降ったり止んだり

今日も薪割りをしました。
といっても 2 時間ちょっとだけですが。。。

午前中は、電話をしたりで、ほとんど終わってしまってしまいました。
ようやくやる気を出したら雨が降り出す始末です。

とりあえず、軽油がなくなりそうなので NO-SPILL 缶を取りにお宮に行きました。
いつも配達してもらっているんですが、流石に第 2 ヤードは遠すぎます。
配達に来てくれる業者さんを探すか、小型のローリーをゲットしないとと思います。

チップがなくなりそうなので、チップを注文して、ガソリンの買い出しです。
ガソリンも NO-SPILL 缶を増やしました。

そんなこんなでお昼にラーメンを食べている間に雨は上がりまして、14 時前にようやく薪割りスタートです。
で、16 時になったら、まだ雨が降り出して、強制終了。

ダンプ 2 台と少しで、微妙に残りました。
さっさと割ってしまいたかったんですが、製造機が途中で調子が悪くなって掃除したり、ソーが切れないので交換しようとしたら、スプロケットにチェンがしっかりとかかってなくて、外れてしまいまいテンション駄々下がりです。
バーもかなり傷んでいるので、ドレッサーで修正したいんですが、ドレッサーが行方不明なので、仕方がないのでこれは帰りに買いに行くことにしました。

原木はボチボチ入荷しています。
左から、クヌギ・クヌギ・ナラ、のはず。
だいたい 20t 弱くらいの在庫量です。

乾燥待ちの薪の在庫が 18 カゴ、今日割った 2 台ちょっとをカゴ詰すると多分 4 カゴにはなると思います。
36 カゴで乾燥を始められるので、ダンプ 6, 7 台分くらいなので、朝からやれば 1 日かからないで薪割り自体はできると思います。

乾燥の進捗ですが、芳しくないですね。
まだ 100°C に到達していません。
予定より遅れているので、乾燥前にチップが切れてしまいそうです。
来週のどのタイミングでチップが届くか、それと雨が降るとチップを作れないので、天気にも影響されます。
あと、48 時間くらいは回して、極乾薪として仕上げたいところです。

そんなわけで、ドレッサーの買い出しにでかました。

買ったのはこれです。
Amazon はぼったくり値段だし、Yahoo ショッピングも送料が別にかかるような販売形態で、なら実店舗で買った方が安いし、たまには地元のお店にお金を落とさないとというところです。

見るからにパクリなのも売られているんですけど、下手すりゃ送料で商品が買えるというかなんというか。
でもまあ、使い物にならなかったら仕事にならないので、今回はパスです。

あと、デプスゲージジョインターも持ってないので、買いました。
厳密に言えば、ハスクのゲージを持っているんですが、ん、持っている「はず」なんですが、行方不明なのです。
こっちはバーの溝掃除もできそうな形をしているし、今日、チェンのキレがすこぶる悪かったのは、デプスゲージの調整不良かなと思うのです。
今までは勘でやっていたんですが、一人でやっていたので、切れなくなったチェンの切れない具合ってのが分かっていたんです。
でも今は製造機担当 5 号が、チェンの交換から全部やってくれるんで、切れないチェンを夕方回収して目立てをするんですが、どう切れないのかは見てもわかりづらいし、チェンも複数本になるので、やはりちゃんとした方がいいかなと。
作業の効率も悪くなるし、それ以前にスカッとしないですからね。

チョークを 5 号が落として折ってしまったので、それも買っておきました。
どうせ無くすだろうから 1 本だけ。

愛媛県伊予郡砥部町高尾田677-1

 
株式会社 ニシイチ
住所:愛媛県伊予郡砥部町高尾田677-1
TEL :089-957-7181

ニシイチ さんで購入しました。
PayPay のたまったポイントで払えて得した気分です。

帰りにお札の配達によって、本日も無事閉店です。

明日もボチボチ頑張ります。

Oregon Speed Cut とやら

すっかり忘れていたんですが、Oregon の Speed Cut とやら がなかなかよろしいと聞いたような、そんなことをふと思い出しました。

これ、確かバーも Speed Cut 用があったと思うんですが、18″ でセットで $55 くらいのもののようです。
今のところセールで $40 ほど。

というわけで、とりあえず買ってみるだけ買ってみました。

日本には直送してくれないので、航空便で取り寄せるか、チェンは何本も残っているし、後 1 年くらいは今持っているのでなんとかなるので、船便でのんびりでもいいのかなと思うところです。

ちなみに日本だと…高い!

それと、メインでは使っていないんですが、新ダイワの 14″、Power Sharp を使っていたんですが、予備のチェンがついに無くなりました。

目立てが瞬間で終わるのは確かにメリットと言えばメリットだし、抜根したものを解体したりで、すぐに切れなくなるようなシーンだと、人件費を考えるとご利益があるんですが、普通に使う分にはどうしてもランニングコストが気になります。

5 号に目立てを教えて、まあ、本人も言っていたんですが、チェンソーを使う訳ではないので、切れるかどうかは謎、ってことで、実際のところ、正直イマイチの切れだったんですけど、まあ、目立てをしておいてくれるので、Power Sharp はいいかなと。

もともとは 25 だったんですが、Power Sharp 化したので、PS になっています。
PS は、多分 91 互換。

91 はというと、今は 91PXL という Low Kickback のものがあるようなんですけど、91VXL の方が 33% カッターが大きい=長持ちということになりますから、91VXL でいいかなと思ったんですけど、別に Oregon 純正を使う必要もないんじゃないかとか思うんですが、米国での Oregon の値段($13.69)は、日本のチャイニーズものと価格差は大してないので、91VXL を注文したんですよ。
ところどっこい、このところ、米国からのお取り寄せ品が、やたら Undeliverable になります。

Track your package for details

ってことなんですけど、

Undeliverable
Unfortunately, a problem occurred during shipping and we had to cancel your delivery. The package is being returned, and we will issue a refund within 3 – 5 business days after the return is processed. We’re very sorry for the inconvenience.

と、具体的な理由自体が書いてないんですよ。
困るなぁ。

それと、Speed Cut といえば、Speed Cut Nano ってのが出たみたいなですけど、これ、うちのトップハンドルで使えるんでしょうかね。

出典 オレゴン

バーとスプロケットもセットで交換しないとダメっぽいんですが、今のところラインナップにマキタの文字は見当たらず。。。
25AP なんですけど、ちょっと太いとすぐにギブアップするんですよね。

だいぶクスノキが大きくなってそろそろ収拾がつかなくなる気がしてきているので、近いうちに高所作業車を借りて、ある程度切り詰めておかないとと思うんですが、書いてある宣伝文句の通りのご利益があったら、すごく楽になりそうな気がしないでもないです。

そういう時にあると楽かなと思ったポールソーですが、実物持ったら重かったので、あれは使い物になりませんね。
よほど体力に自信があれば別ですが、あれじゃあ、小一時間も作業したら、腕が攣ってしまうんじゃないかと思います。
素直に寄って、FISKARS のハサミでチョキチョキ、また寄ってチョキチョキ、ハサミできれないほど太くなったらトップハンドルで切ればいいんじゃないかと思います。

竹の手入れもそろそろしないとだし。。。

それにしても、薪割り機の A/N, 先週届くかと思ったんですが、届きませんでした。
いくらなんでも遅すぎるし、米国側はお届け完了です(運賃は元払いしている)とか訳のわからないことを少し前に言ってきたんですけど、文句を言おうかと思ったら、31 日は Momrial Day(5 月最後の月曜日)でお休みなのでした。
時差があるで、火曜日の朝まで状況がわかりませんが、日本側の代理店と思われるところに電話をして確認してみようとは思います。

あとは、薪割り機の作動油タンクを大型化するために鉄工所にオーダーしてあるんですが、これも先週中にはなんとかしますという返事だったのに、音沙汰なし。

チップ残りが少ないので、注文して、代金を払いにいかないといけません。

自動車税を払うのも危うく忘れるところでしたから、これも払いに行かないとです。

乾燥は終わって、袋詰めも終わっていると思うので、トレーラに積み込み作業を行わないといけません。

土曜日に EX40D のエアクリーナを取り寄せていたものが届いているので、部品屋さんに取りに行かないといけませんし、エンジンの修理もして、薪製造機をとりあえず使えるようにしないと、次の乾燥を始められません。
というか、次の乾燥のためには、貸し出しているメッシュパレットを回収してこないと、もうカゴがないのです。

明日の夜、コンテナを回送して、火曜日, 1 日は、午前中は月次祭があるので、終わったら配達に出かけようと思いますが、2 日の朝到着して、2 箇所回るので、荷下ろしが一日で終わるかどうか、ちょっと微妙なところです。
天気も気になるところですし。
2 日に配達を終えることができたら、3 日中には戻れそうですが、亡父のいわゆる法事(うちは神道だから、正確には法事とは言いません)もあるし、薪割り機が入荷したなら、一刻も早く、内容点検をして、食品衛生法の届出を行わないといけないので、配達に出られるタイミングがかなり微妙なところです。

まあ、ボチボチ頑張ります。

Oregon 410-120 の輸入 2 台目の顛末

1 台目とは別の T さんに依頼いただいた Oregon 410-120 ですが、日本円での請求額が確定しました。

今回は 23,130 円でした。

大体 23,000 円ちょっとと思っておいたら間違いがなさそうです。

それはそうと、最初に依頼いただいた方の T さんからメールをいただいて、到着した、とのことです。
試してレポートします、ということなので、楽しみです。

このところ、バタバタしていて、ちっとも薪仕事ができていません。
今年は、椎茸を植えたいと思っているんですが、まずは入荷した雑貨類の片付けをして、次に倉庫にある当面使う当てのないものを片付け、少し作業スペースを確保したいと思っています。

Oregon(オレゴン)目立て機 410-120 の価格は 23,213 円

この間オーダーした Oregon(オレゴン)目立て機 410-120 ですが、カード会社から請求があって、金額が確定しました。

画像の通り、23,213 円です。
事前に推定した金額は 23,474 円でしたので、まあ、大差ないレベル。

内訳は前にも書いたように、以下の通り。

Item(s) Subtotal: $153.50
Shipping & Handling: $39.72
—–
Total before tax: $193.22
Estimated tax to be collected: $0.00
Import Fees Deposit $14.29
—–
Grand Total: $207.51

この目立て機を買ってみたいけど、海外での買い物はちょっと不安という方は、次の条件に納得していただけるなら、しばらくは無料で Amazon.com にオーダーを入れる作業を行いますので、お問い合わせください。

  • 重松が行うのは、代理でオーダーを入れるだけ。放置プレイはしないつもりですが、対応はあくまで善意、かつ、任意でするものであって、一切の保証を約束しません から、結果は依頼された方の自己責任です。
  • 代金は為替レートにより変動し、また品物の代金も日々変化するため、事前に確約できません。
  • デポジットに関しては過不足の調整はいたしません。過払いの返金があっても返金しませんが、不足がありましても追徴しません。理由は面倒くさいから。
  • 支払いは銀行振込のみです。(ジャパンネット、UFJ、ゆうちょ)
  • Amazon.com が日本に航空便で出荷しない場合、代理オーダーは致しません。(船便だと納期がかかりすぎるため)
  • 使い勝手を知りたいので、ある程度の経験 があり、使用感についてレポート をしてくださる方。

それはそうと、神戸に向かっています。

お昼は東予のラーメンショップです。

初めてきました。
理由は、駐車場が広いから。
でも、味は良かったんですよ、普通に。

どこと書くとアレなんですが、H 条のラーメンショップは今三つくらいだったんですよね、たまたまかもしれませんが。

ただ、ここ 17 時で閉まるみたいです。
11:00〜17:00 で、日曜日が定休。
まあ、やっている二人、おじいさんというと怒られそうだけど、自分より二回りくらい上に見えるおいちゃんと、その奥さんであろうおばちゃんとが忙しく働いていましたから、まあ、8 時間が限界なんでしょうね。

〒799-1301 愛媛県西条市三芳645−2
 

〒799-1301 愛媛県西条市三芳645−2

晩ご飯というか、もう夜ですが、安定のうかいや、そして、なんの捻りもないカキフライ定食です。

チョイスの理由は、理由は駐車場が広いから。
でも、一部閉鎖されてて、隣が 4t だったんですが、下がってたらガン!ってバカでかい音がして、何事かと思って、降りてみに行ったら、真後ろにコンクリの山があって、バンパーが擦れてました。
低床なんで、擦ったみたいです。
後で、ペンキでも塗っておこう。

休憩したら、出発したいと思います。
ボチボチ頑張ります。

T さんに頼まれて Oregon 目立て機 410-120 をオーダしてみた件

この前書いた Oregon(オレゴン)の目立て機の続きです。

結局、410-120 をオーダーして欲しい、ということでしたので、Amazon.com に注文をしてみました。

そうしたところ、

Item(s) Subtotal: $153.50
Shipping & Handling: $39.72
—–
Total before tax: $193.22
Estimated tax to be collected: $0.00
Import Fees Deposit $14.29
—–
Grand Total: $207.51

という内容で、都合 $207.51 と相成りました。

今の為替レートだと、大体 23,500 円くらいになりますか。多分ですけど。

税金は $0.00 ってなっているんですが、デポジットで $14.29 引かれることになります。
デポジットで、時々戻ってきたりもするんですが、大抵戻ってきません。
あと、戻るタイミングは、当然ですが、日本側での課税がいくらか、それが確定して、かつ、その処理にしばらく時間がかかるようで、一月とか、二月とか、忘れた頃になる上、あくまでもドルで返されるので、その時の為替レートになり、精算するのがものすごくかったるいのです。
なので、戻ってきたら、役得ということでお願いさせていただきました。

現時点の配達見込みは、Arriving Fri, Feb 7 by 8pm ってことになっています。

船便でも、コンソリの手数料等がかかり、運賃は本体価格の 20% — 30% くらいかかるんですよ。
消費税も確実に 10% かかります。
それに、国内の運賃も別途かかるので、本体が $150 (国際配送しない最安業者で買った)としても、船便運賃が 20% で $30, 消費税 $15, 国内送料が $9 とすると、結局ほとんど同じなんです。
なら、早く着く方がいいし、自分も輸入の申告書を作る手間も多少なりともかかりませんし、そういう都合で、直送にしました。

410 で、やはりとにかく一番気になるのは、カタログ上では、520 などの上位機種と共用ということになっている砥石の互換性ですね。
それと、調整機能が 310 に対してどの程度優れているのか、です。

前者はさておき、後者については T さんは 310 を持っていないので、比較することはちょっと無理でしょう。
ただ、切れ味的にどの程度か、これはとても気になります。
まあ、310 も腐っても Oregon のバッチはついているので、それなりに切れはしますが。

調整機能とは、上のビデオの 3 fix grinder settings, すなわち (1) grinder head angle, (2) top plate cutting angle, (3) 10° down angle について、310 は (2) のみの調整になっていますから、(1), (3) の影響、つまり、それを調整すると切れ味がどう変わるのか(変わらないのか)という部分が最も興味深いのです。

というわけで、T さん、届いて使ってみたら、感想を教えていただけたらと思います。

申告書類作り

昨日は天気が微妙だったので、申告書類作りでした。

今回は搬入が 1/24 の見込みで、フリータイムは 1/30 までの見込みです。
前回、搬出が遅れて保管料が恐ろしいほど高かったので、極力フリータイムのうちに対応したいと思います。

フリータイム、というのは、輸入した貨物は、CY と呼ばれるコンテナを保管するヤードでコンテナのままや、CFS と呼ばれる倉庫でコンテナから取り出しバラで保管されています。
保管を開始して、一定の期間、大体一週間くらい(土日、祝日など休みの日もカウントしたりする)は、保管料が無料で、その期間を指します。

今回 CFS は摩耶埠頭だったので、従来通り六甲出張所の管轄で、駐車場問題がないし、検疫所も税関の中に入っているので、楽で良かったですが、次回は貨物が少ないので、松山港あてにしてみようと思っています。

今のところの予定としては、今日、午後車検の予約が取れたので、構造変更に行きたいと思います。
まあ、車検が取れたらですが、仮ナンバーは今日までしか借りていないので、落ちたらちょと手間ですから、落ちないように(どうやって?)頑張りたいと思います。
あとは、薪の配達の積込みです。

今度、新しく入ってくる商品としては、L8SKL, L10SKL があります。

LODGE のキャストアイアンクッキングウェア もかなり品揃えが充実してきました。

しかし、メーカは、本当に商品の魅力をうまく写真で伝えていますね。

STORES.jp の方では、残念ながら滅多に売れないのですが、Amazon の方ではよく買っていただいていて、売り上げての点数的には、FISKARS 製品よりも売れていると思います。
お店から見ると、単価が安いこと、重くて嵩張り、しかも割れることなどのデメリットはありますが、年間を通じて人気がある商品なので、今までのように夏場全く売り物がなくて閑古鳥が鳴いている、という事態は回避できるので、扱って良かったと思いますし、愛媛ではあまり感じないのですが、ソロキャンプなど、焚き火人気がじわじわ来ているということで、そういう層にもダッチオーブンはアピールできるのではないかと思っています。
焚き火が入り口で、薪ストーブの魅力も知ってもらえ、仲間が増えるといいかなと。

そういう意味では、ファイヤーサイドさんのように時代を先取りした「火日常」というコンセプトとか流石としか言いようがないですね。
才能・センスというのは、後天的にはどうにもならない部分もあるでしょうが、まあ、無い物ねだりをしても仕方ありませんし、ポールさんの爪の垢でも煎じて飲んで、単なるパクリではなくて、良い意味での二匹目のドジョウで薪炭エネルギーの再普及に取り組んでいきたいなと思います。

それはそうと、昨日の晩、T さんから久しぶりに電話をもらって Oregon 410-120 は輸入しないの、と尋ねられたので、そのことを書いておこうと思います。

まず、これは断っておかないといけないことですけど、ハッキリ言ってですね、目立ては宗教なので、それぞれに好きなやり方だのがあり、当然、目指すところとも違うし、そういうのはそれぞれの美意識となって現れていると思うのですよ。

車なら、フェラーリが美しいと思う人もいれば、トラックが美しいと思う人もいるし、ジムニーに魅了される人もいるわけです。もしかしたら、プリウスに萌える人ってのもいるのかもしれません。

なので、Oregon の目立て機の講釈は、あくまでも重松的な感覚に基づくものですから、「何をいっているんだこのタコ」と思った方はそっとスルーしてやってください。

で、現状はというと 310 を使っています。
なのに、何で 310 ではなくて、410 なの、520 (またはその上級)でなくて、という部分をはっきりさせないといけません。

310 は何がダメなのか、という部分についてですが、主にダメな部分は 2 つあります。

前者は、リンク先の記事に事細かく書いていますが、簡単いうと、本来調整できる必要がある部分が調整できない、ということです。
ただ、現実問題、計算上の数値から見れば、違いはごくわずかなので、気にならないなら気にしなくて良いレベルであるのも確かです。わからないのなら、無理に感じ取ろうとする必要はないと思うんですよ。
変な話ですが、海原雄山じゃないけど、違いがわかりすぎて、その違いが分かることで食えればいいですけど、そこまで極めるんですか、という話です。なまじ中途半端に違いがわかったら、普通の人が美味しいと思って食べているものがマズくて食えなくなって、だからと言って、本当に良いものを買う財力も、それを調理する能力もないなら、それは不幸ってもんでしょう。
究極的に言えば、切れ味だのを追求するなら、既成の目立て機というようなアホな話はない(と思う)ので、まあ手でシコシコやって、またつまらぬものを切ってしまった的な極致を目指すわけですから、310 で良いかどうかは、結局のところ、お財布との相談、ということになるかなと思います。

財布との相談という部分ですが、310 のもう一つの問題点として、砥石が専用品、というのがあります。
そして、日本には正規ルートでは 310 も 410 も入ってきていませんが、410 は 520 などと砥石が共通なので、正規ルートの消耗品を流用できるわけですが、310 はそれができません。
とはいえ、自分が 310 を買ったのが 3 年近く前で、まだ予備の砥石を使っていませんから、気にするほどでないといえばそうなのかもしれません。

310 のメリットとしては、

  • とにかく安い
  • 非常に原始的で単純で使いやすい

という点があります。

安い、という部分ですが、個人輸入する場合、免税の範囲内に収まる価格帯で、大体 1 万円程度で、送料までまかなえるでしょう。

また、調整できる箇所が少ないので、その分単純です。
その割に、それなりにきっちり目立てできますので、そこそこ切れます。
目立てに 1 本 1,000 円くらい支払っているのなら、あっという間に元が取れるでしょう。

410 がいい、というのは、310 の倍ほどするんですが、目立てする本数が多くなると、当然、砥石も消耗しますから、その問題は遅かれ早かれ発生します。

また、410 以上のモデルの場合、ダイヤモンドや CBN の砥石があります。

例えば、Duro を研ぎたい、というような場合には、310 はダイヤモンド砥石がないので無理なのですが、410 ならダイヤモンド砥石を買えば可能です。

それと、目立てをしていくと結構、砥石が歪な形にすり減り、砥石自体を整形する必要が出てきます。
自分はケチなので、単に裏返して、砥石を削って整形しませんから、それが長持ちしている理由なのかもしれませんが、310 の砥石は 410 のものに比べると格段に小さいので、円周の長さも格段に短い=寿命が短いわけです。
砥石の整形にはドレッサーというものを使います。(一つは付属します)

以上から、ある程度の知識や経験があり、使用頻度が高い場合、また、それほどこだわりはないけど、業務で使いたい、という場合には 410 にしておいた方が良いんじゃないか、と 思って います。
思って とは切れが悪いのは、机上の空論だから、ですが。

T さんには、一緒に輸入してくれないかといわれたのですが、現状 310 が壊れていないし、いますぐ 410 を買うか、というと 410 は 310 と違い税金がかかるので、2 万円代前半になるから、ちょっと悩ましいんですよね。。。

というわけで、単に米尼で代理で買って、というのであれば、使い勝手等を教えてくれることと交換条件で、興味がある方がいらっしゃったら無料で対応します。
ただし、あくまでも、「注文を代理で入れるだけ」で、使い方を教えてとか、荷物が届かないとか、壊れてて動かないとか、サポートは放置プレイはしないつもりですが、義務としては負いませんで、そこんところはよろしくお願いします。

現在の Amazon.com での価格等は、以下のリンク(アフィリエイトです)で確認してください。