薪割り機の修理(部品)の問い合わせについて

時々、この部品は XXX という薪割り機につきますか、とだけ聞かれることがあります。
XXX が有名メーカーの場合、調べられることもあるんですが、そうでない場合や、古い場合は、メーカーと型式だけでは分かりません。

つい最近、油圧ホースの交換について、問い合わせがありました。

写真を送っていただいたところ、コントロールバルブ側が自在(スイベル)になっているホースでした。
純正ホースだと 2 万円以上するようで、驚いたのですが、米国でも $100 以上していました。

うちでは、安価に修理できるように、両端が NPT というアメリカで標準的なテーパーねじのホースのみ在庫しています。
そのままでは取り付けられないので、エルボを含めて交換することで対応しました。
こうすることで、次回以降(といっても、油圧ホースは通常 10 年とか、それ以上の耐久性がありますが。。。)は、ホースのみの交換ですみます。

安価なホースを使用したことで、費用は 1/3 以下に抑えることができました。
これは、元々の設計が悪い(と個人的には思う)事案で、修理代が安くなりましたが、なるべく詳細を教えていただくことで、より良い提案ができると思います。

油圧機械の場合、米国製は多くの場合、インチ規格(imperial)になっていて、中国製はミリ規格(metric)になっていますが、あくまでもそういう傾向にあるというだけです。
そのため、実際どうなっているか、調査・判別する必要があり、上記 Brave(ブレイブ)社製の薪割り機も、詳細な写真を送っていただいて、対応しました。

なお、サポート自体は無料で、趣味でやっていることなので、別にうちのお店で買う前提でなくても全然構いませんが、回答はこうやってブログ等で公開する形で行います。
同じ質問に何度も答えたくないのと、こうやって記事にしておくことで、どこかの誰かの役に立つかもしれないからです。
また、万一、嘘を書いていたら、より詳しい誰かが指摘して、訂正してくれるかもしれません。
自分が知っていることなど、特に勿体ぶって対価を求めるほどの専門的なものではないと思いますので。
ですから、素人の世話焼き程度のことですから、回答内容について、正確に答えるように努力はしますが、その結果については、完全に無保証とさせていただきます。
つまり、やってみてダメだったとしても、責任は取れないですよ、ということです。

それで、

WLS800はMTDR21LSに使えますか?

という質問をいただきました。

これだけでは分かりません、と回答はしたんですが、その後反応がないものの、乗りかかった船で気になったので調べました。

MTD の R21LS ですね。

有名メーカー品ですので、なんとかなるかもしれません。

動画を見てみると、コントロールバルブは、どうもブラケットに固定されているように見えます。
そうなると、ブラケットの固定用の穴の位置と、WLS800 の固定用の穴の位置が合致しないと、手間がかかります。

通常、WLS800 もそうなのですが、Prince の LS-3000 シリーズ などはポートマウントといって、シリンダに直接固定する方法が取られることが多いです。

マニュアルが公開されているので、調べてみました。
図を見る限り、ポートマウントですが、ブラケットでも固定しているようです。
しっかりとした作りですね。

まず、コントロールバルブ自体を調べます。

MTD 718-04739P Valve-Logsplitter
$201.95
SKU:718-04739P

純正は、大体 $200 と送料といったところのようです。
互換品は半額程度かな。
ポートサイズなどの情報は書いてありませんでした。

写真があったので、みてみたんですが、4 つネジ穴があります。

WLS800 のネジ穴の距離ですが、それぞれ 1″ (2.54cm)と、2.62″ (6.65cm) で、ネジ自体は 3/8-16UNC のようです。
WLS800 のポートは、IN/OUT が 3/4″ NPT, WORK A/B が 1/2″ NPT です。
なので、米国製の薪割り機でテーパーのねじだった場合、大抵は取り付くと思いますが。。。

流量的には、30GPM までいけます。
このクラスは、大抵 11 — 13GPM くらいのポンプなので問題なく対応できます。

倉庫の片付けをしました

今日は M くんが手伝いに来てくれたので、倉庫の片付けをしました。

ティンバージャッキ的なものの試作品。

梱包機。
紐で結んでくれる道具で、薪を束にするのに使おうと思って拾ってきて、修理してみたんです。

薪で使うには課題がありました。

  • PP 紐を使う仕様 → 燃やせる麻紐が使いたかったが、クチバシといわれる部品が特注になりかなり高額
  • 結ぶ箇所が直角に近い角度のコーナー部分でないといけない

で、変にこだわらなくて、PP バンドの半自動梱包機でいいんじゃないのか、という話になってしまったんです。

これらが倉庫の肥やしになっているのでメルカリに出品してみました。
売れて多少片付くといいんだけど。。。

お昼は新しく問屋町のケーズデンキの隣にできたにちょうという豚丼屋さんに行ってきました。

結論からいうと、

  • できたばかりでまだうまくオペレーションできてないように感じた
  • 大体 1,000 円以上して、コスパが凄まじく悪い割に量が少ないの
  • 帯広と書いてある割に、タレが甘くなくて、好みではない

といったところで、当面、二度目はないな、と言う感じです。
まあ、時間が経てばスタッフさんもなれるだろうし、価格は物価高の問題もあるから一概には言えないし、味に関しては完全に好みの問題なので。

子供の頃の話なんですが、昔は醤油は一升瓶を下げておつかいで農協に買いに行っていたのです。
小学校の高学年になる頃だったと思うんですが、農協が醤油を作るのをやめてしまったんです。
今でも鮮烈に覚えているのは、醤油が変わった時の新しい醤油の不味さです。
新しい醤油はキッコーマンだったんですけどね。
今では普通です。
だから、多分、豚丼もタレが変わったのがダメだったんだろうなと。
十勝(帯広)豚丼=ソラチの甘辛いタレ、と認識しているので、コカコーラと思って、ペプシを飲んだような感覚なのだと思います。

それと 5 号が何やらゴソゴソしていると思ったら、チェンソーミル(簡易製材機)の写真を撮っていました。
ヤフオクで落札してくださったお客さんに、

思った以上に良かったけど、説明書が日本語でないのが残念

との感想をいただいたんです。
その話をしたからかな?
自分はあまり、というかほぼ説明書を読まないので、あってもなくてもいいんですが。。。

そういえば、T さん、製造機のレバーの説明が英語だから分かりづらいと、速攻で日本語のシールを貼っていました。
PL ラベルの日本語化は必要かなと思って、工場と打ち合わせをしたんですが、時間がかかるので、先送りにしてしまいました。
製造機の説明書の日本語化も必要です。

結局、雨は降らなかったので、薪の作業をしても良かったようにも思ったんですが、予報的には雨だったので、そう言う段取りをしてしまっていたのです。
そんなこんなで、ある程度片付いたような、あまり変化はなかったような、微妙な一日でした。
明日から、また天気が不安定なようなので、溜まっている書類をなんとかしたいと思います。

フラット(フラッシュ)フェイスカプラをヤフオクで買ってみました

グラップルカッターを作ったはいいんですが、ワンタッチカプラやホースを手配しようとしたんですが、工場の営業の女の子と、微妙にその辺の細かい部分の話が通じないのです。
こちらの英語が怪しいのもあるんだけど、向こうの管用ねじに対しての知識が怪しいのもあって、それこそ 100 台とか作るとなると、当然すり合わせをきっちりするのですが、面倒なので、出たとこ勝負かなと思うのです。

それで、ねじについて聞くと G ねじだといいます。(正確には、european standard という)
薪製造機もそう言われて、蓋を開けてみると、G ねじ, 東空だったのです。

呼び方 口金 番号
オカダ(アイヨン) JIS B8463 管用平行めねじメスシート 1004
ニューマ SAE 37° ユニファイめねじメスシート 6013
東空・古河 JIS B8363 管用平行めねじオスシート 1005

いうまでもないことですが、並行ねじってのは、ねじ山で圧油を封止できませんので、シート面(シール面)やパッキン(O リング)などがあります。
G ねじとだけいわれても、封止方法については何も触れていないわけです。
オカダも東空も G ねじなんで、ねじ自体は噛み合うんですが、そのままでは油はダダ漏れになります。

送られてきた写真には、特にホースは写ってなくて、代わりにワンタッチカプラだけついているように見えます。
今までの経験からすると、おそらく東空のホースがついてきそうな気がするんですが。。。
いずれにしても、このカプラは使いません。
ViO の側がフラットフェイスカプラなのです。

ねじが NTP-F のカプラは予備を持っているのですが、G ねじのものは持っていないので、ヤフオクで試しに落札してみました。
ただ、上でも書いたように G ねじなのはいいとして、オカダなのか、東空なのか、それとも O リングでシールするのか、質問したけど、回答はなかったんですよ。
写真をもうちょっと上手に撮ってくれたら、ねじやまの奥のシート面が確認できるってもなんですが。
これも数がいるわけでもないので、出たとこ勝負で、現物を確認して、ダメなら変換して対応するしかないなと思います。

解体関係のアイテムを揃えているショップさんのようです。
安くはないけど高くもなく、こういうマニアックなものがそれなりの金額で手に入るのはありがたいですね。

それはそうと、このタイプのワンタッチ、圧がかかっている時の着脱がかなり困難です。

これは John Deere のシステムなのですが、レバーで複数のホースがワンタッチで着脱できています。
仕組み自体は原始的で、2 本のピンで位置を合わせて、レバーがテコの原理でコネクタを引き寄せたり、引き剥がしたりします。
安価な、このようなシステムがあれば、導入して行きたいと思います。

Instagram 始めました

Instagram 始めました、5 号が。
是非フォローしてください!

今日は第三日曜日なので、神社の祭日です。
バイクでお参りに来てくださっている Y さんに、バイク・自転車用のお守りの写真を撮らせてもらう約束をしていたようで、Instagram にアップされていました。

午前中は、F さんの大割の薪の引き取りもありました。
聞くと、そのままのサイズで乾燥させるそうです。
時間がかかりそうです。

午後、神社が終わってからは、配達です。

いつもの陶芸家 W さん、それと、予約をいただいていたものの注文数量を間違えていた U さんに配達しました。

配達の帰りにエミフルにいきました。
エミフルというか、DCM なんだけど。

農協のスタンドが廃業してしまって、軽油を大きなタンクで買ってくるようにしたんですが、給油のノズルにオートストップの機能がないのです。
それで、AliExpress でオートストップのズルを買ってみたんですが、接続のネジが 1″ くらいでした。
多分、Rc なんだと思うんだけど、ホースが 3/4″ なのでタケノコをつけるにしても、3/4″ になるので、サイズの変換が必要なので、品揃えがいい DCM に行きたかったのです。

鉄とステンレスとがあって、値段が倍半分だったんですが、鉄は表面処理をしていなかったので、錆びそうなのでステンレスを買っておきました。

それと、ノズルの方にスイベル(より戻し)があるかと思ったら、普通になかったのです。
そのままでも使えなくはないけど、使用する頻度を考えるとあった方が格段に作業が楽になるので、買った方がいいかなと思いました。
ただ、これは置いてなかったです。

Amazon を見ると、2,000 円弱くらいで 3/4″ の物が売られていますね。
ただ、到着が遅いです。
プライムだと、倍くらいになる感じですか。

ただなあ、BSPP なんですよね、ネジが。
BSPP, British Standard Parallel Pipe は、要するに G ネジです。

ところで、BSPT の T はテーパーの T でしょ?
だったら、BSPP は British Standard Pipe, Parallel でないとおかしくない?
まあ、細かいことはいいんだけど。

とにかく、ノズルの側が Rc だから、R か、せめて NPT でないとよろしくないですね。
ガンのネジをちゃんと確認して買えばよかったんですけど。

これは NPT と書いてあります。
でもなんで O リングがついてくるんだろう。。。
写真では、テーパーに見えますが。
悩むほど高い物でもなので、ダメ元で買ってみます。

明日からしばらく天気が悪いようなので、薪仕事はしばらくお休みかなと思います。
雨でもできる作業をボチボチ頑張ります。

チップ作業

今日はチップ作業でした。
手前にあるものが、ふるいを通ったもの、奥が通らなかったものです。

明らかに奥のものの方がよく燃えると思うんですよね。
ただ、長いものが詰まってしまうのです。
そうなると無人運転できなくなりますし、復旧にかなりの労力が必要になるので、あらかじめ問題が起こりそうなものを除去するためにふるいに通しているわけです。

昨日 1 台運んで、乾燥機の運転を再開したのですが、いまいち安定しません。
チップビンの中に入っているものの品質が良くないようです。

今日も、1 台運んで、2 回目行こうかと思ったんですが、遅くなったのでダンプに積んだまま保管して、残りをフレコンに詰めることにしました。
作ったまま飾りになっていた巨大じょうごですが、ようやく日の目を見ることができた感じです。
ただ、ちょっと足が短かったり、口が大きすぎてこぼれたり、煮詰めていかないとかなと思います。

とりあえず袋詰めしたチップは、月曜日から天気が悪くなるようなので、太陽電池小屋にしまっておきました。

チップについては、まだまだ改善点がたくさんあると思うので、少しづつ工夫していきたいと思います。

True North TN25c

うちのストーブは True North TN20 です。
質実剛健を体現したかのような、無骨で実直なストーブです。
自分の性格上、自分が良いとは思えない、使いたいと思わないものは扱いたくないのですが、このストーブは、価格の割に性能が高く、なによりも堅牢で使いやすいので、今ではこの一機種のみの扱いとなってしまいました。。。

そして、この True North に新しい商品が追加になりました。
それが TN25c です。

薪ストーブとしての基本的なスペックとしては、TN20 と TN25c には大きな変化はありません。
燃費が向上し、それにより環境性能も良くなっています。

TN20 TN25c
Heat Output Cord Wood (BTU) 60,000 BTU
Heat Output EPA (BTU) 13,900 — 29,200 BTU
Efficiency 72.7% (HHV), 78% (LHV) 76% (HHV), 75% (LHV)
Emissions 1.6 g/hr. 1.1 g/hr.
Firebox Size 2.0 cu.ft.
Log Size (max.) 18 in. (20 in.)

この違いは、TN25c の以下の機能によるものです。

  • Electronic Combustion Assist (Patent Pending)
  • Passive Cat Technology (Patent Pending)
  • No manual bypass

要するに触媒機ですね。
で、目新しいのが Electronic Combustion Assist です。
詳細はわかっていないのですが、多分、ブロワーやシャッター等で燃焼時の空気量をコントロールしてくれるのでしょう。
そして、これにはバッテリーバックアップのオプションも用意されているようです。
ただ、そうなると、電力の供給が必要になりますので、現地カナダとの電圧の違いの問題が生じます。
電圧は 110V, 周波数は 60Hz なので、西日本地域だと問題ないと思いますが、東日本地域だと、交流モータであれば、回転数が変わる可能性がありますね。
バッテリーバックアップ、ということは、一旦直流に変換すると思われるので、そこで AC アダプタのようなもが使用されているのなら、それを PSE 対応のものに交換することで、電圧や周波数の違いを解決できるかなと思うところです。
これは確認しておく必要があるかと思います。

その他の違いだと、本体サイズに微妙に違いがありました。

TN25c の寸法ですが、リンクは 404, マニュアルもコピーしたら文字化けしたので、画像の準備はありません。
画像は TN20 の寸法となります。
TN20 → TN25c で、奥行きが 730mm → 759mm に、高さが 714mm → 720mm とほんの少しだけ大きくなったようです。

肝心の価格ですが、調達価格が 1.3 倍以上になるので、TN20 の定価が 363,000 円なので、TN25c は 47 万円くらいにしないといけないですね。
価格差が 11 万円ということになります。

カタログ上で燃費 (HHV) が 3% 向上します。
計算がしやすいので、薪の価格を 1kg あたり 80 円とすると、11 万円は 1.4t ということになります。
ということは、1 シーズンで 2t 使う場合、年間 60kg の薪の節約ができる程度です。
20 年以上かかります。
LHV に関しては悪化しているので、燃費の向上で元を取ることは不可能に近いでしょう。

TN20 の能書にある、Reliable, durable catalytic-free technology のとおり、こちらは触媒がありません。
ない触媒は痛むこともなく、その分堅牢で、信頼性が高くなります。
TN25c の場合、触媒だけではなく、電気のカラクリもあるようですから、故障のリスクは高くなりますね。
完全に好みの問題かと思います。
個人的には Electronic Combustion Assist の詳細が気になるところです。
この辺りのことは確認して、詳細がわかれば、追ってレポートをします。

True North TN20 は現在在庫があります。
引取り等、条件により、表示価格よりもさらに 10% 安くなります。
使いやすく丈夫なストーブをお探しの方に特にお勧めです。