ブレイブ往復式薪割り機 破損する

K さんに貸出中のブレイブ往復式薪割り機ですが、破損してしまいました。

シリンダーの取り付け部が外れている写真を見ると、溶接がごく一部しかされていないように見えますが、気のせいでしょうか?

スライド部のフレームが少し変形しているので、溶接し直すだけではダメかもしれませんが、いずれにせよ、設計上の弱点かもしれません。

K さん、ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ち下さい。

共同購入各位におかれましては、この部分が脱落すると、フレームの変形の可能性があるため、使用時に溶接部にクラック等が発生していないか、点検をお願いいたします。

修理方法等、ブレイブ社にコンタクトを取ってみようと思います。

単に補強すると、他の弱い部分が次は破損することになるわけですが、いずれにせよ、自身の油圧に負けるようなフレームではお話になりませんので、安心して使えるような対策を確認したいと思います。

薪ストーブの燃費の計算を間違える

facebook でツッコミが入りました。

薪ストーブの燃費ですが、4kg/h と計算していたんですが、間違えてますね。

よく乾いた薪のエネルギー量は樹種によって微妙に異なりますが 1kg あたり大体 4800kCal≒5.6kWh くらいで、灯油 1L(36.7 MJ/L≒10.2kWh)の半分くらいです。

主なエネルギーの単位あたりの熱量は、以下の表のようになります。

出典 省エネルギーセンター

出展 省エネルギーセンター

定格出力 7kW, 熱効率 80% のストーブの場合、

5.6 x \times 80\% = 7, x = 1.56

ということで、約 1.56kg 程度、消費することになりますね。

たとえば、ヨツール F400 の場合、2.1kg/h(投入量の目安) とカタログには表示 されています。

試験データは、7.2kW で 84% の効率なので、かなり湿った薪の数字なのでしょうか、少々計算が合いませんが。(薪のエネルギー量が 5.6kWh/kg なら 1.53kg/h のはずです)

多くの場合、定格出力で焚き続けることはまずないと思いますし、どのくらいの出力で運転するのか、設置環境に大きく左右されることでしょうが、いずれにせよ、2kg/h 程度を想定しておけば、不足するケースは少なそうですね。