2 年越しでようやく気づいたこと

今更、みたいな話です。 薪ネット ですが、今までちょっと小さないぁ、などと思いながら使っていたんですが、今日、O さんにもらったユーロ(EUR)パレットを使おうとセットしてみたら、フレームがちょっと大きいことに気づいて、一つ内側で固定し直してみると、なんと、ドンピシャじゃあありませんか。 そうです、ユーロパレット用だったのです。 ホント、今更の話です。 ちなみに、ユーロパレットのサイズは、1,200mm x 800mm です。 T11 は 1,100mm x 1,100mm なので、当然、200mm ほど外周が大きく、薪ネット が小さいと感じていたわけです。 写真で見て分かる通り、前面はツーツーなので、T11 を使う場合、手前部分を突出させて使うことになりますね。 久しぶりすぎて、底を絞るのを忘れていますが、代わりに FRP ポールで串刺しにして風でバタバタしないようにしてみました。 薪ネット はコストも安いし、一応、1 年以上の耐候性はあるし、開口率も高いので、吊らなくて良いなら、そして、移し替えないなら、とても良いものだとは思うのですが、購入元の担当者が退職し、新しい担当者は輸出をする気が全く無いようで、入手ができなくなってしまっています。 製品じゃないものは、袋にコストを掛けるのは難しいので、なんとか再入手できないかなと思っているんですが。。。 お店でも結構リクエストを頂いているので、本当になんとかしたいです。 パーソナルユースでトマトハウス乾燥をするなら、コストパフォーマンス抜群のアイテムだと思うんですよね。 で、今日は朔なので、午前中は神社の巡回をしました。 10 時の休憩時間に、兼務神社の修理に来ている瓦屋さんと、賽銭泥棒の話に始まり、岩戸隠れと戸隠神社の話やなんかをして、その後も、あちこちで氏子さんに捕まり立ち話やなんかをしたもんで、2 時くらいまでかかってしまいました。 その後、振動ローラーを返却して、山に登ったら 15 時を回っていて、薪割りのためにスケルトンからグラップルに交換したんですが、フラッシュフェイスカプラ が壊れたようで、どうにも繋がりません。 外れなかったので、叩いて外したのが良くなかったみたいです。 家に予備があるんだけど、取りに帰るのもかったるいし、などと思っていたら、トロンメルについていることを思い出して、接続の確認のついでに試運転をしてみたんですが、ユンボでも油の量が多すぎるようです。 ついでにいうと、ニードル弁 … Continue reading

薪ヤードの整地を頑張り中!

今日は昼前から整地を頑張りました。 M 組さんが土を運んできてくれるのですが、石などが混ざっているので、スケルトンでひたすら選り分けて、後は均して踏み固めるだけです。 ただそれだけ。 19 時前まで頑張りましたが、いまいち捗りませんでした。 昼間レベルを出そうと思ったんですけど、明るすぎて、キャッチがうまく機能しなくて、暗くなったらやろうと思ってたんですが、集中力が持ちませんでした。 まあ、明らかに低いので、測るまでもないんですが。。。 そうそう、結局、振動ローラーは全く使いませんでした。 明日は、薪ネットにミックスを作って、少しヤードを片付けようと思います。 3 袋くらいできそうです。

これは安いぞ Ventilated Bag

オーストリアからウッドバッグを輸入しようと計画しているのですが、なんだかんだで 14 ユーロもして高いのです。 もっともっと安いものをと探していて、発掘しましたよ、Ventilated Bag。お値段、$8 です。 米国からの出荷になるので、雑貨と混載できる上、松山港に荷揚げできるルートを確立しているので、輸入が超楽かもしれません。 流石に薪ネットの価格には敵いませんが、吊れて $8 なら、悪くなくないですか? 普通のフレコンだって、これくらいの値段するでしょうし。 ただまあ、現地での UPS Ground の配送費用、日本までの輸送費用、そして、関税・消費税、その辺を考慮した上で、お店で小売するとなると、円安も進んでいますので、どこまで価格を抑えられるのかは未知数ですが。。。 とりあえず、2 枚、サンプルを購入しました。 航空輸入するつもりなので、年内には到着すると思います。 容量は 1.5m3 あるので、オーストリア製の白ウッドバッグと同じです。 耐候性については、結果が出るまで暫く掛かるとは思いますが、ものを見てからの判断とはなりますが、まあ、値段が値段なんで、2 パレットくらいまとめて輸入してみようかと思っています。 これを使うなら、X Frame Bagga もどきも作りたいです。 作りとしては、見ての通りのシンプルなものですので、簡単に作れると思います。 まあ、何はともあれ、サンプルの到着を待ちたいと思います。

薪の搬入 — 冬支度とカイズカイブキ

温暖な愛媛もこのところ寒さを感じるようになってきたため、ウッドデッキに薪を運び込んで冬支度をすませました。 自家用の薪は、作るときから写真のようにみかんカゴに充填して、焚くときにはそのまま室内に持ち込みます。 最近は 薪ネット も使っているのですが、流石に 300kg くらいあるので、そのままでは持ち込めないため、やはりみかんカゴに移し直して運んでいます。 みかんカゴの良いところは、丈夫で安いことですが、問題点もあり、まず第一に貧乏くさい見た目もありますし、作ったまま運び込むとクリーニングをしないので木くずが付着している(虫がいることも)ものが落ちる点、そして空になってもかさばる点でしょうか。 現状、重松的には、これ以上に便利な手段はないので、後はどこまで問題点を軽減できるのか、というところです。 まずは、軽トラ 2 台分ほど、ウッドデッキに運び上げました。 ウッドデッキと駐車スペースの段差は 2m 以上あり、手間を減らす方法を考えています。 一番簡単なのは、屋根の梁に単管パイプか H 鋼を吊り下げ、電動ウインチとトロリーを使い、モッコでみかんカゴをまとめて吊り上げる方法なのですが、この方法の問題点は、玄関先にそういうものがあるのはあまり美しくない、ということです。 瓦の荷揚げなどに使う、はしごにウインチを取り付ける方法が簡便ではあるし、使わないときには仕舞っておけるメリットはあるのですが、この場合、一度に持ち上げられるカゴの数が少ないため、下で積む人、上で荷降ろしする人、最低二人はいないと作業の効率が悪いという問題があります。 今思いついているベストな方法は、動画のように門型(鳥居形)の支柱をウインチで吊り上げる方法、つまり、鳥居形デリック を使う方法です。 足の部分は単管パイプ等を使い、駐車スペースには、デリックの足を固定する金物のみを用意しておき、必要な時にデリックを組み立てれば、いつもは邪魔にはなりません。 とまあ、色々屁理屈をこねて、何もしていないわけで、今回も結局、人力で運び上げたわけですので、拙速になんか対策をしたほうが良さげであります。 さて、今回運び込んだ薪の中にカイズカイブキがありました。 2 年前の今頃に薪割りをした時 の、心材の色の鮮やかさと、脂が多くて 買ったばかりの Husqvarna S2800 のシャフトがベタついたのを思い出しました。 初めて薪にしたので、早速、昨晩焚いてみたのですが、ヒノキと同じように燃えやすい木で、スターターには良さそうですが、やはり燃えるスピードが早いため、これだけで焚くのは手間がかかる感じでした。 他のものと混ぜてうまく焚きたいと思います。

薪の長さ・太さについての考え(その 2)— 欧米での薪づくりの方法と薪事情

ここ数年、アメリカはさておき、日本にも多数入ってきているヨーロッパのストーブと、そのヨーロッパでの薪生産側の事情について調べていて、勝手に推測していることがあります。 薪屋を始めるにあたって、生産の省力化のため機械化を図ろうと、薪製造機について調べていた時、欧米と日本の薪生産のスタイルの違い、また、ヨーロッパとアメリカとの違いに気づきました。 自分は大日本帝国方式と呼んでいますが、大東亜戦争の時、空港が爆撃されると大日本帝国は兵隊さんが「気合」とツルハシ・モッコでもって人力でやっていたわけですが、それと同じ、下手をすりゃ、気合と斧で割っているわけです。 その時米軍は、葉巻を吹かしながらブルで押していたんでしょうけど。 まあ、何事も技を極めようとするのは日本人の美徳でもありますので、悪いことばかりではありませんが、今、この時代においても、自衛隊の土嚢の積み方ひとつ見ても、我々の非合理的とも思える形式美に拘る様子が見て取れます。 お客さんも日本人なので、形式美に拘る、ということでもあるんですが。。。 観閲式予行で土嚢の写真ばっかり撮ってたら案内役の自衛官の方にめっちゃ怪訝な顔で見られました。この土嚢の積み方はもはや芸術的な美しさ。 pic.twitter.com/toBdW4S2mJ — 鰐軍曹@自宅警備隊 (@WANIGUNNSOU) October 13, 2016 一方アメリカ人の場合、youtube なんかにたくさんあるので見れば一発でわかりますが、樽のようにまるまる太ったおじさんが、アホのように巨大な丸太をバキバキとぶち割って、満面の笑顔でご満悦、いわゆるドヤ顔で〆るというパターンの動画ですが、デカさとパワーで勝負するタイプです。 基本的に、何も考える必要はありませんよね、ただ単にデカくするだけですから。まさにアメリカン。 この方式も悪くはないんですが、木ってのは、大げさに表現するとカラーコンのように円錐になっているわけで、かつ、幹だけでなく、枝の部分もあり、大部分は細いのです。 なので、最も太い幹の部分を処理しようとしてサイズをどんどんでかくするのはとても効率が悪く、大は小を兼ねません。 それではヨーロッパではどうでしょうか? ヨーロッパでは、太すぎる原木に対しては、ある程度までは、薪割り機自体を大きくして対処しますが、大きすぎるものは、下処理をして、普通サイズの薪割り機が使えるようにする、という発想がアメリカよりも強いように感じます。 アッグ的薪割り機、と勝手に呼んでいますが、通常は、コーンスプリッタと呼ばれています。 回転する円錐が食い込み、押し広げ割ることができるだけでなく、突き刺して移動したり、回転を利用して向きを揃えたりすることができる、とても便利なアタッチメントで、うちでも部品を輸入して ViO-30 のアタッチメントとして利用しています。 もちろんヨーロッパでもアメリカ的発想のものもありますが、特徴的な作り方があり、それは 1m(くらい)の長さで作る、というものです。 まあ、動画にあるとおりです。 1m のままで割り、背景のように積み上げることもあれば、bullet bundler という機械で 1RM(1m3)で束にすることもあります。 それを後から必要な長さにカットするのです。 これはオートマチックタイプで、長さもかなり細かく設定できます。 この手の機械は、オートマチックタイプから、セミオートマチック、本当にいろいろな種類があるようです。 さて、算数の問題です。 元が 1m で、それを … Continue reading

太陽電池小屋の波板張り — 足元が悪いので砕石敷き込み

太陽電池小屋の波板張りを始めています。 午前中は、家のコロ薪を 薪ネット から、みかんかごに移し替えたり、ViO を回送したり、パンクしたタイヤ を ボブキャット宮崎 さんに送る準備をしたり、あと、ボブキャットのバッテリーがついに昇天したので、付け替えたりして終わってしまいました。 バッテリーですが、ちょっと端子が腐ってたり、固定するための樹脂製の部品が朽ちて折れたりしたので、とりあえず、間に合わせで取り付けたので、後からきちんとやり直さないといけません。 午後からは、太陽電池小屋の北側、擁壁との間が草が生えたりしていて、足元がよろしくないので、法面バケットに付け替えて、綺麗に整地、砕石を敷きこむ作業をしました。 奥の方は、砕石を敷きこむとキャノピーが下屋に干渉してしまうので、アームの届く程度までで、本日終了。 ダンプを待つ間に、薪の天地返し。 結構雨ざらしにしてあるので、トロンメルが完成したら、篩って、トマトハウス式乾燥に移りたいと思います。 明日は、朝一、兼務神社の清掃があるので、それが終わり次第、続きを頑張りたいと思います。