今日は、週末に兼務社で新穀感謝祭(新嘗祭)があるので、その準備で、神社の清掃などをしていました。
参道にある木を一本伐採しておいたのですが、枝はあらかたダンプで搬出していたのですが、積みきれないものが残っていて片付けをしました。
もともとおざっぱな性格で整理が苦手なのですが、肝心の枝切り鋏が見当たらず、出かけようと思ったら銀行さんがやってきて、結局 10 分ほど集合時刻に遅刻してしまい、片付けのスタート。
この間、かれこれ 10 年選手の新ダイワのチェンソーをオーバーホールに出したのですが、仕上がってきて以来、初仕事です。
新ダイワはもっぱら玉切りに使っているんですが、ソーチェンはパワーシャープを使っています。14″ なので、PS52 ですね。
6〜7m ほどの木だったんですが、周りが桜の老木ばかりで、枝を折ったら枯れてしまいそうな雰囲気なので、枝をあらかた落としてからユニックで吊った状態で伐採をして、倒しておいたものの整頓をしました。
ヒノキっぽい(庭木です)んですが、幹の部分はもったいないので捨てずに取っているんですが、節が多く、まともな薪にはなりそうにありません。
いつもなら、ちゃんと枝は破砕してチップにしてから捨てるんですが、最近はあまりに仕事が溜まりすぎて、どうにもならないので、今回はただ単に野積みしただけなので、後で難儀をしそうな気がしないでもありません。
さて、パワーシャープですが、目立てが上手な人的に言えば、お金の無駄なんでしょうが、自分は、伐採の時に地面すれすれだとか、場合によっては、根を切る必要があったりするので、すぐ切れなくなってしまうので、自動目立てのパワーシャープというチェンを使っています。
http://www.oregonchain.jp/powersharp/index.html
普通のチェンに比べると、1.5〜2 倍くらいしますし、最小に専用のバーに交換しないといけないので、ちょっと思い切りが必要ですし、切れ味に関して言えば、あくまでも個人の主観ですが、研磨する際にどうしても偏ってしまうし、自動研磨だから修正のしようがないので、そういう意味では劣ると言わざるを得ません。
http://kimaru-giken.com/kimaru/index.html
キマルという目立て機について教えてもらったんですが、こっちのほうが、細かく研磨できるから、最初は高くても、長い目で見れば安く上がるのかもしれませんし、刈払い機の刃物の研磨できるなら、そっちも助かるし、持っている人がいるようなので、機会があれば見せてもらおうと思っています。
それと、チェンオイル。
いままで、アルボロールを使ってきたんですが、チェンソーをオーバーホールに出した理由の一つにオイルの吐出が不安定になったことがあって、生分解性の場合、利用頻度が低いのでどうしても樹脂化してしまい、結果、オイル不足でチェンの冷却が不十分になってチェンが熱で伸びて緩んでバーから外れたり、そうかと思えば、大量に吐出してオイルまみれになったりで、水溶性なので洗濯はいいんですが、それ以上にデメリットが大きいので、鉱物油に戻すことにしました。