GC160 の部品を調べられるサイト

Brave(ブレイブ)社の薪割り機のお客さんから、エンジンのスイッチ周りを改造したい、というお問い合わせをいただきました。

当然ですが、メーカーからは改造に関してどうこうという情報は提供されません。

こういう、改造 にあたる行為については、メーカ保証の対象外 となったり、火災、爆発などによる財物の損傷にとどまらず、人身障害、死亡などを含めた 事故等の原因 となる可能性もあります。
反面、自身の財物を違法でない範囲で、使いやすく変更することは、自由に認められるべき権利でもあろうかと思います。
よって、法律や周囲の環境などの状況に応じて、自己責任において、以降の情報はご利用ください。

さて、表題の通りですが、改造するには、現在どうなっているのか、どう改造したいのか、それにはどのようなパーツが必要になるのか、ということを把握しないといけません。

例えば、スイッチが取り付けられている対象のエンジンケースであるとか、あるいは、ブラケットであるとかの型番が違うなら、それは何かが違う、ということになります。
つまり、ケースが同じ型番で、ブラケットが違う型番なら、ブラケットは買わないと取りつかないんだろうな、と推測するわけです。

色々なサイトがあるとは思うんですが、自分の場合、部品探しには

を使っています。

検索窓がありますので、今回の例でしたら GC160 で検索すると、大量にヒットします。

GC160 には、様々なバリエーションが存在するので、より正確な情報を得るには、エンジンのシリアル番号が必要になります。
シリアル番号は、エンジンにシールで貼られているほか、エンジンブロックに刻印されています。
シールはしばらくすると劣化して見えなくなりますので、エンジンブロックの刻印を確認してください。

View Diagram & Parts List というボタンをクリックすると、Diagram = パーツの図(絵)と、写真入りのリストが表示されます。

ほとんど絵と写真ですから、わかるとは思いますが。。。

上の方の Page A, B, C という部分で、Diagram のページを切り替えることができます。
Diagram を切り替えると、Fig#, Fig は Figure で、図の意味、# は Number で番号の意味で、Diagram 中に示された番号という意味になりますが、まあ、見ての通りです。

Diagram の青丸の数字クリックすると、たとえば丸の 4 のガスケットであれば、上のようなポップアップが開いて詳細が表示されます。
この時、リンクになっている Gasket- Air Cleaner という商品名をクリックすると、さらに詳細なパーツのページに飛びます。
また、パーツの番号が表示されているため、国内の通販サイト等で売られていることもあるため、パーツ番号で検索をかけて、価格, 送料, 納期等で、判断するのも良いでしょう。
もちろん、これだけのサービスを利用しているので、ショールーミングせず、eReplacementParts.com で買うよ、というのが人の道というものだとは思いますが。

このサイトでは、チェンソーなどの部品も詳細に調べて購入すること できます。

ただ、普通に米国内で売られているエントリークラス、セミプロモデルくらいまでなら、50ccc 程度のものでもせいぜい $300 くらいなのです。
$300 には、消耗品であるスパークプラグやエアフィルタ、バーにチェンの値段も含まれます。
それら純正パーツの値段を差し引きすると、最低でも $50 程度の価値はあるわけですから、部品を取り寄せて、自分で修理する方が得策か、というと大抵は、新しく買った方がいいと思うんです。

GC160 も米国ではセール時には $200 程度、普通で $250 くらい、大きなものなので送料がそれなりにかかって $50 だとしても、向こうだと $300 くらいで買えます。

そういうことも含めて、修理する、改造する、新調する、というとを判断していく必要があります。