Regency(リージェンシー) F1100, F2400 の見積もり依頼がありました。
まあ、F1100 に関しては、過去の記事をご覧ください。
それで、結構間が空いたし、最近は向こうでも値上げラッシュなので、多分価格は変わってますよ、とだけ返事をして、最新の価格のリクエストをしたら、「廃盤です」ってことでした。
新しいモデルは、F1150, F2450 となるそうで、F1150 はまだ出てない(生産されてない)ということです。
F2450 については、出ているそうです。
本家のサイト上にはまだこのモデルの情報には更新されていません。
参考までに旧モデルの去年の価格も併記しておきます。
F1100 → F1150 だと、約 22% の値上げになっています。
肝心の性能ですが、2 割向上したんでしょうか?
F1100 のスペックは、EPA Certificated になってい流ので、F1150 で EPA 2020 Certificated にアップデートされたのだと 思います 。
サイトに書いてないことなので、推測ですが。
Parts#
Description
Unit Price
F1150S
Regency Classic Woodstove Small Flat Top
$1,018.40
F2450M
Regency Classic Woodstove Medium Flat Top
$1,309.60
F1100S
Regency Classic Woodstove Small Flat Top
$832.00
F2400M
Regency Classic Woodstove Medium Flat Top
$1,102.60
次に、ドアですが、3 種類のうち、Black Contemporary Door が廃盤となって、左から Black Door, Black Door with Nickel Accent の 2 種類となりました。型番も変わりました。
Parts#
Description
Unit Price
850-241
Black Door
$234.40
850-243
Black Door with Nickel Accent
$428.80
あと、脚ですが、4 本脚の Legs と、台の Pedestal があり、Legs を選択した場合には、Bottom Heat Shield を合わせてオーダーする必要があります。
Parts#
Description
Unit Price
075-915
Pedestal Small
$147.20
021-915
Pedestal Medium
$174.40
075-911
Bottom Heat Shield Small
$128.00
021-911
Bottom Heat Shield Medium
$128.00
850-126
Painted Black Legs
$130.40
850-128
Brushed Nickel Legs
$387.20
そのほかには、Ash Drawer(灰の受け皿)であるとか、ブロワー(日本とは電気の規格が違います)、外気導入キットなどのオプションがあります。
それで話がすっ飛ぶんですが、F1500 と F2500 ってのもあったりするんです。
値段的にもほぼ同じで、見た目も似たり寄ったり。
F1150, F2450 などは Classic と称していますが、こちらは Cascade と称していて、触媒とのハイブリッドってことになってます。
違いとしては、EPA 2020 Certificated なのと、Eco Boost Technology でしょうか。
VIDEO
Eco-Boost Technology
Cascades Series. A heavy duty, secondary air tube is strategically placed to ensure maximized re-burn of particles of combustion before making their way to the catalytic combustor. Serving as a pre-filter, the Eco-Boost system maximizes efficiency and prolongs the life of the catalytic combustor by decreasing its exposure to harmful combustion substances.
Triple Burn, 触媒の 3 次燃焼まであるので、熱効率が最大で 84% まで向上する、という触れ込みとなっています。
燃焼時間 50% アップ(と聞こえる)んだけど、ちょっと盛ってるような気もしないでもないです。
触媒については、10 年保証だとも書いてあるんで、宣伝を真に受けたら、こっちのがいいじゃないのと思ったりもします。
というか、スモールサイズが今欲しいなら、F1500 しかありません。
最終的な価格がどれくらいになるのか、という話ですが、計算方法をざっと書いておきます。
薪ストーブ本体の価格が CA$2,000 だったとして、それ以外に、カナダ国内の輸送費が概ね CA$50 程度、場合によって、木枠梱包等が必要になると CA$200 程度かかります。
カナダから日本までの輸送費ですが、薪ストーブの梱包サイズで決まります。
1m3 あたり、概ね 5 — 6 万円程度かかり、容積はストーブは概ね 0.6 — 0.8m3 くらいです。
そのほかに為替手数料(国際送金手数料)3.5%, 保険 1% も必要です。
なお、報道されているレートでは当然に買うことができないので、例えば CADJPY が 82 なら、85 くらいだと高めに思っておいてください。
うちのお店の代行費は 10% で、これには通関や検査などの費用も 含みます 。
計算としては、木枠不要, CADJPY 85, 保険, 海上運賃 60,000 円/m3 , 梱包サイズ 0.7m3 とすると、
((2,000 + 50) * 85 * 1.035 * 1.01 + 60,000 * 0.7) * 1.1 * 1.1 = 271,224 円
くらいが概算の愛媛県松山港渡しの価格となります。
肝心なこととして、すでにコンテナへの積み込み準備を開始している状態で、部材が揃うのを待っています。
そのため、次のコンテナに間に合うようにするには、今月中のオーダーが必要です。
その次は、おそらく 1 ヶ月後になりますから、納品時期は、年内ギリギリ間に合うかどうか 、という状態となります。