薪自動販売機の仕組みを考えてみました

平成生まれの人は多分知らないと思うんですけど、駄菓子屋とかには大抵コカコーラの自動販売機があったものです、ビンの。
で、子供の頃の記憶だから、もう半世紀ほど前の話になるので曖昧なんですが、何段かに別れてていて、お金を入れると重力で瓶が一本転がり落ちてきて、本体に組み込まれている栓抜きで開けて飲む、というようなものでした。

曖昧すぎる。。。

というわけで、調べてみました。

流れとしては、大体合ってる感じですね。

なんでこの仕組みが気になるのかというと、ロッカー式の薪の販売機の場合、上の方のロッカーから取り出すのは重たいんじゃないかと思ったんです。
が、これは落ちてくるので、その点楽かなと。
もう一つのメリットとして、内部の構造がわからないんですが、重力で落ちてくるだけだとすると、先入先出しの構造のはずなので、在庫は最後尾に補充していく方になるのではと思うのです。
まあ、賞味期限があるわけでもないし、なま物でもないのですが、勝手に先入先出しになるは良いかなと思うのです。

それで、ブログの記事には、内部の構造が一切書かれていないのですが、自分なりに、必要な機能を、それを実現する仕組みについて考えてみました。

なんらかの操作をしたら、商品が一つ出てくる、をどう実装そうするか、それを考えてみます。

コカコーラの自動販売機の内部を想像すると、おらく傾斜した仕切りの中に瓶が落とし込まれて保管されているように思います。
コンビニの飲みのもの冷蔵ショーケースもそうですが、一番手前を取ると、ローラーなどが仕込まれているのだと思いますが、後ろから自動的に手前に落ちてきます。
基本的に、あれと同じ仕組みを採用しようと思います。
これならば、例えば、コンテナを無人販売所に改造したとして、前面のお客さん取り出し口側とは反対側から在庫の補充ができますし、そちら側にお客さんが立ち入ることもありませんので、ストックヤードとしてコンテナの残りの空間を利用できます。

次に問題なのは、一つだけ取り出せるようにする仕組みですが、商品はかならずみかんカゴにいれておく、という前提でこれまたとても簡単ではないかと思うのです。

コイルディスペンサーというようですが、みかんカゴ上部を螺旋に引っ掛けておき、箱一つ分だけ回転させるわけです。
左右一対あり、それぞれが逆転するのがミソなんだろうと思います。
まあ、傾斜をキツくして確実に重力で落とすようにして、保持するための爪を解除して一つ取り出す、でもいいんでしょうけど。

あとはお金をいただくための仕組みですが、ガチャ機と同様でいいのでは思うのです。

ガチャ機にお金を入れると、カプセルが取り出せますが、ガチャ機底部の円盤が回転するだけです。

つまり、お金を入れると大きなハンドルが決まった回数、決まった方向(取り出し方向)に回せるというガチャと同じ構造で、ちょっと大きなものを作れば、自動販売機の完成です。

あと、もう少し気を利かせるとするならば、在庫が切れたらハンドルを回せない仕組み、くらいですかね。
これについては、みかんカゴの重量でハンドルが取り出し方向に回せないようにロックできるようにすれば良いし、ハンドルを半取り出し方向に回転させることで、硬貨を返却できるようにすればいいかなと思います。

今度ガチャ機を観察してみようと思います。

それはそうと、 とみたまのたまごコンテナ の件です。

あそこで使われている自動販売機ですが、未来精工 のものではないかと思うのです。

たまごって、そんなにもうかるもんなんでしょうか?
富田養鶏場って、今治だから、毎日松山まで持ってこないといけません。

コンテナは多分 U-EN さんだと思いますけど、10ft の新造を改造して、照明やエアコンなども取り付けていますし、相当の設備金額だと思います。

もちろん、家賃だって発生しているしょう。
自分もクリーニング屋さんに同じくらいのスペースをお貸ししていますが、家賃は月額で 5 万円いただいています。

本当に採算取れているんでしょうか、疑問です。

薪は、温度管理などのコストはかかりませんし、腐るものもでもないので、多少楽ですけど、問題は、たまごほど売れないだろう、ってことに尽きます。
なので、こういうオシャレな自動販売機は無理そうです。

なにはともあれ、素人工作で、やってみようと思います。