Oregon PowerSharp 様様です。

予報通り、雪が降って、寒いなんてもんじゃありません。
小ぶりになったタイミングを見計らって山に行きました。

この前持ってきてくれた原木は、雨の後、山から引きずりだしたそうで、泥が結構付いちゃってるんですよね。
普通にチェンソーでやっているとあっという間に切れなくなっていきます。

薪製造機は、STIHL の超硬カーバイドチップの Rapid Duro で対策をしています。

新ダイワの 1036S は、もともと 25 だったのですが、91 化して、Oregon の PowerSharp を使っています。

写真のようにバーの先に穴がふたつ空いているんですが、そこにピンを差し込んで、バーマウントシャープナーと呼ばれる砥石が取り付けられる研磨アタッチメントを取り付け、チェンを回しながら 5 秒ほど、シャープナーの黒い部分を地面等に押し当てると研磨されるという仕組みです。

カッターの形状が独特で、デプスも同時に研磨して調整している様子が見て取れると思います。

この PowerSharp ですが、Hearth & Home 暖炉家 でも取り扱っています。
国産チェンソーで多い 91 チェンを使うタイプに対応しています。
STIHL 社のチェンソーに対応したモデルもご用意していますので、土が付いたようなものを多量に切る必要があり、目立てが追いつかないようなシーンでは、とても便利だと思います。
土木・造園業の方には、最適と思いますので、ぜひお試しください。

で、切れるか、というと切れます。
よく切れるか、というと、最初はよく切れますが、次からはそこそこ切れます。

チェンがどれくらい使えるのか、というと、かれこれ 3 年くらい使っていますが、だいたい 5 回くらいは目立てができる、という感じです。

目立てのコツとしては、まっすぐに目立てをしないと、つまり、バーの先端を地面などにまっすぐに突き当てないと、斜めに切れるようになるのと、ガッツリ刃がダメに成って目立てをするよりも、そこそこのタイミングで、そこそこ目立てしたほうがチェンの寿命が長くなる気はします。

当たり前ですが、石や針金などが木に埋まっていて、それを切ったら一発でお陀仏なのは、普通のソーチェンと同じです。

雪がちらつく中、曲がりが強い部分で切り詰めたり、枝などの出っ張った部分をそぎ落としました。

太くて薪製造機に引っかかったり詰まったりして処理できなさそうなものは、アッグ的薪割機で粉砕して、残りの原木の下処理を完了しました。

アッグ的薪割機はパカパカ割れて楽しいのですが、最近気づいたことは、φ320mm くらいまでのもので、割れにくそうなものは、割らないで、クラックを入れるだけのほうが後が楽、ということです。

というのは、たとえば、二つ割りにすれば、薪製造機の占有時間が倍になります。
四つ割りすれば、4 倍になるのです。

なので、詰まらないギリギリまでは割らないで済ませたほうが、作業時間が短くなるのではないか、と思いました。

ただ、そうすると、ほんの少しの曲がりでも引っかかったりするし、もしかしたら、節などで噛みこむかもしれません。

当面は作業性と、機械の限界とのバランスを見極めたいと思います。

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