日立 ZX35U 用のクイックヒッチ

古くなって修理が増えてきた ViO30 の代わりに日立の ZX35U を導入しようと思うのですが、クイックヒッチがないため、作成することにしました。

前回、氏子さんに頼まれたものは、きっちりのサイズで作ったので、取り付けの際かなりきっちりと位置合わせをしないといけなかったのですが、ヤンマーの純正クイックヒッチは結構サイズが緩いので、サイズを測ってみました。
ViO30 のアーム幅は 140mm なのですが、ヒッチの先端は 120mm と -20mm サイズが違います。
それだけではなく、先端部分も少しカットしてありますね。
さらにピンを掴む形状にも工夫が見られます。

アタッチメント類は ViO30 と共用するので、次のような仕様にしてみました。

  • ベースマシン側 アーム幅 145mm, ピン径 40mm, CTC 190mm
  • クックヒッチ側 アーム幅 125mm, ピン径 35 — 40mm (主に 38mm), CTC 190mm

簡単に掴めないようだと、コストをかけて油圧化したり、ローテーターがついているものを作成しても意味がないので、まずは基本的な性能を磨いてから、次のステップに進もうと思います。

そんなこんなで、クイックヒッチの打ち合わせが終わったら、配達に出発です。
まず、広島に NCγ(ねこちょっぷがんま) を届けます。
結構いい草刈機だと思うんですけどね。。。鳴かず飛ばずです。

その後、長野に向かいますが、今日は岐阜で一泊の予定です。

久しぶりの山岡家です。
毎度安定の塩豚骨です。
しかし、店員さん募集の給料の額が 1,500 円を超えていますね。

明日は、オガサワラ林業さんを訪問します。
楽しみです。

予想通りのトラブル発生

ボックスウェッジ薪割り機 NP3 ですが、お客さんから壊れたと連絡がありました。
割れずに残ったものを引き戻すバー(?)の部分が破断しています。
まあ、これはある意味設計通りなんですが。。。

それでどうやって直すのか聞かれたんですが、溶接して直せばいいんですが、この時注意しないといけないのは、補強をしてはいけないということなんです。
なぜかというと、ここはこのように壊れるように作ってあるから、です。

もし、補強をすると、補強により相対的にここよりも強度が低くなった箇所が壊れてしまいます。
最も壊れて困ることのない、簡単に修理ができる場所を壊れるように作ってあるので、ここが壊れるのは 正常 なのです。

自分もここはやったんですが、破断したものを溶接したり、曲がったものをガスで炙って戻したり、道具がないとできません。
皆、道具があるとは限らないので、この箇所については、設計の変更が必要です。

ただ、Wolfe Ridge のようなウエッジの形状なら、引き戻し部の強度を上げれば、こういうトラブルは起こらない(ほぼなくすことが可能)と思うのですが、NP3 のウエッジ形状の場合、構造上引っ掛かりをなくすことは不可能ですから、強度を上げて解決することは、これまた不可能だと思うのです。
NP3 のボックスウエッジは、高さ調整可能ですし、極めて詰まりにくく、詰まったとして除去作業が容易、ウエッジも通常の 4, 6 way に交換可能になるようにデザインしているので、これを Wolfe Ridge のようなハーモニカ型にするメリットは皆無に等しく、というか、根本的な設計なので、改修するとかそういうレベルの話でないので、現状、破損を許容して、パイプ部を交換式にすることで、事故時のコストを圧縮する方向で行こうと思います。
間に合えば、現在生産中の第 3 世代機から改良したいと思います。

配達は無事に終わったんですが、ちょっと話し込んでしまい、神鍋まで移動できそうにありません。
というわけで、天理です。
天理といえば、まるかつです。
道の駅のレストランの割には、遅くまで営業していて、助かります。

明日は神鍋に NP3 の納品に行きたいと思います。
ボチボチ頑張ります。

NP3 ですが、現在完売しています。
追加で生産を始めていて、予約を受け付けています。

予約(支払い完了が必要)の場合、5 月中で 10% off, 6 月中で 5% off のセール価格となります。

配達に出発

薪と薪割り機、チッパーを積んで 配達に出発です。

久しぶりのラーショです。
車が大きいので、どこでも止まれない。。。
あまり選択肢がありません。
ここ、営業終了が早いので、滅多に寄れません。
駐車場は見ての通り広くていいんですが。

今日は、東浦で泊まります。

それと、ここに書いたか忘れましたが、チェンソーダスト等を保管するのに使っているトン袋の在庫がなくなりそうなので、作ることにしました。
製造機のお客さんが見学に来られた際、たまたま興味を持たれて、共同で生産・輸入するのですが、久しぶりなので、材質等が変わっているといけないのでサンプル生産することにして、それが仕上がった写真が届きました。
この後、航空輸送して、品質を確認してもらい OK ならば生産に移りたいと思います。

パイプを綺麗に曲げる方法

パイプベンダーですが、薄いパイプはうまく曲げられませんでした。
それで楽な方法はないものか、と思って調べていたんですが、すごいものを見つけてしまいました。
これはかなり綺麗に曲げられています。
ただまあ、正直、パイプベンダーを前回使ったのが去年の 2 月 ですから、年に 1 回くらいしか使いません。
このサイズは、流石に邪魔。。。
押すタイプではなく、巻き取るタイプの方が、より綺麗に曲げられることが分かりました。
あと、これ、角パイプも曲げられるとかなんとか。
もっと工作するようになったら、欲しいです。

それはそうと、空気圧シリンダーというのでどういうものかと思ったら、うちのベンダーと同じで、手動+空気圧で動く油圧ジャッキみたいなものでした。
ふと思ったんですが、これってもしかしたら、ものすごく使えるかも。
家庭用の電動薪割り機って、ものすごく遅い上に、1500W ギリギリいっぱい使っているので、コードを延長すると動かなくなります。
これならコンプレッサーは電源の近くで、ホースは別に延長してもそこまで圧が下がるわけではないし、空気タンクにエネルギーを溜めておくことができるので、シリンダを縮めている時間などもエアを充填し続けることができるので、純粋な油圧式よりも仕事量を増やすことができると思うんです。
ただ、圧縮空気を作る際のロス、エアで駆動するジャッキ部分のロスが純粋な油圧式のロスに比べてどうなのか、というのは気になる部分ではありますが。
あと、作動油の量が極小だから、基本的に連続して長時間使用するようなことは想定されていない作りではありますね。
価格も安いので、何かしら作るときに思い出せるように、覚えておこうと思います。

今回はねじなし電線管のノーマルベンド A 型という、初めから曲げてある部材が 489 円(税別)なので、これを取り寄せてみようと思います。
いろいろ回ったんですが、A 型って、この近くにはどこにも在庫がなかったんです。
実物を見たったんですが。

以前買った山脇産業のものは、2,698 円(税別)します。
まあ、滅多に出るようなものではないので、高いです。
こちらは、ちゃんと径もあっているし、厚みも 2.3mm あるんですが。
ただ、塗装されていないので、そのままだと錆びます。

いずれにせよ、全体的に古くなっているので、一旦綺麗に作り直したいところです。
時間をとって、じっくりと取り組みたいと思います。

今日は、NP3 とチッパーの積み込みをしました。
いやはや、思ったよりも NP3, 随分とでっかいです。
いつもは 40 カゴ積めるんですが、今回は 30 カゴしか積めませんでした。
連休明けに配達に出かけたいと思います。

今日はコンテナ屋さんでした

今日はコンテナ屋さんでした。
昨日準備をしておいたコンテナの配達です。
時間を 13 時と聞き違えていて、実際は午後 3 時、15 時だったんですが。。。
今回のお客さんは、前回のお客さんの紹介です。

電線があるので、敷地内で吊り上げる必要があります。
ラフターなので、あっという間に設置完了です。

もう一本の注文もいただいたんですが、色は深いグリーンがいいんだけど、と連絡がありました。

早速工場に確認すると、RAL6007 のグリーンなら、無料で塗れるよ、と連絡がありました。
お客さんに確認をして、この色で OK を頂きました。
製造には、1 ヶ月程度かかる見込みなので、早めに手配しておきたいと思います。

これ以外の緑色の場合、ペンキを少量買わないといけないから多少高くなるということでしたが、差額的には $50 なので、運賃や税金を考慮すると 1 万円アップ、ということになります。
後から塗り替える手間と費用を考えると、待てる場合は、色を指定してコンテナを製造することでかなりコストを抑えられると思います。

20ft HC(背の高いタイプ)は希少で、20ft は大部分が背が低い, 8’6″ の物が主流です。
9’6″ と、1 フィート、約 30cm ほど背が高く、当然、その分、内部の天井も高いので、物置として使う場合はもちろんですが、仮設事務所やコンテナ店舗などに利用する際も快適さがワンランクアップします。

Hearth & Home 暖炉家(だんろや) では、コンテナの販売も行っています。
お店の商品を輸入する際に一度だけ使用することで、輸送費を圧縮することで、低コストを実現しています。
松山近隣の場合、神戸港等からコンテナを輸送する必要がなく、コストを大幅に抑えて導入できます。
現在は、バックオーダー状態となり、納期がかかります。

20HC の他にも、横側(長い側)を全て開くことができるサイドフルオープンコンテナなどを製造することもできます。
特殊コンテナは納期が長くかかり、値段もかなり高くなるので、日本国内でシャッター取り付け等の加工をする方が安くなるケースが多いかと思います。
将来的には、うちでもハウスに加工したりできるように、準備を進めたいと思っているところですが、現状は、お客さんに加工していただくことになります。

40ft はシャーシはあるんですが、ヤードのスペースの関係等で、在庫、および自社での配達での扱いはありません。
受注生産、配達はチャーターして対応は可能です。

コンテナの購入を考えられている方は、ぜひ、一度 お問合せ ください。

オープントップコンテナのシートの補修とデバン作業の続き

今日はオープントップコンテナのシートの補修とデバン作業の続きでした。

この間、風に煽られてシートの後ろがちぎれてしまい、外したままになっていたんですが、ゴリラテープで補強して、ハトメを取り付けて修理しました。
こんなこともあろうかと処分品を買っておいたんですが、ようやく日の目を見ました。
ところどころ小さな穴が空いていたので、そこもゴリラテープを貼っておいたんですが、どの程度の耐久性があるのかはちょっとわかりません。

シートをかけて、連休明けの配達の薪ですが、とりあえず 30 カゴ、積んでおきました。
次回は、NP3 とチッパーも持っていく必要があるので、それらの積み込みスペースを残しておく必要があります。

シート掛けにかなりの時間がかかって、デバン作業は夕方になってしまいました。
コンベアの箱が細長くて、どうしようか悩んだんですが、毛布を敷いて滑らせることにしました。
結論から書くと、積み込みの時に打ちつけたであろうりん木に石を噛んでいて、細かな擦り傷ができてしました。
今後のことを考えると、マシンローラーを買っておいた方がいい気がします。
どの道、MADE IN CHINA でしょうから、重量物を梱包した時に、一緒に送ってもらおうと思います。

それはそうと、床に水勾配を取るためにすこし低くなってしまった便座ですが、FRP を加工してもらって高さを +5cm してもらっていたんですが、無事に仕上がったということで引き取ってきました。
ウォシュレットも取り付けたいところなんですが、循環式なのでかなり増えてしまうので NG なので、暖房機能のみの便座を取り付けて完成です。

明日は、朔だし、ラジコン草刈機の引き取り、コンテナの配達があります。
ボチボチ頑張ります。