もうすぐバンニング

納品されたストーブや煙突などのパーツの最終点検と梱包が行われているようで、レポートの写真がどんどん送られてきます。

ストーブは、開梱して、ドアなどの立て付けを始め、各機構について、日本人の感覚に近いレベルで点検・調整が実施されます。

Hearth & Home では、煙突などは、米国やカナダの厳しい安全基準に照らし合わせてプランニングをし、各部材にはプランニング図に記号を割り当てており、その記号に基づき、梱包に記号を書き込むことにより、現場での施工がスムーズに行えるように可能な限りの配慮を尽くしています。接合部分の細かなズレなども、事前に微調整を済ませます。特に煙突は高所作業になることが多いので、些細な修正でも、事前に済ませることで作業性の向上と、それに伴う工期の短縮・確実な施工とで、工事作業者、薪ストーブユーザ両者の安全に寄与します。

ディーラーとの綿密な打ち合わせを経て、漏れのないパッキング、輸送途中の破損のないような梱包がこの後行われ、バンニング、といいますが、コンテナへの積み込みが行われるのです。

閑話休題。

インターネットの普及で、遠くはなれていても、ほとんどタイムラグなく意思の疎通が図れるのはほんとうに便利な世の中になったものだと思います。

実は、重松、昔は、ネット関連の会社(正確に言うと、勤め始めた時は、多分商社だったと思うんだけど、やってたことはネット関連)に勤めていたことがあって、その頃は、まだモデムが別売り、インターネット接続もダイヤルアップ、という時代で、そのモデムやらネット接続ソフトやらを販売していたわけですが、あの頃の、それなりの頑張りが少しばかり日本のネット環境の普及発展に貢献できたのかもしれないと思うと、とても嬉しく思います。思い上がりかもしれませんけどね。

そういう意味では、薪ストーブも、内外価格差が小さくなり、もっともっと安価に提供されるようになるといいなと思います。そのために、Hearth & Home として、頑張って行きたいと考えています。

Hearth & Home の扱うストーブは並行品と呼ばれるものです。

並行品ですが、納品前に、一旦、商品の再点検、調整・補修が行っています。
また、商品の保証は、当然、海外では、正規品ですから、ストーブメーカからきちんと受けることができます。
PL 保険にも、もちろん加入しております。

ダッチウエストジャパンさんは、こんなことを言ってますね。

http://www.dutchwest.co.jp/howto/buy_stove/ より引用。

並行輸入業者がアメリカから持ってくるストーブと弊社が皆様にお届けするストーブは、一見同じですが、実は違います。
弊社が輸入した製品はすべていったん本社で開梱してから、熟練の整備士が点検・整備し、専用の工具キットや日本語の取扱説明書を加えてから再梱包し、お客様にお届けしています。
点検は、鋳物部品、表面塗装、ドアや掛け金などの可動部分について、日本のお客様が求める高い基準に合うように、一台一台丹念に行われています。さらに、警告ラベルの添付、PL保険への加入、輸送事故の際の連絡先を記したステッカー、保証書なども含め、お客様のことを第一に考えた万全の対策を施して発送されています。

えっと、うちのストーブとの違いって、要するに日本語の取説の有無とシールが貼ってあるか否か、だけってことでよろしいですか?

こんなことも書いてありますが。。。

並行輸入業者(正規代理店以外の第三者)からストーブを購入したものの、アフターサービスがなかったり交換部品が手に入らなかったりして、宝のもちぐされになっているというユーザーの苦情をよく耳にします。困り果てたお客様が弊社に相談にいらっしゃることも多くなっています。
ダッチウエストとマジェスティックの日本総輸入元である弊社では、取り扱っている全製品とそのほとんどの部品を在庫し、万全のアフターサービス体制を整えています。
顧客満足度を追求するダッチウエストの精神を受け継ぎ、「弊社からお買上のお客様」に不自由はおかけいたしません。常に徹底した在庫管理を行い、迅速にお客様へお届けできるように努めております。

こういう行為をディスるっていうんですよね。

ダッチウエストジャパンさんではないんですが、まあ、このブログに来ている人なら間違いなく知っている、そういう一次代理店さんですけどね、

正規輸入業者(正規代理店)からストーブを購入したものの、アフターサービスがなかったり交換部品が手に入らなかったりして、宝のもちぐされになっているというユーザーの苦情をよく耳にします。困り果てたお客様が Hearth & Home に相談にいらっしゃることも多くなっています。

な状態です。

いうだけはただ、空手形、という言葉があります。
その保証書、会社が潰れたら、ただの紙切れ、それこそ、便所紙にも硬くてならないでしょう。

「巧言令色鮮し仁」、美辞麗句を並べ立て自己賞賛し、他者を貶めた上で、自分たちと異なる立場の相反する意見については、読者が反対意見として知ることができる配慮をしない、という宣伝スタイルは、美しさを感じません。

Hearth & Home の代行のページでは、ダッチウエストさんの意見、当然、自分とは異なりますが、ちゃんとリンクして、お知らせしてあります。

そもそも、高くて良いのは当たり前なのです。

Hearth & Home は、正規輸入品の定価で、一般的な屋根抜き煙突(屋外断熱、室内2重煙突)一式を含む部材の提供を実現しています。

円安傾向にあるため、どこまで踏みとどまれるかわかりませんが、圧倒的に安くて、大差のない品質、を目指していきたいと思います。

引き続き、施工に至るまで、レポートをしていきます。お楽しみに。

薪ストーブ、ぞくぞく入荷中!

ストーブが続々入荷しています。

Hearth Stone の Heritage 2、JØTUL F45、それと、個人的に売れると思って仕入れてみた F400 です。

今回は、F45 と Heritage 2 は煙突も含む部材一式なので、かなりのボリュームになりそうです。
更に、大型丸鋸や、通常の雑貨商品もあるので、うまく積まないとトラックに積みきれないかもしれません。

今から、到着が待ち遠しいです。

またまた受注 — Heritage 8022

heritage_8022_matteblack_1今回の案件は、Heritage、ソープストーンの高級ストーブです。

スピード決着ですが、お客様の方で、すでに別の薪ストーブ業者さんで見積もりを取っていたことが大きかったと思います。

内容としては、競合店が Heritage の旧モデル在庫を処分価格、煙突は NOVA SM という普通の構成で、40 万近い値引きをして 100 万税別(工事費含む)ということですが、これを税込み 90 万(83.3 万税別)でどうにかして、という案件でした。
わかりやすく書くと、後 2 割、安くということです。

HearthStone はもともと北米での価格が高い(内外価格差が1.6倍程度)ので、さじを投げかけたのですが、よく考えたら、F45 と一緒のコンテナに載せることができれば、配送料が相当絞れますから、工事費を 20 万として、商品自体が税込み 60 万程になれば、なんとかなるわけですね。

ちなみに、Heritage ですが、税込定価は 604800 円です。
つまり、今回の案件も、ストーブ本体の定価で、一式揃えて、という要求です。

為替の問題があるので、微妙ですが、なんとか行けそうだと伝えたところ、即断いただきました。

ちなみに、旧モデルと新モデルの見分け方ですが、写真のようにサイドローディングのドアが、上から開く(ちょうどオーブントースターのように)が新モデルです。
灰がこぼれにくくなるのでしょうかね?