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True North TN20 のスペックについて、具体的に言うと、壁との離隔距離について問い合わせがあったので、こちらにも書いておこうと思います。
まず、基本的なこととして、うちで取り扱う場合、現状有姿となります。
無論、TN20 を注文して、F400 が届いた、というのは TN20 ではないので、当然クレーム対象ですが、型番が TN20 であれば、こういう離隔距離などについて、重松の説明と食い違っていたとしても、実際にどうであるか、ということが優先されます、ということなので、ご理解ください。
理由は単純で、そういう部分をフォローするためには費用がかかるから、また、人的なリソースの制約でフォローすることができないためです。
よって、メーカーのカタログ、マニュアル等の原典を当たって、必ず自分自身の責任で判断してください。
それと、海外製品の場合、モデルチェンジ等が知らないあいだにあって、型番が違っている同等製品を「断りなく」、同一製品として出荷してくることがあります。
例えば、TN19 が TN20 にモデルチェンジしたときも、物がついてから TN20 とわかった状態です。
FISKARS の斧なども、デザインが変わっても、新旧商品がちゃんぽんで届いたりしました。
ですから、そういうモデルチェンジについても、保証することができませんので、代行案件の場合、現物の先渡し用在庫がないモデルに関しては、現物確認はできませんので、ご理解ください。
さて、フリが長かったですが、離隔距離についてです。
True North はカナダの Pacific Energy の製品のため、北米、主にカナダとアメリカ向けに販売されている製品となりますが、安全に対しての基準が両国で異なります。
日本に基準らしい基準があるか、それが現実に即しているか、という部分に関しては、いろいろな見解があるのが実際のところだと思いますが、その件については、ここでは議論しないこととしますし、うちは工事はしませんし、その技術的なアドバイスもしませんので、そういう部分に関しては、別途有償のサポートサービスを購入するか、自身の判断で行ってください。
海外の基準は、あくまでも海外の基準です。
離隔距離については、取扱説明書 PDF の 12 ページに記載があります。
また、床の保護について 13 ページに記載があります。
これらの数字は、あくまでも最低限であって、この数字を守ったからといって、快適に使えるということにはなりません。
特に炉台については、前面に余裕がある法が使い勝手も良く、またサイドには、ある程度のツール類などを置くスペースもある方が望ましいですから、それぞれの事情に合わせたプランニングが必要なことはいうまでもありません。
ちなみに、基本的にアメリカよりもカナダのほうが厳しい基準となっています。
煙突でもそうなのですが、カナダの基準はかなり厳しいので、うちではカナダ ICC 社製の Excel, ULTRABlack 煙突を取り扱っています。
ICC 社製煙突も薪ストーブと一緒に手配可能ですし、現場状況によりパーツが不足することがありますが、ストレートの煙突や各種部材は一定数国内に在庫を保持しておりますので、万一、不足した場合にも、迅速に対応できる可能性があります。
また、万一に備えて、余分にパーツを輸入する必要もありません。
ストーブと同時に手配することもできますので、お問い合わせ ください。