荒川沖のジョイフル本田

今日は、残りの目的地、STORES 倉庫に納品と、パレットを頼んであった倉庫での積み込みで、2 件を回り、すべての予定が完了です。

STORES 倉庫では、責任者の方と、色々と話しをして、現状の倉庫側での問題などを聞かせていただきましたが、やはり入荷の処理などが大変なのと、なによりも、長期不良在庫が山のように積み上がってスペースを占拠している、というこという予想通りの状態でした。
ユーザがどのような UI で使っているのか、という部分についても把握されていなかったようなので、実際の預けれ入れ申請の画面などを見せて説明したのですが、お互いに「これじゃ、使えないね」ってことになりました。
実際、倉庫の方は、品物が出荷されてはじめて売り上げになるので、売れない店舗ほど迷惑なものはないわけです。

ヤフーショッピングなども、アイテム数を 2 倍にすると売上は、1.6 倍になる、みたいなことをいってましたが、そもそも、同じアイテムを一定期間で売れないほど大量に注文するのも、月々の保管費用を考えなくて済むからだとは思うのですが、長期間が在庫が動かないということは、その間は、投入した資金も死んでいることになるわけで、合理的とは思えません。
いろいろな事情があって、大量仕入れをしているのだと思いますが、ごく少数のユーザのせいで、他のユーザの倉庫スペースを食いつぶすのやめてもらいたいし、そういうい事を続けると、そういうユーザが浪費した倉庫のスペースのコストを、そうでないユーザが負担しなければならなくなります。

うちは、薪ストーブ雑貨なので、夏の間は在庫の動きが鈍いわけで、固定コストが一切発生しない今のシステムはとても魅力的なので、そういう良心的なサービスが継続できるように、STORES さんには、そういう迷惑ユーザへのペナルティを検討してもらいたいと思いますね。

その後、下妻の倉庫まで行きました。前回は、常磐高速を使ったのですが、今回は、下道を使った所、新利根大橋を経由したのですが、いつの間にか無料になってました。もう 10 年も前になりますが、STORES 倉庫のすぐ隣りの某メーカーに勤めていた際、新利根大橋を通るか、常磐道を通るか、それとも 6 号を通るか、悩んだ毎日を懐かしく思い出しました。

下妻では、頼んであった樹脂パレットを積み込みました。またまた、てんこ盛りになりましたが、真ん中が低くなるように工夫して積みました。足場資材は重心が低くなるように、ばらして下に敷き詰めたので、もうヘロヘロです。
樹脂パレットは薪を乾燥させるときに使おうと思います。
新品を買ったら 3000 円くらいするし、いつもは運賃込み 1500 円で買っているのですが、今回は 26 枚で 12000 円で買えました。ただ、燃料が高いので、得になったかどうかはかなり微妙ですね。

IMG_1772せっかく下妻まできたので、帰りに荒川沖のジョイフル本田に詣でないわけにはいきません。資材館を堪能しました。でも、買ったのはシャックル一つだけなんですが。。。

ジョイフル本田をご存じない方がいらっしゃるかもしれないので、一応、説明しておくと、結構大きめのホームセンターで、かなり微妙なものまで置いている、品揃えの良さが特徴だと思います。特に、荒川沖は、計画性のない増築を繰り返し、カオス状態に陥っている、そんな古きよき温泉旅館的なスパゲッティーぶりも魅力(?)となっております。
無計画に増築しているので、建物の間が異様に開いていて、資材館からインテリア館までは 1km 位あるんじゃないかと思うので、今回は、手降ろし・手積みが続いてぐったりしておりますので、資材館周りだけ散策したわけです。

みなさんも、茨城は土浦あたりに行かれることがあったら、ぜひ、ジョイフル本田を訪問してくださいね。入場料はもちろん無料です。

さて、土日は中型車の割引がなくなるので、これから急いで高速に乗って帰ります。明日は、部落の総会があるので、なんとしても愛媛まで辿り着かねばなりません。帰りも、安全運転で事故のないように慎重な運転を心がけたいと思います。

薪ストーブ、第三のチョイス

昨日は、今回の旅のメインイベントである、薪ストーブ有名ブロガー川原さんの訪問を済ませました。

目的は、雑貨屋 Hearth & Home で始める薪ストーブ本体や煙突のような施工が必要なアイテムの販売、あと、販売は当面先になりますが、薪の生産販売についてアドバイスを頂くことです。

薪ストーブは受注発注を原則として考えているんですが、2 機種程度メインの機種を選定して、在庫を持っておこうと考えています。具体的には、JØTUL F 45 GREENVILLE と F400 なんですが、メーカーの選定、モデルの選定について、色々意見を伺いました。

その他にも、取り扱える各ブラントについて、アドバイスを頂くことができました。

表題の第三のチョイスとは、今までは、薪ストーブの価格帯というのは、安いチャイニーズストーブの一桁程度、次がいきなり、本体価格が安いものでも 20 万円代、普通は 50 万円程度という輸入ストーブになり、輸入ストーブの場合、煙突の施工などとの抱き合わせ販売になるので、最終的には総額で 100 万円に近いコストが必要になり、あまりに両極端なので、その中間、専門店のストーブ本体価格で断熱煙突まで一式揃う、Hearth & Home の輸入ストーブという選択肢、という意味です。

と同時に、施工についても、全部自力、全部プロ任せ、というものから、コンサルや、ハーフビルドという、川原さんが提供している第三のチョイスとのコラボで、幅広いニーズに幅広く答えていこうと考えています。

ほぼ丸一日、色々意見を伺い、自分の考えについても、説明させていただくことができ、今後の方向性をある程度決めることができました。

あまりに話が盛り上がりすぎて、写真を取ることすら忘れてしまって、また、話はひとつのエントリーにまとめられる範囲にはとどまりませんでしたので、随時、整理して、アップしていきたいと思います。

今日は、関東滞在最終日なので、残りの積み込みを完了して、愛媛への帰路につきたいと思います。

Ram Splitter SSAH20

去年の 6 月、mixi に書いた日記の焼き直しになるのですが、知っている人は知っている通り、現状 Ram Splitter SSAH20、20t の水平割専用モデルを使っています。

IMG_0725実は、これを買う前に、ヤフオクで売られていた 100V の 7t モデルを 3 万も出して買って、あまりダメさに、さんざん家人に「下らないオモチャを買って嬉しいのはわかるが、明らかに仕事になってないから、さっさと斧で割れ」とバカにされたもので、悔しくて悔しくて仕方なく、今度こそは失敗してなるものか、ということで、夜も寝ずに悩んで買ったのでした。

おまけでついてきた四つ割りカッター、つけるとまともに割れないんですよね。太い節があったりする広葉樹が割れないのなら、まだ納得もいくのですが、杉や檜の節のないものでも、ちょっと太いと割れません。細いのは割れるんだろ、と言われれば、それはそうなんですが、そもそも割る必要のない程度のものでないと割れないというオチがついてきました。

意地になって電動の薪割り機を使っている様子をご覧下さい。w

2014-04-04 15.39.08Ram Splitter SSAH20 は LogSplittersDirect.com で、送料込み(米国内の)で$1099、だったんですが、まあ、かなり微妙な値段ですよね。

材料費で言えば、Skid Steer の universal attachment としてのベース部分の価格が、だいたい $200、シリンダーが 4″ なので、$200~$350、Detent Valve が $100、あと、wedge が $50 くらい、細々したもので言えば、cylinder anchor block(H鋼にシリンダーを保持するためのブラケット)が $30×2、油圧ホース+カプラー、後は鋼材とその加工費用。費用がわかっている部分で、$600~$800 位だから、$1100 で完成品になるので、日本までの運賃はかさむものの、買ったほうが安いという判断です。

あと、これをチョイスした理由としては、エンジン+油圧ポンプという最も値の張るパーツをとりあえず先送りにできること、ウエッジを押すのではなくて、薪を押してウエッジに当てるタイプなので、将来的に、プロセッサにアップグレードできる可能性が残せること(にしては、ちょっと能力不足は否めないですけど)。
それに、仕舞っておく時に場所を取らないのもポイント。(エンジンとかがないから)

四割カッターも買ったり、輸出向けの梱包をしてもらったり、そしたら、結構スカスカの梱包をされて容積を食ったりして、そして何よりも痛かったのは、ボブキャットと同じコンテナに積むつもりがボブキャットが書類不備で積んだのに下ろす羽目になって、スカスカのコンテナで運んでしまったので、なんだかんだで総額 20 万位になっちゃいましたから、良かったんだか、悪かったんだか、まあ、今までの所、割れなかった薪はない(割れなくてセットしなおしたりしたことは当然ある)ので、まあまあかなと思っています。

あとハマったのは、Detent Valve を使うのがはじめてだったので、どういう動作が正常なのか、ということを理解していなかったため、納品された状態では油圧ホースの接続ミスがあったんですが、修理方法がわからなかったことでしょうかね。結局、メーカーに確認し、実際に油を送って、どちらが IN で、どちらが OUT のホースか確認して、接続しなおしたんですが。

今思えば、薪割機って、何トンとか書いてあるんですが、それがどれくらいの能力なのか、使ってみるまで全くわからないんですよね。で、大きな薪割り機を買う人もいるみたいですが、大は小を兼ねないんですよね、薪割機って。

電動 7t があまり使いものにならないというのは、かなり自信を持って言えるのですが、それは、まだ斧を振る元気がある今だからこそ言えることで、女性や高齢の方など、時間はかかっても楽で(斧よりは)安全な方がいいというニーズもあるわけですし、住宅街でけたたましい空冷エンジンを使うわけにいかない人もいると思います。

身近に薪割り機を持っている人など皆無ですし、当然、買ってみるまで使い勝手もわからず、ひたすら youtube の動画で想像するしかありませんでした。

だいぶ薪づくりにも慣れてきたので、そのうち「薪割り会」のようなイベントに参加して、松山近郊の薪ストーブユーザーの方とオフでのお付き合いができればいいなと思っています。