Regency(リージェンシー) F3500 のお問い合わせ

以前、Travis Cape Cod についてお問い合わせをいただいたんですが扱いがなく、代替案として Regency(リージェンシー) F3500 を紹介していた のです。
その F3500 について、取り寄せた場合いくらくらい、というお問い合わせをいただきました。

F3500 ですが、(カタログ上はですが)とても効率の良いストーブです。

燃焼効率ですが、87% ということになっているんです。
80% 程度のモデルが多いので、それに比べると 1 割も燃費が良いことになります。

価格ですが、以下のようになります。
本体の価格としては、現地で発生する梱包費用や港までの送料を含んで、308,540 円くらいです。
サイズが概ね、W 876 x D 876 x H 1169mm = 0.9m3 なので、かなり大きな梱包になります。国際送料は 6 万くらいかなと思います、これは同時に運ぶうちの貨物の量で大きく変動するので、安くなることもあれば、高くなることもあるのが実情です。
なので、引取の場合は、ドンブリでいうと、手数料と消費税を含んで総額 37 万といったところです。
国際送料は、うちの貨物と同梱する前提の数字です。
なので、うちの貨物の締め切りのタイミングでしか輸送できませんが、現状、ほぼ毎月アメリカとカナダから輸入していますので、在庫があれば、船積みまで 1 ヶ月程度、船積み後は 1.5 — 2 ヶ月程度、大体 2.5 — 3 ヶ月で届きます。
発送すると、大きいので、そこそこかかって総額で 40 万かな、というところです。

あとはオプションですか。

F3500 のオプション ドンブリ勘定の価格
エアメイト 16,320 円
アッシュドロワー 22,560 円
ブロワー 41,400 円
外気導入キット 12,000 円

輸入代行は販売ではないので、トラブル防止のため、細かな説明事項があり、同意いただけない場合は、代行できません。
輸入に際しては、定番のストーブでない場合、発注時にカナダに支払う金額は総額前入金となります。
これ以上の細かい数字、ドンブリでなくてきちんと細かな数字を出す場合は、お見積もりを依頼してくださいますようにお願いいたします。

Regency(リージェンシー) F1100, F2400 の見積もり依頼がありましたが。。。

Regency(リージェンシー) F1100, F2400 の見積もり依頼がありました。
まあ、F1100 に関しては、過去の記事をご覧ください。

それで、結構間が空いたし、最近は向こうでも値上げラッシュなので、多分価格は変わってますよ、とだけ返事をして、最新の価格のリクエストをしたら、「廃盤です」ってことでした。

新しいモデルは、F1150, F2450 となるそうで、F1150 はまだ出てない(生産されてない)ということです。
F2450 については、出ているそうです。
本家のサイト上にはまだこのモデルの情報には更新されていません。

参考までに旧モデルの去年の価格も併記しておきます。
F1100 → F1150 だと、約 22% の値上げになっています。

肝心の性能ですが、2 割向上したんでしょうか?
F1100 のスペックは、EPA Certificated になってい流ので、F1150 で EPA 2020 Certificated にアップデートされたのだと 思います
サイトに書いてないことなので、推測ですが。

Parts# Description Unit Price
F1150S Regency Classic Woodstove Small Flat Top $1,018.40
F2450M Regency Classic Woodstove Medium Flat Top $1,309.60
F1100S Regency Classic Woodstove Small Flat Top $832.00
F2400M Regency Classic Woodstove Medium Flat Top $1,102.60

次に、ドアですが、3 種類のうち、Black Contemporary Door が廃盤となって、左から Black Door, Black Door with Nickel Accent の 2 種類となりました。型番も変わりました。

Parts# Description Unit Price
850-241 Black Door $234.40
850-243 Black Door with Nickel Accent $428.80

あと、脚ですが、4 本脚の Legs と、台の Pedestal があり、Legs を選択した場合には、Bottom Heat Shield を合わせてオーダーする必要があります。

Parts# Description Unit Price
075-915 Pedestal Small $147.20
021-915 Pedestal Medium $174.40
075-911 Bottom Heat Shield Small $128.00
021-911 Bottom Heat Shield Medium $128.00
850-126 Painted Black Legs $130.40
850-128 Brushed Nickel Legs $387.20

そのほかには、Ash Drawer(灰の受け皿)であるとか、ブロワー(日本とは電気の規格が違います)、外気導入キットなどのオプションがあります。

それで話がすっ飛ぶんですが、F1500F2500 ってのもあったりするんです。
値段的にもほぼ同じで、見た目も似たり寄ったり。

F1150, F2450 などは Classic と称していますが、こちらは Cascade と称していて、触媒とのハイブリッドってことになってます。

違いとしては、EPA 2020 Certificated なのと、Eco Boost Technology でしょうか。

Eco-Boost Technology
Cascades Series. A heavy duty, secondary air tube is strategically placed to ensure maximized re-burn of particles of combustion before making their way to the catalytic combustor. Serving as a pre-filter, the Eco-Boost system maximizes efficiency and prolongs the life of the catalytic combustor by decreasing its exposure to harmful combustion substances.

Triple Burn, 触媒の 3 次燃焼まであるので、熱効率が最大で 84% まで向上する、という触れ込みとなっています。
燃焼時間 50% アップ(と聞こえる)んだけど、ちょっと盛ってるような気もしないでもないです。
触媒については、10 年保証だとも書いてあるんで、宣伝を真に受けたら、こっちのがいいじゃないのと思ったりもします。
というか、スモールサイズが今欲しいなら、F1500 しかありません。

最終的な価格がどれくらいになるのか、という話ですが、計算方法をざっと書いておきます。

薪ストーブ本体の価格が CA$2,000 だったとして、それ以外に、カナダ国内の輸送費が概ね CA$50 程度、場合によって、木枠梱包等が必要になると CA$200 程度かかります。
カナダから日本までの輸送費ですが、薪ストーブの梱包サイズで決まります。
1m3 あたり、概ね 5 — 6 万円程度かかり、容積はストーブは概ね 0.6 — 0.8m3 くらいです。
そのほかに為替手数料(国際送金手数料)3.5%, 保険 1% も必要です。
なお、報道されているレートでは当然に買うことができないので、例えば CADJPY が 82 なら、85 くらいだと高めに思っておいてください。
うちのお店の代行費は 10% で、これには通関や検査などの費用も 含みます

計算としては、木枠不要, CADJPY 85, 保険, 海上運賃 60,000 円/m3, 梱包サイズ 0.7m3 とすると、

((2,000 + 50) * 85 * 1.035 * 1.01 + 60,000 * 0.7) * 1.1 * 1.1 = 271,224 円

くらいが概算の愛媛県松山港渡しの価格となります。

肝心なこととして、すでにコンテナへの積み込み準備を開始している状態で、部材が揃うのを待っています。
そのため、次のコンテナに間に合うようにするには、今月中のオーダーが必要です。
その次は、おそらく 1 ヶ月後になりますから、納品時期は、年内ギリギリ間に合うかどうか、という状態となります。

Regency Alterra CS1200 の写真が届きました

Regency Alterra CS1200 の輸入をご依頼くださったお客さん から、引取と設置後の写真をいただきました。
このブログへの掲載を快諾してくださったので、ストーブの様子を見ていただきたいと思います。

最近増えてきた(ように重松は思っている)、シュッとした感じの縦長いタイプです。

カナダのストーブは、ペデスタルというのですが、大きな火室の下に、寸法の小さな箱がついているタイプでしたが、これは上から下までストレートで、スマートに見えますね。

ちなみに、引取の様子も送ってくださいました。

梱包のサイズですが、830 x 650 x 1,150mm だったそうで、0.62m3 ということになります。

運賃はまだきっちり計算していないのですが、一度に 3 — 4m3 くらいまとめて運んで、だいたい 1m3 あたり 5 万円くらいかかります。(純粋な運賃で、通関・検査などの費用は含みません)
ドンブリ計算で 5 万だとすると、今回は 3 万強の運賃が港から港まででかかることとなります。
カナダ国内、日本国内の送料はまた別にかかります。

引き取りですが、大型の商品は、個人のお客さんのご自宅に配達してくれません。

なので、運送会社に到着すると、連絡がありますので、屋根のないトラック で引き取りに行ってくださいね。
なぜかというと、フォークリフトで積み込むためです。
また、元々に重たい荷物を積むのがわかって引き取りに行くんですから、荷台に傷がついて嫌なら、傷がつかないように、ゴムマットを敷くなり、更にコンパネを敷くなり、養生をしてください。
当然ですが、積んでくれるだけですから、荷物を固定するためのロープであるとかも、この方のように自前で用意していく必要があります。

Hearth & Home 暖炉家(だんろや) では、このような 薪ストーブ 輸入代行サービス を行っています。

日本国内では手に入らないモデルも、現地の価格 + 運賃 + 手数料 10% で入手できます。
リージェンシー(Regency)や、パシフィックエナジー(Pacific Energy)の他、ヨツール(JØTUL)、モルソー(mørso)などを扱っています。

同じモデルなら、より安く。
同じ予算なら、ワンランク, あるはツーランク上のモデルも狙えます。

設置位置などを含めて自分で設計することができない場合、かわはら薪ストーブ本舗 さんの コンサルサービス をおすすめしています。
うち経由で頼んでも、伝言ゲームになるだけ(こちらも手間がかかるし、中抜きする気もないし)でデメリットしかないので、直接かわはらさんにお問い合わせください。

薪ストーブは、大量の薪を消費しますから、薪の保管場所や、薪の搬入ルート(敷地外から薪保管場所, そして、薪保管場所から薪ストーブ前まで)など、薪ストーブ本体のこと以外にも気を配るべき事項が山のようにあります。
いつまででも若いわけではありませんので、末永くストーブライフを楽しみたいのなら、重くてかさばる薪を楽に敷地外から搬入できるルートを考えておかないと、薪の搬入を依頼しないといけなくなり、コストが嵩みます。
トータルで安くしたいなら、そういう部分についてもよく考える必要があります。

薪ストーブ等が入荷しました

今日は 15 日なので、月次祭です。

朝のうちに巡回して、登録のために印鑑証明が必要なので、役場にいったら 18 日が選挙のようで、配達でいないので不在者投票を済ませました。
車庫証明ができるので西署にいって、運輸支局にナンバーを貰いに行きました。

そうしたところ、みゃきゃんの図柄入りのナンバーが売られていたんですが、みきゃん自体、鳴かず飛ばずというかなんというか、このナンバーも今までに走っているのを 1 台しか見たことがないんですよ。
結局、昨日ナンバーは頼み忘れて間に合いませんから、普通にランダムで頼みました。

なんだかんだでお昼まででギリギリで封印できるところまでいったんですが、なんと、封印の部分のナット部分に古いボルトが腐って折れたものがそのままになっていて、封印用のボルトが入っていかないのです。
グラインダは持っていたんですが、奥まっていてはが当たらないので、ナット部分を削り落とすことができませんでした。

工場に持っていったら、いっぱいいっぱいで直ぐに修理は無理、ということで、一旦諦めました。

許可は 16 日までなので、なんとかしないとなんですが、今の所の作戦としては、キリでもんで M6 でタップできれば、なんとかなるのでそれでしのいで、ダメならボルト部分をレシプロソーで切り落とそうと思います。

昼から通関の予定でしたが、トラブったので、税関についたら 14 時過ぎになってしまいました。
今回は区分 2 だったので、書類審査で済んだので、助かりましたが、それでも引取は 16 時を回って際どいところでした。

ストーブを 2 台、早速出荷しました。

一旦、車庫に持って帰ってあった出荷しないといけない製品の在庫ですが、明日、神社の鳥居の足場を解体するということで、道路が通行止めになります。
迂回路はトレーラは走行できないので、今日のうちにユニックで移動しておくことにしました。
なんか、段取りが悪いというか、ついてないというか。

ついてないので、iPhone のガラスも早速割れました。
お尻に入れてフォークリフトに乗ったのが良くないようです。

12 カゴ + 3 袋 = 15 x 400kg = 6t 程移動しました。

雑貨類ですが、Regency Alterra CS1200 のオプション品がパッキングリストを見ると、CS1200 の梱包にまとめられてないっぽいので、その確認や、検品のために、梱包をバラしました。
CS1200、ガスストーブ部品、煙突などの代行品について、今のところ問題がないことを確認しました。

新しいカタログも送ってもらいました。

明日ユニックが借りられないので、積み込みにはユニックが必要なため、今日のうちに回送しておきたかったんですが、流石に疲れて、諦めました。
諦めが肝心です。

丸太小屋に戻って、薪ストーブに点火、おニャー様たちとストーブに当たります。
ゆっくりとした時間が流れ出して、疲れが癒されますね。
今日は珍しくガラスを磨きました。

明日は神社の祭日でもあるんですが、今日諦めたユニックの回送、在庫品の輸送、コンテナをシャーシに乗せて、薪や薪ストーブ, 薪割り機, 納品する雑貨の積み込みを行わないといけませんし、ナンバーの封印もしなければなりません。
ヤマト便での出荷もあります。

15 時に出発したいと思っていたんですが、おそらく無理だと思われるので、影響がある各位には、明日、予定の時刻に出発できなかった場合、スケジュールについて、連絡させて頂く予定です。

明日も頑張りたいと思います。

Travis Cape Cod の代替案 — Regency Pro-Series F3500 Wood Stove

Travis Cape Cod の問い合わせがありました。

このストーブは、燃焼効率 80% 以上, 排気煙量 0.45g/時間という環境性能が売りなんですが、値段を見てびっくり、650,000円(税抜価格)と、ちょっと手が出にくい金額になっています。

代替案を考えてみました。

デザイン面など、いろいろあろうかと思うのですが、Regency の F3500 はどうかなと思うのです。

性能は 87.1%, 1.1g/hr, 75,000BTU となっています。
対するケープコッドは 80% 以上, 0.45g/hr 21,600kcal/h ≒ 85,700 BTU となります。

ケープコッドよりは少し小さいですが、価格については、オプションによりますが、基本的な構成だと、399,800 円くらいでいけると思います。(カード支払い, 消費税込み, 送料別)
何もつけないで振込で支払ってくださる場合には、30 万円代前半も可能かもしれません。(為替レートによる)

もっと大きなモデルがいい場合には、F5100 があり、メーカとしては、こちらだと 22″(55cm)までの薪がなんと 90lbs(40kg)も入り、30 時間以上燃焼できると豪語しております。(このモデルは 85%, 1.4g/hr, 80,000BTU)

見た目的には、Regency っぽいというか、鋼板であったり、ペデスタルであったりする部分がそう感じさせるのかもしれませんが、Cape Cod とは大きく異なりますが、燃費という部分ではなかなかよろしそうで、お値段もかなりリーズナブルに感じました。

燃費の良い、安価なストーブをお探しの方には良いものではないかと思います。
思うだけで、自分で焚いたわけではないし、触媒がありますので、ランニングコストについても気になる部分ではあります。

人柱希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

カナダ便の入港案内と保険の件

カナダ便ですが、ようやく入港案内(A/N)が届きました。
関係各位にはメールで連絡済みですが。

調べてみると、OOCL OAKLAND / 078W が 10/10 にバンクーバーを出港して、10/27 に朝鮮のプサンに入港しています。
接続待ちで、昨日 11/12 に HEUNG-A TOKYO / 0700S 積み込み、本日 11/13 松山入港ということになったようです。

要するに接続に 2 週間かかった、ということですね。

元々のスケジュールとしては、

VSL: OOCL OAKLAND V. 078W
ETD VANCOUVER: OCT. 7
ETA BUSAN: OCT. 23
ETA MATSUYAMA: OCT. 28頃
4 SKIDS

ということでしたから、本船(OAKLAND)自体も遅れたようです。

それと、今回、初めて貨物に保険をかけてみました。
今までかけたことはなかったんですが、今回は依頼を頂いた方の意向で、かけることとなったのです。

実際問題、事故は殆どありませんし、保険をかけると保険会社の経費分、必ず損をするのですが、この間の 六甲アイランドのこと とかを考えると、リスクが大きすぎると思っていたところでもありました。

結論から言うと、保険料は輸入する貨物の価格の 0.3% ということでした。

あとは、事故があったときに、どの程度請求に手間がかかるのか、という問題があります。

今後は、代行案件については、保険料として 1% を頂こうと思います。
というのも、必要のないものまで含めて、全て保険をかけないといけないことと、保険をかける・請求する、そういうことにも手間がかかる(特に事故時の対応)ので、0.3% を 0.3% だと後で困りそうだからです。

通関の予定ですが、明日デバンニング(コンテナからの取り出し・保税倉庫への移動等)で、夕方になるため、明後日 15 日の予定です。
税関の都合で、午後ということになりそうです。

出典  CS1200

今回ですが、代行案件の Regency Alterra CS1200 の入荷があります。
はじめてのストーブなので、どういうものかちょっと気になっています。

カナダ Regency, Pacific Energy(含む TrueNorth)等については、代行にて取り寄せいたします。
輸入には時間がかかりますので、お早めにご相談ください。

他に変わったものというと、去年納品させていただいたと思うんですが、ヨツール(JØTUL)のガスストーブ, F400 GV の各種オプションパーツ類も手配させていただいていて、それらも入荷します。

ほぼ売約していますが、定番の F400 BP については、お問い合わせは頂いていますが、成約していません。
そろそろシーズン・インしていますので、こちらもお早めにご相談ください。

TrueNorth TN20 も在庫が 1 台のみとなっています。