コーナンで見かけた薪ストーブ

月曜日、空港に行く用事があって、その時に、コーナンによったんですが、薪ストーブの展示がありました。

ちょっと気になった小さなストーブですが、18,800(税別)ですから、20,304 円ですけど、今、社務所は時計ストーブを使っていて、困っていないといえば、困ってないし、ただ、ペラペラなんですぐに冷えて、しょっちゅう薪を足さないといけない、あまり社務所で座っているというようなことはないので、行事の時以外億劫で使わないという問題があります。

それともう一つの問題は、時計ストーブは、結構奥行きがあって、場所をとるんで、弟なんかが、ストーブで時々袴の裾を焼いて装束をダメにするので、このストーブなら、コンパクトだから、空いたスペースにハースゲートとまではいかなくても、保護カバーを付けておけば、そういう問題はかなり軽減できるんじゃないかと思うわけです。

個人的に気に入ったのは、ドアの建て付けなんですが、レバーが上から下に抑えて締め付けるという構造になっていて、最後はテコの原理でしっかりと閉められる点、また、その時なんですが、よく引き出しやなんかの締め忘れがないように自分で引き込むような物があるかと思うのですが、このレバーも、最後の最後でスッと滑るように閉まる構造になっていました。

その昔、シングルレバー水栓のレバーを下げると水が出て、上げると止まるような構造のものがあったそうですが、今はすべて下げると閉まるようになりました。JIS でそう決まったから、ということらしいんですが、阪神大震災の以降に、上から物が落ちて当たった時のことが考えられたためという話を聞いたことあります。
カセットガスのボンベの規格統一も、阪神大震災が契機でしたね。

そういう視点で見れば、このドアの閉じ方が自然で良いかなと感じました。

ヨツールでいえば、F45 がこのドアの閉じ方になっています。

まあ、2 万円ほどのものなので、それ以外については、微妙な感じで、鉄板は薄いし、当然 2 次燃焼などの仕組みも用意されていませんし、なんというものかはわかりませんが、火室の壁の不燃材料も 20mm くらいで、比較的短期間でダメになりそうな雰囲気でした。

もう少し出して、ノザキ 2300 を買ったほうがいいような気もしますが、ただ、ドアの締め方が違ってますね。

あと、驚いたのが薪の値段。
1,280 円(税別)です。1,382円ですよね、税込だと。

かなり細めに割っていますが、うち、去年、ミカンカゴ詰め放題 500 円で売って、売上は 10 カゴでした。
今年は、その値段だと原価が上がったので、できないので、700 円(生薪)と 900 円(乾燥薪)にさせてもらおうと思っていますが、多分、この薪なら、1.5 束〜2 束くらい入るかもしれません。

この値段で売れるのか、店としては、これくらい貰わないと、仕入れ、運賃、店のスペース、そういう諸々で、正直儲けって殆ど無いんじゃないかと思いますけど、でも、買う方としては、この値段だと厳しすぎますね。

薪の売り方も考えていかないとと思います。