フラッシュフェイスカプラの寸法

couplersボブキャットのワンタッチカプラですが、ISO 16028 という規格のようで、表現がばらついているんですが、主に、フラットフェイス、または、フラッシュフェイス、と呼ばれています。

まあ、要するに、flush surface, flat surface、どっちも同じ意味で、凸凹してなくて平面なカプラです。

で、うちの S130 の場合、3 つカプラがあるんですが、一番上と一番下は 1/2″ で確定で、実際に 1/2″ のカプラを買って、作ったホースが接続できているのでこれはこれで間違いがありません。

真ん中のドレン については、それより小さいものなので、3/8″ だろうと思うのですが、1/4″ の可能性も排除しきれないので、実際に採寸して調べてみることにしたわけで、まずは、「iso 16028 dimensions」というキーワードで、それぞれの規格のサイズを調べてみました。

上から、1/2″ plug(オス)、サイズ不明 plug(オス)、1/2″ socket(メス)となるのですが、plug の丸の部分、図中 D の寸法を測れば、識別が可能な予感がします。

dimensions

ボディサイズが 1/4″ の場合には、D は 0.63″、つまり 16mm であり、3/8″ の場合は 0.78″ = 20mm です。

仮に、1/4″ の場合は、1/4″ NPTM のホース口金がそのまま接続できますが、3/8″ の場合は、1/4″ NPTM → 3/8″ NPTF 変換アダプターが必要になりますね。

明日実際に計ってみようと思います。

概ね形になったトロンメル

かれこれ長いことかかっているトロンメルですが、概ね形になり、駆動するために走行減速機を取り付ければ、試験を開始することができるところまでこぎつけました。

走行減速機ですが、ケースドレンがあるので、それをどうしようか考えあぐねていたんですが、結論から書けば、試験中は、ボブキャット S130 を油圧源として使おうと思います。

以前、アメリカで聞いたとおり、外部油圧のカプラーのうち、真ん中の一回り小さいものが、ドレン用であることがわかったので、加工無しでいけるので、余計な費用がかかりません。

ただ、トロンメルを使っている間はボブキャットが使えないので、複数で作業するときには少々効率が悪いです。

資金に余裕ができたら、油圧源を別途用意して解決しようと思います。

ドレン配管については方向性が決まっていなかったので、油圧ホース等を手配していなかったのですが、ケース自体は、パッキンがあって 1/2″ より小さく 1/4″ より大きいので、おそらく 3/8″ の平行めねじ、それに、1/4″ Rc に変換するアダプタがくっついている状態でしたので、この部分は圧力がほぼかからないため、1/4″ NPTM のホースを直接接続しようと思います。

ボブキャット側のカプラは、おそらく 3/8″ のフラシュフェイスカプラだと思いますが、念のため、確認をしてから手配をしたいと思います。

それと、往復配管については、1/2″ NPT-M に変換してあるのですが、ホースも 1/2″ NPTM なので、1/2″ NPTF・1/2″ NPTF のアダプタも 2 つ必要になりそうなんですが、スペースが狭いので、干渉しないかが心配なところです。

漏れる可能性もあるんですが、もともとはおそらく 1/2″ Rc だと思うので、直接 1/2″ NPTM を繋げないか試してみようと思います。

まあ、いくらもしない(ひとつ $2.65)ので、アダプタ自体は買っておこうと思いますが。

工程としては、まずは、当たり前ですが、回転するところまで持って行き、次に、実際に篩ってみて、木屑の除去、製品の分級の能力を見て、現状、木屑の除去ができないないので、それ用にスクリーンを 2 重構造に追加工していく必要があるかと思っています。

回ってくれなかったら、エライことですが、人力でも軽く回るので、走行減速機で回らないというお事はまずないと思っています。
果てさて、どうなることやら。