セールで思わず買ってしまった STIHL の超硬ソーチェン 25RD3-72 が届きました。
まあ、この暑い時期に届いても、というか、それ以前に、もう原木がないので、試し切りは当面先になりそうです。
普通のソーチェンの 3 倍の寿命、ということではあるんですが、普通のソーチェンだと、今年の春の薪づくりの経験では、約 20t で明らかに切れなくなる、という状態でしたので、本当に 3 倍なら、60t くらい無交換で処理できる、ということでしょう。
DURO は、今あるキマルではほぼ目立てがでないし、普通のソーチェンと同じ金額で目立てしてもらえるなら、今のうちくらいの生産量だと、目立てに出したほうが新しい機械を買わなくていいので、良さそうです。
見た目で判断してはいけないんですが、正直、切れ味は良さそうではありません。
全油圧制御で力任せに切れるので楽なんですが、刃物の切れ味の違いも非常にわかりづらいので、正直、違いがわかるかはかなり微妙です。
ただ、切れ味の良し悪しは、切断時間に直結し、それは生産性にも直結し、つまりは、薪の製造コストに非常に大きな影響があるため、通常のソーチェンとの切れ味の差、そして、チェンの目立てや交換のコストなど、考えていく必要がありそうです。
その結果、DURO を使うのか、普通のソーチェンを使うのか、その場合、STIHL がいいのか、それとも Oregon や Husqvarna でもいいのか、はたまた支那製の激安品がそこそこ頑張るのか、じっくり様子を見ていこうと思います。
後、新しい小物もゲットしました。
ちょっと見づらいですが、Timber Tuff 社製、つまり MADE IN CHINA のウッドグリッパーです。
北米での価格をいえば、本物の、2/3 程度なので、MADE IN CHINA なアイテムを積極的に販売しようとは思いませんが、とりあえず、品質が取り扱うに値するか、ということは判断しておきたいと思いました。
とありず、画像のモデルは 16″ 用で、対象のログは 12 — 18″(30〜45cm)、耐荷重は 50 lbs と記載されていますね。
現在扱っている Lockhart’s Firewood Gripper の緑(M サイズ)は、38〜45cm 用ということなので、Timber Tuff のほうが対応できる長さの幅が広く、16″ モデルであれば、45cm 以下の薪の長さなら常識的な範囲はすべて対応できる、ということにはなります。
ただ、こういう原始的な道具は、使用感が命ですから、能書き上使えるというのと、実際に使ったフィーリングは全く別、ということもあると思うので、近いうちに比較・検討してみたいと思います。
一番の問題は、おそらく、Lockhart’s Firewood Gripper が最大 150 lbs なのに対して、Timber Tuff が 1/3 のスペックだということです。25kg だから、十分といえば十分の気もしますが、なんせ MADE IN CHINA ですから。
もし、品質に問題がないと判断して、Timber Tuff のウッドグリッパーを売り出すとしたら、多分、2800 円にすると思います。