SV100 をようやく修理しました 

大晦日にホースが裂けて大量に油漏れして動かなくなっていた SV100 ですが、ホースを修理してもらったものの、作動油を補充できていなくてずっと動かせないでいました。
今度の日曜日に大祭があり、駐車場に置物状態なのも困るので、重い腰を上げて作動油を補充して、多少残っているチップを運ぶことにしました。

それで、乾燥機なんですが、バッフルというか、top V-shaped heat deflector plate とうようですが、一部パーツが焼損していて、それはなくてもいいんじゃないか、という話になったので、なしでテストしているんですが、いまいち温度が上がらないのです。
少し設定を変更して、300°C を超えて 400°C は超えない感じでは運転するようになったので、一晩様子を見てみようかなと思います。

見たところ、炎の高さが低いというか、燃え方がイマイチな気がします。
火室の温度が低くて燃えきってない気がします。
チップの品質の問題もある気がしますが、この状態だと、生チップとか絶対燃やせないだろうと思うので、やはりバッフルなしってのは温度が上がりづらいんじゃないかと思います。
消耗品なので、図面を取り寄せて、国内で生産できるようにしたいと思います。

ホースが爆発

朝イチ M さんから電話がかかってきました。
大抵いい電話じゃないのですが。
案の定、乾燥機の故障の連絡です。
油がダダ漏れで自動停止しているということです。
材料を積んで修理に出かけました。

修理中。

原因はすぐに特定できて、ホースに穴が空いているだけでした。
設計の時点でホースは全て NPT にしてもらっているので、薪割り機等の修理のために持っているホースの在庫で対応できます。
とはいえ、こんな短いのはないので、一番短いものに交換しました。

再起動しましたが、がっつり冷えています。
しばらく安定するまで様子を見るため、一旦ご飯を食べに行って時間を潰すことにしました。

駐車場がクソ狭いのです。
5 号が当たってるというのですが、当たってません!

それで、ラーショの帰りにディックにフィルタレンチを買いに寄りましたが、欲しいものが売ってなかったのです。
結局、アストロに買いに行ったんですが、ディックはゴムベルトのものとワッカのタイプしかなかったんです。
ゴムは朽ちるし、ワッカだとフィルタの下等から潜らせないといけないと思うので、狭いと作業がしづらいし、小さくならないので工具箱にしまうときに嵩張るから嫌 by 5 号、だそうです。
車検シールを張り替えないといけないので、スクレーパーも買いたかったんですけど、これも見当たらず。

アストロに行くと余計な物を買ってしまうのが悩ましいところです。
今回買ってしまったブツがこちら。
メッシュパレットは固すぎて刻印できませんでした。。。
ハンマーで叩くタイプの方が確実で安かったですね。

それはそうと、日課の Youtube 散策で、ハイガー産業の TIG 溶接機を見てしまいました。

5 万円ほどなんですけど。
使用率も 60% です。
でも、本当にアルミ溶接ができるんでしょうか、気になります。

あと、溶接面ですが、アイボーグ 180° の動画を見てしまいました。
いやはや、すごい値段です。

でもまあ、趣味の素人なので、先ずは確かなメーカーのエントリーモデルで腕を上げてから考えようと思います。

破損したと思われるリレーについて調べてみる

乾燥機の様子が気になるので確認に行きました。
とりあえず、昨日からは安定して動作しているようです。

それで問題のリレーと思われるものについて確認しました。
Automation Direct750R-3C-24A という型番で4 つ同じものがあるようです。

Technical Attributes
Brand AutomationDirect
Item Relay
Relay Type Octal control
Mounting Socket
Relay Housing Type Encapsulated push-to-test
Coil Voltage 24 VAC
Relay Configuration 3PDT
Output Type (3) N.O., (3) N.C.
Contact Rating 10A
Connector Type 11-pin
Indicator LED
Additional Information Purchase 750-3C-SKT mounting socket separately

はてさて、よく見るとこれ、24VAC と書いてあります。
たしかに 24V の電源はあるんですけど、DC(直流)じゃなかったかな?
一つ $11 のもののようです。

3DPT というのがよくわからないので、調べてみました。

略語 意味
SPST Singe Pole Single Throw 単極単投(1 極 1 投)
SPDT Singe Pole Single Throw 単極双投(1 極 2 投)
DPDT Double Pole Double Throw 双極双投(2 極 2 投)
3PDT 3 Pole Double Throw 3 極双投(3 極 2 投)

よくわかりました。
このスイッチ(群)を電気信号で切り替えるもの、ということですね。

この前、スイッチの向きって作法があるんじゃないの、書いた件ですが、やはり作法がありました。
強電の場合、電位の高い方(電流が流れてくる方)をオープンにする、そうです。
なるほどって、交流はどっちから流れるの?

それで、入手性が良さそうな国内メーカ品を調べてみたんですが。。。
細かなことは無視して、多分この手のものだと思うのです。
ただ、端子台の方が合うかまでは知りませんが。

他にも富士電機のものなんかもみたんですが、750R-3C-24A にはテスト用の押しボタンスイッチや状態の LED があるし、値段も安いです。
国内メーカのものでも納期的にもかなりかかるようなので、750R-3C-24A の予備を持っておく方が手間がかからなくていいかもしれません。
壊れやすい気がしないでもないんですが。

それで、安定しているようなので、少し買い物に出掛けて夕方戻ってくると温度が下がっていました。
スクリューコンベアの長時間停止エラーが出ていて、原因ですが、チップの残量検出をするシーソー的スイッチに、チップの量を制限するためにぶら下げて置いたおもりがずれて、チップがない状態でもチップがあると誤検出していたためです。
番線でシャックルをぶら下げるというやっつけ仕事だったので、これは取り除きました。
チップの火室への供給量の調整が現状できない構造なので、運転を休止しているタイミングで、改造をしたいと思います。
チップもそれほど高いものではないものの、無視できるほど安いわけでもないので。

とりあえず、しばらくは様子を見たいと思います。

今度こそ直ったか?

今日は午前中、薪ストーブの見学に高知からお客さんが見えられました。

かぐつちTrueNorth TN20 とがうちにはあるので、どちらも体験していただきました。
いろいろ話を伺う範囲では、TrueNorth TN20 の方が適しているように個人的には感じました。
ただまあ、他にもストーブは様々あるので、他の機種についても体験していただきたいと思いますから、そのようにお願いしました。
百聞は一見にしかず、とうやつですね。

午後からは、もはや日課になっている乾燥機の修理活動です。

Frequency drive, インバーターですが、各パラメータの値のリストが届いたので、現状の設定値との比較確認です。

スイッチが ACI でないといけない、ということなんですが AVI になっています。
これは切り替えましたが、これまで 3 年間、ずっと AVI だったと思うんですけどね。
まあ、よくわかりませんが。

それで、パラメータ的には特にクリティカルに違う、ということはなさそうに感じたのですが、一応リストを作ったのでメーカに送っておきます。
ただ、個人的な見立てでは、インバーターの問題ではない、と思っています。

Cross feeder のトラブルは安定して全く動かない、というわかりやすいものだったんですが、screw conveyor に関しては、たちが悪いことに、普通に動くように見えて、しばらくすると動かなくなることがあり、動かなくなると、それが原因で他に問題が生じしてまう、ということです。

異物を噛み込んだのかと思って掃除したり分解したときに、チップの量を検出するセンサを M さんが外してしまったので、チップの供給量が無茶苦茶になりました。
大量に供給され過ぎているので、テストをするにも適切な位置に調整しないといけないんですが、これがかなりシビアです。
なんせ、センサーの感度が悪いし、位置を上げるのは簡単なんですが、下げると検出したままになって、そうするとエラーになるので、チップがないタイミングで下げなければなりません。
それよりも昼間でも暗くて見えないし、埃っぽいし、小一時間かかりました。

あと、最近やたらチップの使用量が増えているのですが、火室への供給量の調整もかなりおかしいようです。
今までの 2 倍くらい使っているので、原因を調べているのですが、シーソーというか天秤でチップの量を計っています。
それの固定ネジが緩んでいました。
ただまあ、それはクリティカルな要素ではないと思います。
とりあえず、シャックルをおもりの代わりにぶら下げて、供給量を制限してみました。
燃焼温度が 600°C 程度で安定しているので、耐火被覆も傷みにくいのではないかと思います。
あとは、燃焼速度とのバランスで、どのような灰が出るのか、黒いなら燃焼時間が足りないので、ストーカーの摺動間隔が早すぎる、ということになりますし、その辺、しばらく運転しながら様子を見る必要がありそうです。

それで、今日の対策ですが、ドライバーで指し示している赤い突起、これを押すとインバータが起動しました。
なので、これがインバータを起動するリレーと思われます。
二つあるのですが、左右を入れ替えたら、スムーズに動くようになった気がします。
おそらく左が正転用で、右が逆転用なのだろうと思います。
壊れていた場合、逆転できなくなるわけですが、元から逆転できない気がするので、たちまちは問題ないと思います。

それと、今回のトラブルで、GS2 というインバータのパラメータのうち、P3.00 がこういうリレーからの起動・停止信号を受け取って運転するかどうか、という設定であるとわかりました。
00 の場合が手動で、01 にすると信号による運転となるわけです。

FGF, Flue Gas Fan 排煙ファンですね、これの制御ができなくなって、過去に設定を変えた記憶があります、確認したら 00 になっていて、だから手動でスタートしないといけなくなっていたわけです。
試しに 01 にしてみたんです。
そうしたところ、自動で起動したんですが、途中で screw conveyor と同じく、カチカチと音がするだけでファンが運転できない症状が出ました。
なので、これもリレーがおかしいのかなと思いました。

それ以前に、そもそもリレーが原因と断定できるほど張り付いて運転状況を中止したわけではないのです。
小一時間、様子を見たんですが、その範囲では問題なく運転できていただけです。
もし、不具合が生じたとして、燃料が供給されなくなるので、火力が落ちて停止します。

明日の朝、そういう状態になるのか、それともそれなりに動いてくれているのか、園の事情でネット接続できないので、その辺も不便で仕方ないのですが、まあ、行って確認するしかありません。
行って帰ってで 2 時間無駄になるし、燃料代もバカにならないので、ケーブルテレビの WiFi サービス を利用して、リモート監視できるようにしようと思いますが、ちょっとエリア図で見ると微妙なんですよね。。。
まあ、それでも、一度行って帰る程度のコストで一月借りられるので、試すだけ試してみようと思います。

一瞬直ったのにすぐに不調に

今日は小学校の遠足がありました。
5 年生が 100 名ほど、登山の途中に神社に立ち寄ってくれました。
月並みですが、神社の歴史的な話をしておきました。

それはそうと、この間買った IKEA の断熱ブラインド です。
やるだろうなと思ってはいたんですが、早速ですね。
裏側に入り込んでいます。
ギリギリの位置まで閉めると、持ち上げて入ったので、少し余分に下げておいたんですが。。。
敗北。
壊れるのも時間の問題でしょう。
手間をかけてピッタリのサイズに切って枠内に収めようかと思ったんですが、手間が無駄になりそうな気がします。

そして、今日も乾燥機の修理です。
ミッションは、screw conveyor を制御する frequency drive(インバータ)のプログラムを変更せよ、です。
P3.00 を 00, P4.00 を 00 に変更して、動作を確認してほしい、ということなのでやってみました。

そうしたところ、手動で問題なく運転・停止ができました。
少なくとも手動では操作できるのでインバータの問題ではなさそうです。
自動で止まるのかと思っていたので、チップを送り過ぎて、早速詰まってしまいました。

自動停止しないので、元の P3.00 を 01, P4.00 は元から 00 なので、その状態に戻して、再起動してみたら、なんと普通に動き始めたんですよ。
直ったと思って、運転を再開したんですが、運転を続けると日曜日にもチップが足りなくなるので、取りに帰ることにしました。

トレーラは車検に落ちていて、まだ修理できていないので、4t に積み込みました。
で、積み込むときにグラップルを外したんですが、失敗したようです。
積み込み終わって、またグラップルを取り付けたんですが、うんともすんとも言いません。
コネクタの付け根が曲がって、端子同士が接触しないので、信号が送れていないようです。

早速代理店さんに写真を送って部品の見積もりをお願いしたですが、すぐに返事をいただいたものの。。。
なんと、曲がっている鉄板 1 枚と、裏のクリップだけ変えれば済むものと思っていたら、アッセンになるようで、そうするとこのケーブルは税抜きで 74,500 円するんですね。
前々から思っているんですが、明らかに設計がよくないので、改造修理を試みたいと思います。
ケーブルを交換すれば治るのはわかっているのですから、失敗しても、手間以外の被害は増えません。

そして、チップを園に運んだら、何か様子がおかしくて、機能しなくなっていました。
復旧を試みたんですが、ダメそうだったので、今日はグラップルを壊しただけの 1 日になってしまいました。

とりあえず、インバータの現状の設定内容を全て書き出して、本日終了です。

明日は、高知からロケットストーブの見学のお客さんがあります。
ロケットストーブですが、宇野さんのかぐつち 2 号を作業スペースに設置している んです。

一応、かぐつち塾の塾生ということになってはいるんですが、今までのところ、1 台も注文をいただいていないので製作をしていません。もともとは、薪の乾燥のためにロケットストーブを使えないか、というところから始まっているんですが。

ロケットストーブは燃え方が普通(?)の薪ストーブとは大きく異なるため、その辺のことを含めて、丸太小屋で使っている TrueNorth TN20 と比較体験していただきたいなと思っています。

X27 の破損とライフタイム保証

お客さんから X27 の破損の連絡がありました。
X シリーズの破損は極めて稀で、X27 に関しては初めてのケースで、X25 が過去 3 件あります。

Hearth & Home 暖炉家 では FISKARS 社のライフタイム保証に準じる保証を提供しています。
とはいっても、保証の可否は FISKARS 社が判断することになりますが。

今回のケースでは、ライフタイム保証が認められて、代品が提供されることになりました。
X シリーズが破損したケースでは今の所すべての申請が受理されています。(保証率 100%)

ただし、日本に輸入する必要があり、経費がかかります。
そのため、初期不良期間を過ぎての不具合については、経費の負担をお願いしています。
今回は 3,000 円のご負担をお願いしましたが、昨今輸入時の経費がかなり嵩んでいるので、今後は販売価格の 30% のご負担をお願いしたいと思っています。

というのも、税関からの指導で海外で無償で提供された商品についても消費税等が再度課税されるのです。

うちの場合、販売価格に対しての仕入れ減価率がとても高いので、販売価格の 8 — 9 割程度が原価なのですが、輸入時の申告価格には、輸送時の運賃も含まれ、その運賃にも当然課税されるわけです。

また、X27 の場合、発送する際のサイズは 140 サイズになりますから、うちくらいの規模だと契約してもヤフオクなどの宅急便の方が安いくらいの料金です。
ちなみに、ヤフオクの場合、1,300 円(額面、オークション手数料 8% とその消費税 0.8% を加算すると、1414.4 円+持ち込みの経費)かかるんですね。
よって 3,000 円いただいても、運賃だけで半分使ってしまいます。

消費税も、1,370 円ということになるわけで、というわけで、決済の手数料で 150 円かかるので、手間を考えるとサクッと赤字だということに気づきました。

儲ける必要はないのですが、赤字は困るので、来年度 4/1 から、保証時の経費を一律その時の販売価格の 30% に設定させていただこうと思います。

それはそうと、明日は小学校の遠足があります。
神社の片付けをしたんですが、表に出しっぱなしだった薪を太陽電池小屋に収納しました。
とりあえず、現状 10 カゴです。
今年から焼き芋を始めて薪の使用量が増えたし、まだまだ転がしたままで腐ってしまいそうな薪のようなものが第 1 ヤードに山積みなので、追々片付けたいと思います。

油谷産業 さんで鉄の値段程度で買ってきたビシャモンのハンドパレットトラックですが、活躍してくれました。
1, 2 号機よりもちょっとワイドなのですが、事実上、ここではメッシュパレット専用で、幅広で安定して良いです。
ただ、3 段積むと、半分乾燥している状態でもかなり移動が重たいので、ベアリング等も交換時期かもしれません。

それはそうと、ほぼ日課になってしまっている乾燥機の修理です。
今日の課題は、「新旧の PLC で設定が違っていて問題が生じているないか確認せよ」でした。
いや、そこじゃないと思うよ、と思いながらもひとつづつ潰していくしかないので、古い PLC にまた戻して比較です。
特に問題はないように見えるんだけど。。。

とまあ、そんな具合で本日終了です。

明日は、小学校の遠足があるので、ボチボチ頑張ります。