皆さんこんにちは。

田舎暮らしするなら一家に一台。軽トラを持ってないという方は、いらっしゃいませんよね！？
薪ストーブユーザーの皆さんなら、新型ハイゼットへの買い替えを検討している方もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか？サンバーも中身はハイゼットになりましたからね。

知らずに買うと、大損しかねない、今回は、そんな軽トラに関するマニアックなお話です。

薪ストーブを本格的に使うようになると、当然、薪の消費量が増えます。そのためには、せっせと原木を集めることになるわけですが、この辺りは田舎ですから道が狭く、大部分の農道は、基本的に軽トラックが通れるようにしか整備されていません。うちにある重機のサイズが軽トラ止まりなのもそういう理由からです。
その為、軽トラックが活躍するわけですが、去年の今頃、長年使ってきたダイハツのハイゼット・ダンプがついに昇天してしまいました。氏子さんには、「そんなぼろいのは宮司のダンプくらい」「その音は近日中に壊れる」と警告されていたのですが、秋祭り前の一番忙しい時期に壊れてしまったわけです。

当然、4WD とダンプ機能は、絶対絶対の条件なんですが、ちょうどスズキのキャリーはモデルチェンジ時期、ハイゼットはモデル末期、ホンダはモノコックボディーのため荷台が高くなる。さてどうしたものかと悩みに悩んだのですが、それ以前の問題があって、納期。

今まさに壊れちゃっているわけなので、一日も早く納車してもらわないと困る、けど、フロントタイヤが一番前にあるタイプはホイルベースが長いので小回りに問題があるから、スズキ（マツダ）の在庫は嫌。

スズキは、ダンプボデーは、新型になってしばらくしないと作成しないということで、まっさきに脱落。ホンダも価格と納期で脱落。ダイハツはモデル末期で嫌だなーと思っていた所、なんとマツダが、うちなら一月で出来ます！というじゃないですか。担当営業さん、ちょっといい加減なところがあるんで心配だったんだけど、まあ、納期が大事なのでマツダのスクラム（中身はキャリー）の農繁をベースとして、荷台を新明和製の強化ダンプで契約しました。

予定通り、普通の平ボデーの軽トラはできてきたんですが。。。。
待てど暮らせど、ボデーができてこない。
そりゃそうだ、消費税増税前で、ボデー屋さんは駆け込み需要でとんでもない忙しさだったみたいです。
この時点で学習していれば、ドツボにはまらなかったんですが、同じ轍を二度踏むことになるので、そっちの話はまた後日書きたいと思います。

それで、困り果てていたら、見つけましたよ、インターネットタウンページで！
救いの神か、ニッパツ自動車様！
軽トラ専門のボデー屋さんで、淡路島、近いです。

ダメ元でコンタクトを取ってみると、納期 2 ヶ月！

もう、速攻で注文しましたよ、ええ。
新明和製は、キャンセルです。

そして、ついに完成！ジャーン！
眩しく輝くシルバーボデーはオールステンレス！
底板はもちろん、アオリも、鳥居も強化の最強軽四ダンプボデーであります！
お値段たったの 50 万円！
素晴らしすぎます。

電動だけど、シリンダーも強いです。アオリは深型に別注していますが、土砂を運んだ時、てんこ盛りにしても、ダンプできました。（もちろん、公道は走行していません）
以前のハイゼットは弱くて、持ち上げたり、少々手で降ろさないと、土砂だと、上がらなかったんですよね。

ニッパツ自動車さんの素晴らしいところは、載せ替えもできちゃう、ってことなんです。

今回のハイゼットは、ボデーは腐りかけだけど、せっせと溶接で修理して、まだ後 5 年は仕事が出来る状態だったんですが、シャーシのほうがだめになりました。しかし、最初から、シャーシに合わせて、載せ替えを考えずに作ってあるもんだから、他の車にはつかないんです。次回、ニッパツボデーなら載せ替えできるので、安く済みますね！

というわけで、今日の教訓。

軽トラ買うなら、平ボデーを買え！
ダンプは、専門業者に注文したほうが、圧倒的に融通がきく上にとんでもなく安い。

ハイゼット・ダンプを買おうと思っている方は、両方（メーカー純正ダンプボデー・ボデー屋さんでの加工）の見積もりを取ってみることを強くおすすめします。