マキタ 40V Max シリーズ 充電式チェンソーの 80TXL の目立て

マキタの 40V Max シリーズの充電式チェンソーを買ったわけですが、実はまだ一度も使っていません。
とりあえず、替え刃も 1 本、1,000 円にサービスしてもらって持っているのですが、遅かれ早かれ問題になるのが目立てです。
80TXL というソーチェンを使うのですが、今まで聞いたことがないので、ちょっと調べてみました。

マキタとハスクで悩んで、買ったのはマキタだったわけですが、ハスクの方, Husqvarna 540i XP のソーチェンの型番は、SP21G です。

どちらも、0.325″, 1.1mm という部分は同じです。
カッターの形状の差などはよくわかっていませんが、少なくともピッチもゲージも同じなので、互換性はあると思います。

ピッチ 0.325″ という意味では、製造機の標準であるところの STIHL 25RM(25RS)は、Oregon でいうところの 21BPX(21LPX), Husqvarna でいうところの H25 になるわけですが、これはゲージが 1.5mm(0.058″)です。
また、メインで使っている Husqvarna 450 は Husqvarna H30 が標準で、ピクセルと呼ばれていますが、カッターのサイズが小さく、ゲージも 1.3mm(0.050″)です。Oregon だと 95VPX(95TXL)ですね。
現実問題、製造機に間違えて H30 をつけても普通に切れます。

それで問題はマキタに H30 を付けたら付くのか、切れるのか、あるいは逆に、450 に 80TXL をつけたらどうなるのか、ということです。

たまたま製造機と 450 はコマ数が同じで 72 コマです。
マキタは 80TXL-70E ってことになっているので、数えてはいないんですが、70 コマではないかと思うんですよね。
もしそうなら 2 コマ少ないので 450 にはつかないのかなと思うんです。

なんでこんなことを気にするのかというと、目立てを基本ロボットで行っているのですが、80TXL はピッチは同じなのですが、カッターのサイズが明らかに小さく、ヤスリサイズも異なるんじゃないかと思うのです。
カッター形状もそこまでよく見てないのでわかりませんが。
まあ、一度ロボットに突っ込んでみればわかることではあるですけどね。

しかし、ヤスリサイズであるとか、マキタの説明書には一切記述がなかったと思うのは気のせいでしょうか?
付属品には、丸ヤスリ4 とあるので、4mm ではないかと推測しているんですけど。

仮に Oregon 310 を使って目立てするとなると、あれはあれで、グラインダの厚みが 2 種類しかなくて、もともと .035 は 3.2mm ってことになっているんで、製造機や 450 と共用できるんではないかなとは思うんですが、これもやってみないとなんともいえません。
でもまあ、今までの経験からして、正直、グラインダの厚みはあまり気にならないんですよね。
だから、多分、問題ないのではと思います。
目立てというのは、目立て道というか、極めようとする人にとってはどこまで行っても修練の世界でしょうけど、ごめんなさい、自分はある程度切れたらそれでいいので、その程度の低い次元での問題ない、という発言です。

いずれにせよ、丸ヤスリを使って目立てする可能性は皆無で、あるとすれば、デプスの調整が面倒くさいので、極を買ったらどうかと思っているんですが、説明動画を見ただけて、こんな面倒くさすぎることはできないと思うので、素直に 310 をもう一台買って、デプス調整専用機にしたらいいんでないかと思うわけです。

今ある 310 をデプス調整機に回して、420 あたりを買ったら、ダイヤモンドとかのホイールが使えるようになるというメリットもあるんですが、正直、310 で困ってないので、倍以上も出す必要性を感じないんです。

310 と 420 の違いですが、10° 傾けて研ぐことができるかどうか、というのが最も大きな違いで、次に 420 は、上位の 500 番代以上のモデルと砥石が共通ですが、 310 は砥石が小さく互換性がないです。
砥石が小さいので、頻繁に交換しないといけないのかと思いきや、未だかつて 1 回も砥石は交換していません。
まあ、自分がケチだから、ドレッサーで砥石を整形したりしないし、ソーチェンも極力減らないように目立てするからかもしれませんが、それにしても、一応薪屋で、それなりに目立てはしているわけですから、薪ストーブユーザさんで自家使用分だけなら、310 で 10 年くらいはいけるんじゃないかと思います。

第一、310 自体、予備機で 25AP とか、大きくカッターが損傷してしまったものの修正に使う程度で、あとはロボットがほとんどやるし、デプス自体もロボットでできないわけではないけど、調整が面倒臭すぎるのでやってないだけなのです。
正直、デプスは調整がシビアなのと、毎回やる必要はないので、ロボットよりも 310 でちゃちゃっと目で見て調整した方が早い気がするんですよね。
ロボットでもデプス調整用の砥石に交換して、セッティングを変更すればできなくはないんですが、その間に終わると思うのです。

構造的には、極のような形状の砥石のロボットが出れば、それはそれで良いのかなと思うのですが、カッターが飛んでしまったようなものも、大雑把な今のロボットだと目立てできるんですが、あまりに精密になると、そういうものは目立てできなくなるのではないかと思います。

あと、話がすごく飛ぶんですが、カッターの形状ですが、実は角刃(チゼル)って使ったことがないのです。
これはもう、切れ味が持続しないのが嫌だから、という一点に尽きるのですが、マイクロチゼルに比べて、どの程度カットスピードが向上するのか、という部分が実に気になり始めました。

目立て自体はロボットが行うので、セットするだけの時間ですから、1 分もかからないため、これは無視できる範囲なんですが、要するに、切断速度の向上と、チェン交換作業によるダウンタイムとのトレードだと思うのです。

切断速度の向上による短縮時間 > チェン交換作業のダウンタイム

であれば、チゼルカッターの方が経済的、ということになります。
そうでなければ、マイクロチゼルのままで良いということになります。

ソーチェンも、今まで、25RM に始まり、Duro だの、チャイニーズ品だの、1 本 $9 の Carlton に一旦落ち着いたんですが、21BPX にして、5 號的には、21BPX の方が圧倒的に切れる、というので、多分、メッキ層の改良があって、キレの持ちがいいんだと思うんです。
1 本 2,000 円程度と倍するんですが、1,000 円というのは、人件費と燃料費を考慮すれば、30 分以内の経費ですから、当人がそういう感覚ならば、Carlton よりも Orgon を使った方がいいんじゃあるまいかと思っていて、まあ、STIHL は商売方法が受け入れられないので買うことはありませんから、当面は Oregon かなと思うのです。
まあ、いくらもするものでもないし、チゼルカッターの 21LGX も近いうちに試してみようと思います。

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