たお姿。

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本殿。

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境内では、フラダンスの奉納がありました。
福島県のいわき市の JK の皆さんです。
いわれてみれば、おばちゃんも、おばあちゃんも、昔は JK だったわけで、嘘ではないのですが、この演目の立て看板、なんという名前でしょうか、どう見ても高校生には見えないので、間違えているのかと思いましたが、これが終わったらちゃんと捲られていましたので、正しい表示のようでした。

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変わった授与品に、厄落とし絵馬がありました。
厚紙でできているのですが、「厄」の字が抜け落ちる仕掛けです。
面白いなと思いましたが、厚紙なのがマイナスポイントですね。。。

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他にも波乗り守りなど、土地柄を反映したお守りが授与されていました。

境内はコンパクトで、その分、それなりに整備が行き届いた感じがしましたが、駐車場側の擁壁がコンクリートでその上に中途半端に薄い板石を貼り付けてあるのは残念でした。

古い間知石は捨てずにとってあるので、今の造営で積めば往時のお姿に戻るのではと思いました。

昔はタンガロイもダイヤもなく、クレーンもトラックもない中、間知石を積んだわけで、当時の職人さんの魂のこもった手仕事で切りだされた石です。

今の職人さんの仕事に魂がこもってないとも思いませんが、石積みの一つ一つにどれだけ丹精したのか、手間や労力が全く違うわけで、それが素人にも伝わる神社や仏閣の威容の本質であり、根源の一つであろうと思います。

また、時を経た石も、時間というのはお金では買えないものであり、長い年月で多くの参拝者を見守りって来たわけですから、更に価値の高いものです。

麗しく竣工すればと思います。

共同購入薪割り機、いよいよ通関です

出典 http://www.braveproducts.com

出典 http://www.braveproducts.com

ずいぶん長くかかりましたが、薪割り機 BRAVE 20 Ton Dual Split PCLS2013GC の共同購入ですが、いよいよ通関となりました。

今回は残念ながら、検査になってしまいましたが、輸入者(=Hearth & Home)は、まだまだ信用がないので仕方ありません。

関係各位には今しがたメールをしたのですが、結論を書けば、今回の総額は、本体 1,042,392 円、輸入経費(含む消費税) 295,496 円、都合 1,337,888 円でした。よって、一台あたりの単価は、222,981円です。

非常に似通っているホンダウォークのエンジン薪割り機 PH-GS20 は、定価で 480,000(税抜)、オンラインストアでは、270,000円 (消費税込:291,600円) というプライスタグですから、68,619 円ほどブレイブのほうがお安くなりました。

今回は、輸入代行ではなく、あくまでも共同購入なので、利益は一円も載せていません。
そういう意味では、純粋な原価です。

もっとうまく輸入することも、経営規模の大きな会社や組織なら可能なのでしょうが、ただ、個人レベルでも、数台まとめて輸入することでこれくらいの価格で米国から持ってこられる程度の薪割り機が、既存の流通もに乗るだけでびっくりするような価格になってしまう、そういう事実は明らかにできたのではないかと思います。

もっとも、アフターサービスもありませんし、ホンダウォークの場合、国内配送料も含んでいます(ユニックのチャーターは含まない、別途 +35,000 円)ですので、単純比較はできませんが、選択肢として存在しなかった、こういう薪割り機などの個人輸入がカジュアルに可能になった、その意味は小さくないと勝手に思っています。

今回、縁あって、一緒に薪割り機をゲットした人たちと、この一風変わった薪割り機の使いこなし、メンテナンス等を含めて、情報を共有・蓄積していきたいと思います。

もし、需要があるようでしたら、今後、継続してこの薪割り機の輸入代行を継続していこうと思います。
ただ、次回は自分が輸入するわけではなく、ついでではないので、通常の代行案件と同じく 10% の手数料はお願いする形となるかとは思いますが、それでも 250,000 円程度には、収まるとは思います。

会津散策の記憶

福島といえば、塔のへつり。
いや、西村京太郎サスペンスで見て気になったので、行ってみました。

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塔のへつりの売店では、謎の生物「ピッカル」に出会いました。
残念ながら「ドラ太」は売り切れ。
危うく買いかけましたが、買ってどうするの冷静に考えてしまった自分が悲しい感じです。

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その後、伊佐須美神社に参拝、ビジネスホテルよりも安い温泉宿、伊東園グループの「東山パークホテル新風月」に泊まりました。

特に何をする計画もなかったんですが、温泉街から降りたところに、武家屋敷 があり、立ち寄ってみました。

会津地方って、不思議な事に「瓦屋根」の家が全く無いんです。
殆どの建物が板金なんですが、貧乏くさいトタン屋根ではなくて、鬼瓦風の役物があるので、明らかに金がないから板金というわけではないようです。
新建材のコロニアルだとか、アスファルトシングルとか、そういう屋根もありません。
信号機が縦型になっているので、おそらく冬は相当雪がつもり、そして、その雪が重たい、また、室内の熱で雪が溶けたものが板金以外の屋根では対処ができないか、難しいのかもしれませんね。
そんな中、見事な瓦屋根のお屋敷でありました。

QR コードでスマホで音声ガイドが聞ける仕組みが用意されていて、とてもわかり易かったです。
これは、コストがほとんどかからないので、神社でも取り入れたいと思いました。

このお屋敷は、西郷頼母という家老の方お屋敷だそうです。

戊辰戦争、白虎隊のことなどは、殆ど知らないのですが、このお屋敷の一角に、この家老の方の妻子が自刃したという場所があり、人が大切にすべきものは何か、生きること(死ぬこと)はどのようなことか、考えずにはいられませんでした。

武家屋敷の後は、会津城を見学しました。

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ちょっと、外から見ただけで、ものすごく違和感があったのですが、やはり、鉄筋コンクリート製のお城でした。
本物のお城は、戦争の後、取り壊されてしまったようです。
これだけの規模のお城になると、なかなか木造で再建するのは困難なのでしょう。

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どういうお話かも知らないのですが、八重の桜の八重さんの肖像がありました。
どうみても、綾瀬はるかさんには見えません。
渡辺えりさん、凄くはまり役だと思うんですが、どうでしょうか?

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お昼は、売出し中の B 級ご当地グルメ、牛乳ラーメンをいただきました。
ゲテモノを予想しましたが、以外にもマイルドでなかなか行けました。
まあ、次頼むか、といわれると微妙ではありましたが。

武家屋敷と会津城でかなり時間を使いましたので、本当は、都都古別神社や石都々古和気神社を参拝したいところですが、夕方になってしまうので、前回行かなかったあぶくま洞に目的地を変更しました。

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まあ、こればっかりは写真で見ても全く伝わらないと思うので、やはり、行くしかないかと思います。

後から、石都々古和気神社なんかの前を通って帰ったんですが、人がだいぶでていて、お祭りのようでした。
結論からいえば、間に合ったように思いますが、次回、時間を作って、ゆっくりお参りしたいと思いました。

チムニーの現場を見学しました

ちょうど「春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)」でお馴染みの かわはら薪ストーブ本舗 さんが、シングル煙突から高木煙突へのリプレイス工事をしていたので、現場の見学をさせていただきました。

煙突の取り付け方には色いろあるわけですが、自分の場合、壁だし、瓦屋根のフラッシング納め、この 2 パターンしか経験があるいのですが、チムニー(ハリボテの煙突)の場合の経験はありませんでした。

雑貨屋 Hearth & Home 暖炉家 では、カナダ製のエクセル煙突の輸入代行を行っているのですが、この煙突の特徴としては、メリットとして、比較的安価(とはいえ、北米では非常に高い煙突)で、安全性が高いという点があげられるのですが、デメリットも当然あって、国産の高木煙突と比べて、仕上がりが雑、まあ、もうちょっと上品に表現してもラフである点、ビス止めで固定する点、これら 2 点は施工性の悪さにつながりますし、断熱材が密閉されていないため、雨水等が進入するリスクがある点、ブラック塗装がない(どの道、剥げてくるという考え方)のでステンレス素地でピカピカしている点などです。

少し前にエクセル煙突に関して何がゴソゴソやっているとブログに書いたのですが、実は、チムニー用の部材の開発を行っていたのです。

20141211_162950カナダや北米の場合、ハリボテのチムニーを作ること自体がないのか、石、あるいはレンガ用のトップは用意されているのですが、いわゆる、「角トップ」に相当する部材はエクセル煙突の製造元である ICC 社では用意がないようです。

ちょっと写真を送ってもらったのですが、日本のものとは全く形が違い、台形になっていて、上が開いています。
雨仕舞的にも、結局、カラーを巻きつけるやり方なので、場合によっては、多少水が入る可能性があります。
気候や風土が全く違うので、そういう部分については、やはりカスタマイズするなりは必要になると思います。

うちの場合、レインキャップ納めの場合は、ウインドシールド(風よけ板)を必ず付けてもらっているのですが、自分はウインドシールドなしで大丈夫、ということで使っているのですが、ストーブを取り付ける以前、台風で室内に水滴が落ちてきていて、また、実際にストーブの煙突接続部分に水の影響だと思うのですが、薄っすらとサビが生じているので、煙突の結露の可能性もありますが、雨水の侵入の可能性が否定しきれません。
愛媛のように、台風の影響が軽微な地域でそうなので、風の強い土地柄だと、ウインドシールド(風よけ板)を付けておいたほうが良いのではという判断です。

メトスの角トップが非常に優れている、ということで、かわはらさんのブログで紹介されていたのですが、どういう構造なのか、今ひとつ理解しきれていなくて、たまたま上京したタイミングで工事をされていたので、無理を言って見学をさせていただいたわけです。

チムニー+角トップで収めると、フラッシングに比べると手間がかなりかかるので工事のコストが跳ね上がります。

現実問題、エクセル煙突のコストは 1m あたり 2 万円程度で、屋根の上に突出させている部分が仮に 2m あって、それが 10 年後に雨水の侵入でダメになって交換するとしても、材料代が 4 万円、自分でできる屋根らそれで済みますし、そうでない屋根でも、工賃は 5 万もあればできると思うので、10 万程度、日本の家屋の平均寿命は 30 年以下なので、2 回更新すると 8〜20 万円ということになります。必要になるかどうかわからないに先行投資するにはちょっと大きな金額差があります。

無論、チムニーのメリットは他にもあるので、単純な比較はできませんが、高価な角トップの資材価格を抑えることができたら、また、現状はそもそもエクセル用の角トップがないので、選択肢にないわけですから、ないものは検討することもできません。

今回の工事で、実際の現場の様子を知ることができたので、施工性の良いエクセル用の角トップを考えてみたいと思います。

小御門神社 参拝

千葉県・成田市の 小御門神社 に参拝しました。
建武中興十五社 の一社です。

Wikipedia によると、

後醍醐天皇の側近の藤原師賢を祀る。師賢は元弘元年(1331年)、後醍醐天皇の身代わりに比叡山で討幕の挙兵したが(元弘の変)捕えられ、元弘2年に下総国に流されて、その3か月後に32歳で歿した。

ということです。

小ぢんまりとした境内に、小ぢんまりとお鎮まりです。
自然が豊かすぎるのか、大量に蚊に刺されてかゆいなんてもんじゃなかったです。

神職さんが居らっしゃらなかったんで、しばらく境内を掃除して様子を見ていたら、別のお参りの人に関係者と勘違いされて話しかけられたのですが、その方も、神職さんに会えずにいて、いろいろと立ち話をしたのですが、神社仏閣史跡巡りをされているようで、お母さんを連れて観光をしているようで、孝行息子さんでしたね。

社務所の電話番号を調べて連絡を取ってみると、戻らないということだったので、今日出直してきました。

昨日は気づかなかったのですが、宝物殿しょうかね、校倉造り風の建物がありました。
校倉造りは、隣り合う壁が半分づつずれて積みますが、これは、すべての段が同じ高さになっているので、厳密には校倉造りではないのですが、小さいながら、とても趣深い建物でありました。

どうでもいいですが、ヤブ蚊がすごかったです。
昨日刺されまくったので、今日は虫除けスプレーをしたんですが、それでも刺されまくってしまいました。
お参りするなら、冬がいいでしょう。