もう、コンテナが届くので、次回の生産について話をしていたんですが、刈幅 1,000mm のものを作ろるのはどうかという話になりました。
で、こんな写真が届いたわけですが、1,000mm なのか、写真には 850mm とロゴが貼ってあるような。。。
しかし、カバーが不細工すぎるので、パイプの方がまだマシかも。。。
それよりも、問題は、サイズです。
基本的に、本体フレームは今の 800mm を流用しているようなので、幅的には 1,100mm 程度なので、軽トラ積載には問題ありません。
長さは、1,400mm ほどですし。
ただ、重量が。。。
22HP のディーゼルを乗せると 400kg くらいになってしまうんです。
こうなると「軽トラックに積載可能」と謳えなくなります。
これはかなりセールスに影響がある事項ですよね。
実際問題、助手席に誰も乗ってなければ、55kg 分、それと身の回りの手荷物の重さなどもあるので、取り締まり方法を考えると、ただちに過積載にはならないと思うのですが、荷物として荷台に 400kg 乗っているのは事実なので、荷物を下ろして計量されるとアウトです。
それと、平坦な場所はいいとしても、傾斜地だと車体の幅は 800mm のままなので、横方向の安定がどうなるのかはかなり気になるところです。
当たり前の話としては、エンジンが大型になる以外、特になにか大幅にコストアップする要因がないので、800mm → 1,000mm に拡幅しても、生産コストが大きく増大するわけではありません。
800mm のモデルは、地元の企業、アテックスさんでいえば、RJ705 クラスに相当し、1,000mm モデルだと、RJ1016 に相当します。
RJ705 だと 400 万くらいするわけでして、NC1 のデモ機を 40 万で販売した時には秒で売れてしまったわけですが、まあ 1/10 の値段ですからね。
今回は 800mm のモデルは 60 万円で販売予定です。
RJ1016 の価格はわかりませんが、当然 RJ705 の価格よりも安いわけはありません。
1,000mm モデルでもせいぜい +20 万くらいで抑えられると思うんですが、ラインナップをこれ以上増やすのもアレだし、5 号的には薪割り機・薪製造機でもアップアップなので、仕事を増やすなら人を増やしてと言われている状態です。
とりあえず、しばらくは 800mm の NC1 のみで展開しようと思います。
まあ、その NC1 もルンバにするためのセンサ類、制御ソフトウェアの開発も残っているわけですし。
それはそうと、コンテナの運賃の件です。
毎度の架空請求詐欺案件ですね。
油断すると、なんとかフィー、かんとかチャージを好き放題書いてくるんです。
これはその典型的な見本です。
- FAF 36,800
- LSS 28,800
- EMC 3,000
これが不当請求部分です。
特にひどいのが EMC。
これは、コンテナを借りた時に発生する費用ですから、私有コンテナの場合、発生するわけがありません。
これ、見積もりで 4,000 円と約束している項目なんですよね。
金額が違って、勝手に 2,000 円盛ってます。
FAF, LSS は $440 くらいかかっている計算になりますが、そもそも Quingdao から Matsuyama まで、元払いの総額で $800 かからないので、盛るにしても無理がある金額なんですよ。
でも平然とそういうことをしてくる。
今回のフォワーダーは高くて元払いで $1,000 以上かかってます(輸出する工場の規模=輸出するコンテナの本数の問題)。
いい加減にしろと電話すると、119,200 円 → 48,150 円に請求が変更されました。
差額、71,050 円です。
当然、これらのうち、DOC FEE 以外は課税されていないので、商品代の一部として、別途消費税等課税されますからね。
総額 8 万円近く詐取されるところでした。
気をつけよう、暗い夜道と、乙仲の請求。