トロンメルの設計開始

言っていることが二転三転しているわけですが、結局のところ、材料を揃えてしまっているので、トロンメルはトロンメルで作ろうと思うわけです。それで、設計を煮詰めています。

一度に全部は難しいので、まずは、スクリーン本体から。

材料の入手のしやすさから、単管パイプを使って作ろうと思うのですが、そうすると φ48.6mm になるわけです。

スクリーンのサイズについては、Vepak Wood Cleaner が 3cm と 11cm になっていることから、第一段階として、φ1,200mm の内面に対して、48 本、第二段階として 24 本のパイプを配置してはどうかと思います。

こうすることで、第一段階で、木屑を除去し、第二段階では程よい太さのものをより分け、トロンメルを通過したものはサイズ超過、ということで割り直す、そういう流れになるわけです。

割り直し作業については、ブレイブの往復式薪割機で行うつもりですが、最終的には WR-6 のような半自動タイプを使用するのが望ましいと思いますが、予算、というものもあるので、まずは乾燥など製品の品質に直結する部分から投資をしていきたいと思っています。

トロンメルスクリーンが完成すれば、薪から木屑を分離し、薪ストーブに最適なサイズの薪を選別するという単調な作業を機械化することができ、人件費を抑えつつ、より高品質な薪の生産が可能なると思いますので、頑張って実用化したいと思います。

テントカバーというか、トンネル型カバーというか

とりあえず、乾燥試験をはじめました。

左の袋は 840kg、右の袋は 760kg 程度です。風体は 20kg くらいなので、中身的には 820kg, 740kg ということになります。

農 PO で周囲 4m, 高さ 2m になるように袋を作ってみたんですが、丁寧に作りすぎました。
見て分かる通り角底に仕上げてありますが、高さは 2m は必要ありませんでした。

というのもの、内部にびっしり水蒸気が結露するのですが、袋がピンと張っていないと、そのたるんだ部分に結露した水が溜まって、うまく排出されないのです。

テントというか骨を組む意味、それも、T 字型にする意味は正直わかっていません。
なので、今は逆 U 字型になっています。

一つはトマトハウスの骨、もう一つは FRP ポールを使っています。

いずれにせよ、袋は角底ではなくて、低コストの平袋にグレードダウンしようと思います。

それと、正直に言って、どの程度換気すればよいのかが全くわかっていません。
換気については、角を裁ち落としてそこから湿気を抜く方法もあるかと思うのですが、そうするとせっかく温まった空気まで抜けていくので、水蒸気のみ排出する袋が望ましいのではないか、とも思います。
一部をタイベックにしてみたらどうなるのか、興味があります。
これは、近日中に袋を試作してみたいと思います。

ただ、残念なことに、うちにある温湿度計と思われたものは、ただの温度計だった、という笑えない落ちがあり、お借りしている温湿度計は Mac で使えるのか、今 3 つくらい怪しいところがあるので、早めに Raspberry Pi でなんとかした方がいいんじゃないかと思う今日このごろです。

いずれにせよ、温度だけでも測定して、穴を開けるとどれくらい暖気が逃げるのか、という部分については把握をしていきたいと思います。