荷重計、その後

今日は一日はっきりしない天気でした。
晴れるわけでもなし、降るわけでもなし。
おかげで今日は太陽熱温水器の温度は 31 度、お風呂は無理なのでシャワーだけになりそうです。

そういえば、まだ、こちらのブログには、松山の方に超耳寄り、超節約「エコロジー&エコノミー」な太陽熱温水器ネタは書いてなかったと思いますが、これは、近日中に記事にまとめたいと思います。
ほんとうに素晴らしいので乞うご期待。

で、本題。
薪の重さを量る楽な方法のエントリに書いた件ですが、夕方に TCM あらため、ユニキャリアさんから見積もりが届きました。

金 149,629 円也!

これは悩ましい金額が出ました。

うちのは Acroba というキモいフォークリフトでして、全油圧動作、走行も HST だったりするんです。おかげで、超信地旋回ができます。英語で言うと、pivot turn ですね。後、真横にも走ることができます。sideways movement、カニ走り。最近のリーチなんかだと、欽ちゃん走りするものもありますが、一応、こういうキモい動きは Acroba が元祖だそうです。

で、作動油が 40L ほど入っているようで、その交換も見積もりに入れてもらったんですが。。。1L 900 円、オイル代だけで 3 万超えてるし、エレメントも 1 万以上。うーん、高いよ〜。

いつも使ってるコスモハイドロは、確かペール缶を 4000 円くらいで買ってる気がするんで、2 万くらい高いんだけどと思ったら、値引き 2 万してあった。

ただ見積もってもらったのが φ100 で、どうやらいのり薪生産組合さんのは φ150 みたい。
スケールが細かくなって、より正確に荷重が量れるみたいだけど、さらに 4 万ほど up するみたいで、そこまでは必要ないような、微妙な金額です。

作動油交換を先送りにして φ150 にするか、じっくり悩もうと思います。

よろしければ、バナーをクリックして宣伝してやって下さい。(別ウインドウで開きます)
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村

Balfor Gas powered cordwood buzz saw

薪づくりは、伐採し、運び出し、玉切りをして、薪割りをする、という 4 つのステップがあります。
非常に興味深いのは、日本では、だいたいこの順番、先に玉切りをしてから薪を割るのですが、ヨーロッパではそうではないようなんですね。
最初に伐採しないと始まらないのは同じなんですが、ヨーロッパの場合、その後 1m くらいの長さに切り詰めるのですが、その状態で割って、そして乾燥後、使用できる長さに再度切り詰める、ということをします。
その為、ヨーロッパでは、原木や割って乾燥済みの薪を切り詰めるために使う大型の丸鋸製品が多数があるようです。

$_57

Balfor は、イタリアの会社で、大型丸鋸の玉切り機を作っています。

トラクターマウントタイプは、18HP 以上のトラクターが必要なようですが、$1667 で eBay で売られています。
トラクターを持ってないなら、エンジン付きモデルになり、$2667 です。
6HP のスバル SP-170 を搭載しているのですが、このエンジン自体は北米での価格は $200 程度なので、割高感が半端ないです。

個人的に一番都合がいいのは、トラクターマウントではなくて、スキッドステアローダーマウントの油圧駆動型なんですけど、少なくとも Balfor 社は作っていないようです。

この機械のメリットは、チェンソーでの玉切りに比べて切断面が綺麗でおがくずの量が減ること、細いものをまとめて切れるため作業効率が向上しそうです。ただし、跳ね返りを防止するため、枝の束を固定するなど何らかの安全対策を講じる必要はありそうです。こちらの倍ほどする POSCH のものは、ハンドルが手前になっていたり、カバーがついていて、カバーを閉めないとカット操作ができない、というような安全対策が講じられています。

30cm 程度までの原木は、この大型丸鋸で玉切りしそのまま wr 6 で割る、これで切れないサイズのものはチェンソーで玉切りし、20t 薪割り機で大割してから wr 6 に入れる、という流れで作業効率をかなり改善できそうです。

縦型薪割り機とのコンボモデルの動画です。横型薪割り機や、コンベアとのコンボもあります。

ちなみに、日本だとさかえ企画さんが、らくぎりくん、という酷似した商品を販売しています。らくぎりくんは、キックバック(切断した丸太のかみによる跳ね返り)を防止する安全ローラーや、丸太を押さえる機構があって、安全を特に意識していることがアピールされています。
いのり薪生産組合さんのブログにもこの機械の写真が乗っていましたので、国内では比較的知られた製品のようです。

Balfor のエンジンモデルをカナダのディーラーさんで見積もりを取ったら、なんだかんだで FOB で $3661 になって、関税がかからないとして、カナダドルが 100 円として約 40 万、海上運賃と通関費用が 4 万程度はかかるので、らくぎりくんと変わらない値段になりますね。ただ、こちらの機種は、700mm になるので、切断できる太さが多少太くなります。予算的にありえない数字になったので、トラクター PTO のモデルをトラクターを借りて使うか、余っている 10HP のロビンエンジンを搭載するかして使うのが関の山の気がしてきました。

よろしければ、バナーをクリックして宣伝してやって下さい。(別ウインドウで開きます)
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村