グラップルカッターを作ったはいいんですが、ワンタッチカプラやホースを手配しようとしたんですが、工場の営業の女の子と、微妙にその辺の細かい部分の話が通じないのです。
こちらの英語が怪しいのもあるんだけど、向こうの管用ねじに対しての知識が怪しいのもあって、それこそ 100 台とか作るとなると、当然すり合わせをきっちりするのですが、面倒なので、出たとこ勝負かなと思うのです。
それで、ねじについて聞くと G ねじだといいます。(正確には、european standard という)
薪製造機もそう言われて、蓋を開けてみると、G ねじ, 東空だったのです。
呼び方 | 口金 | 番号 |
---|---|---|
オカダ(アイヨン) | JIS B8463 管用平行めねじメスシート | 1004 |
ニューマ | SAE 37° ユニファイめねじメスシート | 6013 |
東空・古河 | JIS B8363 管用平行めねじオスシート | 1005 |
いうまでもないことですが、並行ねじってのは、ねじ山で圧油を封止できませんので、シート面(シール面)やパッキン(O リング)などがあります。
G ねじとだけいわれても、封止方法については何も触れていないわけです。
オカダも東空も G ねじなんで、ねじ自体は噛み合うんですが、そのままでは油はダダ漏れになります。
送られてきた写真には、特にホースは写ってなくて、代わりにワンタッチカプラだけついているように見えます。
今までの経験からすると、おそらく東空のホースがついてきそうな気がするんですが。。。
いずれにしても、このカプラは使いません。
ViO の側がフラットフェイスカプラなのです。
ねじが NTP-F のカプラは予備を持っているのですが、G ねじのものは持っていないので、ヤフオクで試しに落札してみました。
ただ、上でも書いたように G ねじなのはいいとして、オカダなのか、東空なのか、それとも O リングでシールするのか、質問したけど、回答はなかったんですよ。
写真をもうちょっと上手に撮ってくれたら、ねじやまの奥のシート面が確認できるってもなんですが。
これも数がいるわけでもないので、出たとこ勝負で、現物を確認して、ダメなら変換して対応するしかないなと思います。
解体関係のアイテムを揃えているショップさんのようです。
安くはないけど高くもなく、こういうマニアックなものがそれなりの金額で手に入るのはありがたいですね。
それはそうと、このタイプのワンタッチ、圧がかかっている時の着脱がかなり困難です。
これは John Deere のシステムなのですが、レバーで複数のホースがワンタッチで着脱できています。
仕組み自体は原始的で、2 本のピンで位置を合わせて、レバーがテコの原理でコネクタを引き寄せたり、引き剥がしたりします。
安価な、このようなシステムがあれば、導入して行きたいと思います。