美酔中村

昨日は、祭都風早ガイドブックというものの祝賀会で、久しぶりに街に出かけました。

個人的には、内々の会だと思っていたのですが、市役所から電話で参加の確認があったり、会場がホテルになっていたので、念のためスーツで行ったんですが、結構盛大で、祭を中心とした愛媛各地の比較の話など、知っているようで何も知らないことなど、非常にためになる公演もありまして、また、懇親会も伊予万歳や獅子舞などが披露され、賑々しく行われて、ジーパンでなくてよかった、と思った次第です。

掃除のおじさんに社務の後、帰るついででわざわざホテルまで送ってもらって飲める状態、というか、会費がそこそのだったので、飲むつもりででてきたわけですが、意外と飲み足らなかったので、せっかくなので一人で少し飲んで帰ることにしました。

で、街にはあまり飲みにでないので、某同級生に電話をかけて、店を紹介してもらいましたが、一軒目は予約で満席、二軒目に紹介されたのが「美酔(ほろよい)中村」です。

前回、3人で飲み行って、会計を気にせずに飲んでいたら、一人頭 2 万近くかかった記憶があって、持ち合わせがなくてカードで払ったのを思い出して、大丈夫かよおい、と思いつつも、まあ、またカードで払えばいいや、ということでおじゃましました。

まあ、会計を気にするも何も、値段が書いてませんから。

今回は、馬刺しの盛り合わせ 7点、それと、大将のおすすめでレバ刺しをいただきました。
というか、おすすめされなくてもレバ刺しは頼みたい、というか、そのために行ったようなものですし。

湯葉も頼もうかと思ったんですが、祝賀会でガッツリ飲んで食べているので、お酒も 1 合だけ。

レバ刺しですが、臭みなど全く無く、弾力もあり、本当に美味しかったです。
今となっては、生のレバーを食べられるところは本当に少なく、レバー好きには、至福の一皿です。

会計は諭吉さんでかなりのお釣りがある状態で、安すぎてびっくりしたのですが、女将さんと話したら、前回は多分たくさん飲まれたんでしょう、ということで、確かにそうだったような気がしました。

最近、年を取ってきたからか、あまりガツガツ食べられなくなっているので、良いものを少しづつ、時間を掛けてゆっくりと頂きたい感じです。

また、機会があれば、というか、機会を作ってでも、寄りたいと思いました。

薪ストーブを焚くと空気が乾燥するんだけど…

出典 https://www.nitori-net.jp/

出典 https://www.nitori-net.jp/

まだまだ少し気が早いんですが、facebook で話題になっていたニトリのペーパー加湿器のことが少し気になりました。

盛り上がっているところアレなんですが、アスペルガーではないかと友人に指摘を受ける、空気を読めない(読まない?)自分ではあるんですが、ふと思ったこととして、インテリア小物としてはいいし、加湿するのも嘘じゃないだろうけど、その小さな皿の水で「実際に加湿できるんですか」という部分が気になるのですよ。

計算してみます。

飽和水蒸気量は 計算済みの表 を一部引っ張ります。

気温(℃) 飽和水蒸気量 (g/m3)
25 23.0
20 17.2
15 12.8
10 9.39
5 6.79
0 4.85

それでは、冬の気候っていうのはどいう状態なのでしょうか?
高くても 70% くらい のようです。

元の気温を 0, 5, 10℃ で湿度が 70% として、15, 20, 25℃ になった時の湿度、そして、40% を下回った時、40% まで加湿するために必要な水蒸気量(g/m3)をスクリプトで計算してみました。

0 -> 15, 3.39 , 26.52% 5.12 (1.73)
0 -> 20, 3.39 , 19.74% 6.88 (3.49)
0 -> 25, 3.39 , 14.76% 9.20 (5.81)
5 -> 15, 4.75 , 37.13% 5.12 (0.37)
5 -> 20, 4.75 , 27.63% 6.88 (2.13)
5 -> 25, 4.75 , 20.67% 9.20 (4.45)
10 -> 15, 6.57 , 51.35% 5.12 (-1.45)
10 -> 20, 6.57 , 38.22% 6.88 (0.31)
10 -> 25, 6.57 , 28.58% 9.20 (2.63)

例えば、外気温が 0℃ の時、湿度 70% だと 1m3 あたり、3.39g の水蒸気が含まれていて、20℃ にまで暖房すると、 湿度が 19.74% に低下し、快適といわれる湿度の下限 40% 場合、6.88g/m3 なので、3.49g 加湿しないといけない、ということです。

アバウトな計算として、10 畳(16m2)の部屋で、CH(天井の高さ)が 2.5m であれば、40m3 程度の空気があることになります。

139.6g の水が必要になります。

うちの場合だと、平屋の一部屋で 48m2 で、平均の天井の高さは、6m なので、288m3、5 → 20℃ で、2.13 x 288 = 613.44g だから、500ml のペットボトルでは間に合わない計算ですね。

実際には、完全に密閉されているわけではないですし、薪ストーブを焚く場合、室内の空気を燃焼に使用する事もあるでしょうから、より多く加湿しないといけないですね。

つまり、たいてい水が足りない!

出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/petkan/

出典 http://store.shopping.yahoo.co.jp/petkan/

というわけ、諸君、これを買う必用があるってことですよ。

そうそう、この前ダイソーに行った時、同じようなものが 100 円で売ってました。
ピュアクリスタル を使っているので買いませんでしたが。

加湿が追いつかないようなら、ニャンの数も増やさないといけません。

想像しただけで、リアル。w

本物のニャンがいると、多分、押しのけて水を飲んだりして、加湿器として使えないような気もしないでもないですが。

というわけで、結論。

商品のイメージ写真の使い方では、加湿器としては、十分な能力を発揮することは難しいと思う。