ICC 社製煙突の値上がり

株式もですが、為替についても乱高下していますね。

今のところ、カナダドルについては、95 → 92 円程度に値下がりしているので、3% 程度安くなっていますが、この数年、円安と同時進行で、現地での調達価格が上昇し続けています。

ICC 社煙突も御多分にもれず、新しい価格表を見ると値上がりしていました。

例えば、EXCEL の場合、48″(120cm)の価格は、$194.40 となり、昨年の $184.50 から約 5.4% ほど値上がりしてしまいました。
UltraBlack も、36″(90cm)で $87.30 で、$82.80 に対して、同じくらい値上がりしています。

EXCEL でいえば、有効長は 1 1/2” 引く必要があるので、46 1/2″ で $194.40、つまり、1m あたり $164.59 なので、輸入経費で 30% かかり、レートが 92 円(国際送金・為替手数料 3.5%)とすれば、1m あたり約 2 万円強、ということになります。
同じように計算すると、UltraBlack は 1m あたり $98.20、輸入すると、約 1.2 万円強です。

ICC 社の煙突システムの場合、室内側は、安価で十分な性能を有する UltraBlack 煙突を使うことができますから、この部分で大きく価格をセーブできます。

ICC 社の煙突は、経済的であるだけでなく、カナダの厳しい安全基準を満たしている非常に優れた機能を有する煙突です。
アメリカの安全基準の実に 3 倍の時間、煙突の火災に耐えるテストにパスしています。(この基準を満たすためには、カナダ専用部材を使う必要があり、コストが少々します)

Hearth & Home は、ディーラーとして契約しているので、一見さんの価格とは単価が異なります。

http://www.stoves-pipes.com の場合、EXCEL 48″、EL48 の価格は、$244.00 で、これは「米ドル」ですから、カナダドルに対して、1.3 倍で、トータルだと、1.5 倍高い価格です。(カリフォルニア州用の 48″ はステンレス製ではなく、ガルバリウム製となります)

また、当方の雑貨と混載することで、一度にまとめて通関するので、通関手数料なども節約になりますし、フレートも一見さんと価格が異なるのはいうまでもありません。

その為、多くのケースで、個人輸入する場合と比べて、代行サービスを利用していただいたほうが、安心であることに加えて、安価に収まるケースも考えられます。

とはいえ、煙突の見積には手間がかかるので、無料で対応することはできません。

AngularJS をせっかく勉強しているので、近いうちに天井の高さを入力すると、煙突の見積もりをするサイトを作ってみたいと思います。

これにより、専門店のプロのサービスを含めたおまかせ価格と、Hearth & Home の機能性・経済性のバランス重視した DIY キットとの差額を、より簡単に把握して、検討できるのではないか、と考えています。

9 月中にはサイトを完成させたいと思います。