安価な屋根

今回は第 1 ヤードはうまく廃材で作業スペースに屋根をかけることができそうなんですが、そう都合よく廃材が集まったりはしないと思うんです。
うちもそうなんですが、薪屋の場合、広大な敷地が必要になるので、よほどの資産家でなければ、自前でそれだけの土地がある、ということは少ないかと思います。
となると、借地になるので、お金をかけてしっかりとした建物を建てる、ということ自体がナンセンスだと思います。
それで、安価で、簡単に移築できるものがないか、常々気にかけているすが、面白そうなものを見つけました。

パイプレームのテントです。
トーフであるとか、プレキャストの擁壁でしょうか、そういうものの上に建ててます。
大体の話で、実際に確認したわけではないのですが、1m2 あたり $20 — $40 程度の価格が提示されています。
たとえば、今回の 200m2 程度の屋根なら、$4,000 — $8,000 ということになります。
かなり安いと思います。

テントタイプですが、写真を見る限り、白いシートを使えば、内部の照明は不要そうです。
遮光タイプもあるんでしょうが。

ただ、第 1 ヤードにもっともっと小さなもの、SHELLDOME という商品をヤフオクで買って建てたんです。
このサイズでも、かなり大変だったんです。

一番ハマったのは最後のシート張りで、これだけで一日くらいかかりましたが、ようやくできたと思ったら、裏表逆、最初からやり直し、というのがキツかったです。

特にシートを貼るのが大変でした。
流石にこの時は助っ人を 2 人呼びましたが。
なので、大きなサイズのシートを張るのは素人には不可能に近いんじゃないかと思います。

テント式の場合、どうしても、テント自体の寿命が短いという問題があり、また、借地のため、基礎工事など、土地に定着するような無駄な投資は極力避けたいので、アーチ構造のガルバ鋼板製の屋根を検討しています。

s-l1600


それで、現時点では、予算に余裕があるようであれば、ガルバ鋼板製の屋根がいいんじゃないかと思うのです。
今回廃材でガルバを選んだのも、耐久性を重視したからなんですが。
このタイプの安いものをまだ見つけらていません。

見つけることができたら、薪屋的には大きな需要があると思ってはいるんですが、大きな問題が発生して、建築基準法が変わったことなんです。
今まで都市計画区域外だと、自由に小屋とか建てられたんですが。。。
テントやハウス(基礎がない)、このような屋根だけの建物がどういう扱いになるのかはわかりませんが、何らかの制限を受ける可能性がありますね。

現場の休憩スペースなどは、コンテナでつくることにしました。
これならば、置いてあるだけで基礎はないし、役場が来たら、運んで見せれば良いだけのことです。
ただ、コンテナホテル は律儀に台車に乗せてあるんですよね。
まあ、ゴチャゴチャ言われたら、台車は作ってもいいし、腐りかけを買ってきてもいいし、どうとでもできるし。

何はともあれ、さっさと新ねこちゃんチップ工場を完成させたいと思います。