北海道、三日目、この日は、湯元銀泉閣 の朝食サービスに感動しました。
まあ、高級な旅館ではもっと良いサービスが有るんだとは思うんですが。
どうでもいい情報でしょうが、重松は鯖が好物なんですけど、焼き鯖って、バイキングなんかだと、微妙に冷えてるじゃないですか?
何が嬉しかったかというと、炭火のしちりんが用意されていて、セルフサービスではあるんですが、炙って温め直せるんですよ、これが。
そうすると、安物の焼き鯖でも、断然旨いわけで。
さらに、ご飯の横のいくらとたらこが食べ放題。
あまりの旨さにご飯を朝から2杯も食べてしまって、デブさに磨きがかかってしまいました。
3杯行けるかと思いましたが、眠くなっても困るので、程々で。
雑貨屋もサービス業であるわけで、そういうちょっとしたサービスでお客様に喜んでいただける何か、サプライズがあるお店として頑張っていく必要があると感じました。
で、この日の第一目的地は、青い池 ですが、これはもうすでに日記に書きましたので、割愛。
第二の目的地は、北の国からの家々です。
まずは、拾ってきた家。
実は、「黒板五郎の流儀 「北の国から」エコロジカルライフ」という書籍を持っていて、まあ、丸太小屋をセルフビルドしようと思いついて買ったわけですが、何度も読み返していたので、知っていることばかりですが、ようやく実物を見ることができて、とにかくワクワクしっぱなしでした。
ジャックダニエルの角瓶でできた窓は、特によく考えられていると思いまして、うちの玄関、ちょっと採光がよろしくないので、この FIX 窓を作って取り付けようかなと思いました。
他にも、廃物をうまい具合に利用しています。
四国には、廃材天国 といって、北の国からは言い方は悪いけど所詮ドラマだけど、リアルで生活している猛者が香川にいらっしゃるんですけど、うまくいえないんですが、買ったほうが安くても、捨てられるもの、無価値の烙印を押されたものがまだまだ頑張れる、というような部分は、やはり DIYer としては、魅力にあふれていると感じるわけです。
というわけで、とにかく拾ってきた家は楽しかったです。
次は、石の家。
石の家は、風車と、暖炉の煙突が印象的です。
そして、牧場というか、家畜の柵がある空間が広々としていて、北海道らしい雰囲気ですね。
石は、畑を開墾して出てきたもの、ということで、そういう意味では、これもリサイクルといえばリサイクル。
ちょうど隣の畑に除礫のためのバケットを取り付けた重機がありましたが、北海道は畑も広いので、ストーンピッカーでやるのかと思っていました。
ちなみにストンピッカーってのはこういう道具です。
後、何故か売店で Johndeere のトラクターのミニチュアを売ってて買いそうになりました。
CASE のトラクターが処分価格だったんだけど、俺的にトラクター買うなら JCB Fastrac と決めているので、踏みとどまりました。
トラクター、いつかは買いたいです。
買ってどうするのかは謎だけど。
どうでもいいことといえば、お風呂の蛇の皮が非常に気になりました。
最後は、丸太小屋。
この丸太小屋はいわゆる太鼓挽きした丸太を積み重ねてあって、重なり合う部分に溝が切ってあり、雇い実矧ぎしてあります。
ただ、ノッチ部分はラウンドなので、隙間ができるようで、何らかのものでチンキングを試みた跡がありました。
この工法だと、手間がかからないので、あっという間に丸太小屋ができますね。
湿度も気温も低い北海道なので保っていると思うのですが、こんなやり方だと、四国だとあっという間に腐っちゃいそうに思いましたが、その反面、シンプルであり、またプリミティブでもあり、丸太小屋の原点のようにも感じました。
目的はすべて果たしたので、おみやげを買いに、丸太小屋の見学も兼ねて、ニングルテラス に寄ってみました。
本当に小屋で、たったあれだけのスペースで商売が成り立つわけで、貧乏人の重松は、どんだけ粗利があるんだろうなどと夢のないことを思わずにはいられません。
まあ、雰囲気料と思って、森の鍛冶屋さんで、キタキツネの栓抜き(鋳物)
を買いました。
宿泊は薪ストーブがあって、ダッチオーブン料理の ランドスケープふらの さんです。
まあ、時期が時期だけに薪ストーブはオブジェ状態。
煙突がシングルっぽいし、途中に曲げがあったり、吹き抜けなのに、どうして真っ直ぐ抜かないのかとか、この大きさで北海道の寒さに対応できるのか、など疑問に思うこともありました。
ダッチオーブンは LODGE。
ダッチオーブンで料理をすると本当に柔らかく美味しく煮込めていました。
鳥まるごとで、ものすごくボリュームがありまして、おまけにワインをボトルで頼んだので、夕食後はまたもや即寝てしまいました。
というわけで、四日目に続くのでした。