今年の生薪の値段を決めました

梅雨入りしたような気がするんですが。。。

せっかく晴れているので、倉庫での箱詰めは雨の日にすればいいということで、今日は薪割りをしました。
というか、今日も、選別と玉切りがメインでした。
それでも、半端な太いものなんかがどんどん溜まって、埒が明かないので、アッグ的薪割り機投入です。

これ、かなり油量が必要で、エンジンを吹かして作業をしないといけません。
うるさい上に、排熱で暑いのです。
現状、あまり効率がよくありませんが、自動 2 速の走行モータを使ったら、きっと効率が良くなるんだろうなと思ったりしつつ、ジャンク品の走行モータよりも一式で安く買っているし、まあ、またいつ壊れるやらわかりませんから、壊れたまた考えようかなというところです。

古い原木はだいぶ始末したんですが、今年の春前に入ってきた原木がごちゃまぜなので、その中からまともなものだけより分けて、こちらも 1/2 くらいは片付いたという感じです。

逆にいうと、残りの 1/2 くらいは使い物にならない、わけのわからない広葉樹が 30 — 40m3 くらいの山になっていますが、細いものなんかもあるので、せいぜい 15 — 20t くらいだろうなとは思います。
これをなんとかしないと、置き場を占有して困るし、かといって薪にするには手間もかかるし、同じ手間を掛けても、販売するには価値が低すぎて、製品の輸送費も出ないので、どうしたものかと思い悩んでいます。

山にはまだまだ原木があるので、輸送してこないといけないし、割ったものも現状乾燥機は影も形もないので、一旦は山に持って帰って、ビニール袋を掛けて乾燥させなければなりませんし。

引取を待ってもらっている原木が 100t ほどあるので、これ以上は迷惑がかかるので、そろそろ引き取りに行きたいと思います。

それと、生薪の販売についてです。

生薪は、薪製造機から排出された状態のものの販売です。
ですから、製造過程で生じる「半端」、要するにコロ薪だとか、節の部分なども含まれます。
また、小割する必要があるほど大きな塊も含まれます。
きれいなものだけをより分けることはできません。

販売単位は、通気バッグ 1 つ分、単位は袋です。約 1m3 です。

袋数 1 2 3 4 5 6
薪代 12,000 円 23,000 円
@ 11,500
33,000 円
@ 11,000
42,000 円
@ 10,500
51,000 円
@ 10,200
60,000 円
@ 10,000

通気バッグ(袋)代は 2,000 円です。
雨よけのカバーのビニール袋付き。
※ 袋は必ずしも新品とは限りませんが、どれでも一律 2,000 円です。

例えば、引き取りに来られて、袋から自分で移し替える場合には、1 つなら 12,000 円となります。
フォークリフトで積み込む場合、袋の買い取りが必要ですので、14,000 円となります。

引取場所:愛媛県松山市中野町(晴天の平日のみ、昼休みあり) または 愛媛県松山市福角町(要予約)

配達の場合、運賃が必要です。
片道 50km まで(計算の起点:JR 堀江駅)で、以降 1km ごとに運賃 1% 割増となります。

袋数 1 2 3 4 5 6
運賃 6,000 円 9,000 円 12,000 円 15,000 円 17,500 円 20,000 円

軽ダンプでの配達は 50km までです。
この場合、袋代は不要ですが、1 袋(相当)しか運べません。
2 袋注文しても、運賃は 9,000 円ではなく、6,000 円 x 2 = 12,000 円となります。ただし、薪代は、2 袋の割引単価になります。
ダンプ落としとなりますので、ダンプアップするために、上方に障害物がなく、地面は水平で、落ちた薪で汚れたり、傷んだりして困るものがない状態でなければなりません。
人手が足りないので、手降ろしはできません。

4t ユニック車での配達は、6 袋までです。
たとえば、新居浜駅に 2 袋配達の場合、距離は 68.6km で、運賃は 18% 増しになるので、9,000 x 1.18 = 10,620 円です。(距離の計算は トラックカーナビ でトラックの大きさを指定してその都度行ないますので、同じ場所でも交通規制等によりルートが異なったり、結果、運賃が変わることがあります)
クレーンの届く範囲に荷降ろししますので、電線などの障害物がなく、アウトリガーが張り出せるスペースと、水平で堅牢な地面が必要です。
4t ユニック車は幅が 2.2m, 長さが 7m 弱ある中型トラックとなります。
道路状況により、配達できないケースが多々ありますので、ご了承ください。

上記、銀行振込での前払い時は 税込み です。
クレジットカードでの支払いの場合は 税別 となります。(準備中のため、現状は銀行振込のみ)

フォークリフト用の高所作業カゴ

今日は、午前中は小物の出荷で、2 パレット 240kg で 35 ケースでした。
LODGE のクッキングウェア が多かったので、重たかったようです。

午後からは、パレットフォークアタッチメント の出荷と、薪割りでした。
薪割りは、薪割りというよりも、原木の選別をしただけですが。。。
晴れている間に多少なりとも片付けを進めたいと思います。

ようやく届いていたフォークリフト用の高所作業カゴですが、開封して試してみました。
まあ、写真のようなもので、二人乗って作業できます。

手すりとチェンがついているんですが、おそらくですが、前後が逆ですね。

チェンが 3 本ついていたんですが、2 本はカゴの前面用の人の脱落防止で、もう 1 本はフォークリフトのバックレストにカゴ自体が外れないように固定するものと思います。

ヒンジを誤って操作したらカゴが落ちることもあるかも知れませんが、チルトくらいじゃカゴは落ちることはなさそうです。
36″(約 90cm)角なので、手すりもそれくらいの高さがあるので、そこそこ安全かなと思います。

どうでもいいことですが、建築基準法の手すり(屋上やバルコニーの墜落防止用手すり)は、建築基準法施行令第 126 条に、安全上必要な高さを「1.1m以上」と規定されているんですけど、なんでそんな事を知っているのかというと、何年か前の宅建士の試験に出たからです。
そういう意味だと、高さが足りません。

でもまあ、労働安全衛生法的にいえば、85cm ってことなんで、だいたいよろしい感じですし、高さが足りない気もしますが、巾木と同じように、作業用工具などの落下を防止できる、床面からの立ち上がった部分もあります。

このあたりにも書かれているんですが、結構墜落する事故は多いようです。
そういう事故を防止するために、

やむを得ずパレット上で作業をするときは、安全帯を使用するか、または手すりや枠のついた墜落措置のされたパレットを使用すること。

の要件は満たすと思います。

それはそうと、よくにたカゴが 10 万ほどで売れているようです。
しかし、自分の買ったもののほうが、パット見ですがしっかりしたものの上、畳んでしまえるので、優れていると思うんです。
3 つも持っているんで、試しに一つ、値段を合わせて売ってみようかなと思います。

続・箱詰めの内職 — ヤマト便は 99 ケースまでです

連日、箱詰めの内職を頑張っております。

今日は、主に X25 を詰めました。

なぜかよくわからないんですが、X25 はプチプチ袋に詰めないといけないということになっているので、川上産業さんに特注して、プチプチ袋を作っていただいています。

インパルスシーラーは、薪乾燥用の袋を作るために買った足踏み式 のものを使っていますが、この高さが半自動梱包機と同じなのと、さらにいえば、作業用の机とも同じ高さで、非常に効率が良くなりました。

それと、ポリチューブ ですが、270mm のものを使っていたんですが、使い切ってしまったので 270mm と 200mm のものを買ってみました。
そうしたところ、前回届いたものは、あまりにピッタリ内側が張り付いていて、袋に加工したあと品物を入れるのに苦労する状態だったんですが、今回届いたものは、すんなりめくれるように改良されていました。
作業性がかなり良くなった気がします。

そんなこんなで、今日の出荷は 4 パレットになりました。
ケース数は 100 を超えていたんですが、ヤマト便では一度に 99 ケースしか出荷できないことが判明したのと、荷物が多すぎて、積みきれなくて、結局 1 パレットは営業所に持っていくことになりました。
まあ、何事も経験ですね。

今回の納品で、大型商品ですが、FBA 納品できる上限数に近づき、黄色サインが点灯してしまいました。
今後実績を積めば、納品できる上限数が増えるようです。

小型商品は、前回、特に急ぐ商品のみ納品したんですが、他にも品切れしている商品が多数入荷しているので、明日、少しでも納品できるように頑張りたいと思います。

ソープストーンの薪ストーブ 番外編 — JØTUL F 145 S

ウチでは扱えない(こともないのですが、基本、扱いません)ので、番外編です。

JØTUL F 145 は、小型のモデルで、ソープストーンをまとう F 145 S も用意されています。

このモデル(F 145 も F 145 S も)は、日本では販売されていないようです。
北米でも、少なくともウチがいつもお世話になっているチャンネルでは入手できませんでした。

ざっと調べたところ、英国では、£1,846.00 からということなので(VAT については不明)、253,000 円くらいです。

意外と安いという印象ですが、日本の薪ストーブの価格が異常なので、感覚が狂っているのかも知れません。

どこかのセンセーが、鉄は 1t オーストラリアだと 1 万円と言っていますし、まあ、ツッコミどころがたくさんある んですが、だいたい、日本で売られている薪ストーブの値段というのは、JØTUL に限らず、高すぎると思います。

言いたいことはわからんでもない。

オスプレイの重量の 59% がグラファイトエポキシだという、マジレスが面白かったんですが、そういう意味では、ソープストーンの薪ストーブの場合も、大部分は石だった、ってことになりそうですね。

あらぬ方向に転がりそうなので話を戻して。。。
データシートによると、出力は 4.5kW, 効率は 77% だそうですので、小型の普通くらいの効率のストーブ、ということなりますね。

このモデルが欲しい方は、ぜひ個人輸入に挑戦してみてください。

ソープストーンの薪ストーブ その 3 — Hearthstone BALI & Tula

Heathstone について、クラシカルなものは触れないと言ったんですが、一応、シュッとしたものは触れておこうと思います。

まずは、BALI(バリ)。

日本では 長野総商 さんが扱っていますが、グレーのみで定価は 930,000 円(税抜, 税込 1,004,400 円)だとかなんとか。

ウチの場合、カラーはブラックとグレーの 2 色となります。
価格は 543,000 円くらい。
消費税や各種手数料は金額に対するパーセンテージですのが、本体が高くなったところで、運賃はあくまでも体積なので、高額になればなるほど、価格に占める割合は下がります。
どんぶり勘定ですが、日本に持ってきたら 1.3 倍くらいになると思いますから、約 70 万円(税込, 国内運賃・工事費等別)くらいでしょう。
なので、3 割引くらいかなというところ。

それと、Tula(トゥーラ)。
これは日本では売っていないのでしょうかね。。。

ウチの場合の価格は、387,000 円くらい。
同じくどんぶり勘定ですが、1.4 倍くらいになると思いますから、日本に持ってきたら、約 55 万円(税込, 国内運賃・工事費等別)くらいでしょう。

カラーは、チャコールで、フロントがソープストーンのパネルとなります。

より詳しくは。。。

をどうぞ。

聞かれてませんが勝手に書きますけど、一応、キッチンストーブの DEVA だとか、Patio Ovens, Fire Pits も扱えます。

これからのシーズン、Fire Pits で、プールサイドで BBQ パーティーとか、いかにもアメリカンな雰囲気かなと思います。

そうそう、前回、ノースカロライナに行った時、冬なのに温水プールで、やたら泳げといわれたんですが。。。
そして、お約束の BBQ でした。

ただ、これらは食品衛生法の対象となりますので、その部分は調査が必要なため、初回は時間がかかることがあるかと思います。

箱詰めの内職を頑張っています!

今日は雨の予報ですし、大量に商品が入荷したので、検品・梱包して、FBA 納品の準備をしました。
多数の予約注文を頂いている FISKARS X7 もボチボチ梱包しました。

FBA 納品は、一つひとつの商品を汚れから守るためビニール等で養生し、Amazon の指定するバーコードを貼り付けないといけません。
ビニールは窒息を防ぐために穴を開ける必要があります。

ピッタリのサイズの袋はないので、どうやっているのかというと、チューブ状のロール を購入して、必要な長さに切って、それをインパルスシーラーで袋に加工してから商品を詰めて、再度インパルスシーラーで溶着し、角をカットして穴を開けるわけです。
今使っているものは、0.06mm の厚みがあるので、思ったよりもしっかりとしています。

それで、袋を作る時一番肝なのは、同じ長さに袋のもとになるチューブを切り出すことなのですが、これは型紙を作っておいて、チューブにこの型紙を入れてから片端をインパルシーラーで閉じて袋に整形し、その状態で、ぐるぐると型紙にチューブを巻き取っていき、最後にハサミで切り取れば、袋の厚みの誤差はあるにせよ、ある程度正確に長さを揃えて切り出せるわけです。

もともとは、長尺の商品の保護のために、ポリチューブを使うことを思いついたんですけど。

見てのとおりなんですが、FISKARS の X シリーズや IsoCore Maul は、N 式というらしいんですが、差し込んで閉じるダンボール箱に入っています。これ、結構丈夫なのが特徴らしいのですが、問題点として、型抜きしてあり、ダンボールが硬いので頻繁に手を切ることと、プチプチなどでくるむと若干膨らんで、差し込んで閉じにくくなるんです。
今までは、OPP テープで頑張って貼っていたんですが、半自動梱包機が大活躍で、とてもしっかりとした再梱包ができるようになりました。
あと、結構紙くずがでるので、梱包時にエアダスターで汚れを軽く落としてから袋詰しないといけないという問題もあります。

そんなこんなで、頑張って内職をしております。
アバウトな性格の自分には、こういう几帳面さを要求される作業は、結構辛いものがあるので、パートのおばちゃんおねえさんを雇えるくらいの経営規模になればいいのにと思います。

それと、FBA 納品では、メーカーのカートンにバーコードがある場合など、全て消さないといけません。
面倒くさいので、輸出の際に消しておいてと言ったら、なんと、ボールペンで適当に線が引いてありました。。。
バーコードの消し方ですが、太いマジックで縦に線を引いて消すそうです。
横に引いても、多少スキャンしにくくなるだけで、基本的に意味はありません。

どうでもいい情報ですが、QR コードは、リードソロモン符号 という誤り訂正符号を用いているため、コードの一部が欠損しても、誤り訂正レベルにより最大 30% まで失われても復号できます。
それを悪用しているのが、コードの一部にロゴを組み込んだような QR コードです。
それと、QR とは Quick Response の略なんですが、これを実現するためには、QR コードの周りには規定の空白領域が必要です。

更にどうでもいい情報として、QR コードは JIS 規格になっています から、大学の図書館に行けば仕様書がありますので、何とかペイ真っ盛りの今日このごろ、古の技術に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
自分もかれこれ 20 年近く前に、Mac 用には QR コードを作成するソフトがありませんでしたから、筑波大学の図書館まで出向いて仕様を確認して、QRMillX というソフトを作成したりしたのを思い出しました。

ちなみに、普通のバーコードにはそんな機能はなく、最後の一桁がチェックデジットになっているので、ある程度の読み取りミスを検出することができる程度です。

それで、例の 製函機, Strapack AS-323 の件です。
気になって仕方ないので、メーカーさんに電話して、機械についていろいろと教えていただきました。

そうしたところ、AS-323 は、フラップを折って I 貼りをする機械、ということはそのとおりなんですが、箱のサイズの調整はハンドルを回して行う必要があり、営業さんの感覚的には、かなりかったるい そうなのです。

ケースサイズの変更はハンドル操作でラクラクです。

って書いてあるんだけど、まあ、どう考えても、かったるいでしょ。

そのため、例えばみかん農家のように、みかんの箱を一度に 100 とか 200 とか、作り続ける向きには適している機械、ということになります。

うちのような少量・多品目の場合、やはり T55 のほうが適している、ということでした。
ただし、この機械、定価で約 100 万円で、三相の電源と圧縮空気が必要になります。
また、フラップの折込は人力で、要するに封函機だってことです。
それでもかなりの省力化にはなると思います。
いつか導入できたらいいなと思います。

あと、色々調べていて、今日気になったアイテムは、3M の フロントタブシステム です。Amazon やヨドバシだと、ダンボールに穴が空いていて押し込むことで OPP テープを剥がしやすく工夫してあるんですが、こちらははがしやすいようにタブを付ける機能です。
人力で折り返して、剥がれるように気配り指定ある場合もありますけど、3M の フロントタブシステム は、カラーで見やすいくて、とてもいい感じです。
ただ、これ、製函機自体、3M のものを使わないといけないんだろうと思います。

それともう一つ、輸入した商品の梱包で使われている紙の梱包材のメーカーをようやく突き止めました。
Ranpak 社の FillPak です。

これの何が素晴らしいのかというと、「紙」だということに尽きます。

プラスチックの梱包材料を極力減らしたいと思っています。
つい先日、レジ袋・プラごみが大阪湾に大量に沈んでいるというニュース を見たんわけですが、紙はプラスチックよりもリサイクルが容易で、ゴミになっても有価物ですし、何よりも腐りますから安全です。

それで、いわゆるザラ紙を買ったんですが、丸めるのがかなり面倒で、ケチると動いて十分な保護もできないし、やはりエアピローが安いし楽だし、なんて思っていたわけです。

コストの問題はどこまでもついて回るので、採用できるのか、という部分は未知数ですが、ようやくメーカーがわかったので、コストなどを弾くことができます。
その上で受忍できるコスト増であれば、受け入れたいと思っています。
あまりに高いようならば、当面は、先日見つけたエアピローマシンを使うしかないかなと思います。