F400 用の敷き鉄板の試作

F400 の目皿なんですが、厚みが 16mm ほどで、横から見れば台形になっているため、自重で嵌合して落ちないテーパー状になっています。

16mm の厚みが必要かどうかはおいておいて、今までは、台形に加工するのに工数がかかる機械しかなかったため、製作をためらっていたのですが、トロンメル用の円筒の製作を依頼した工場には、このようなテーパー状の加工ができる機械があるため、より高品質な敷き鉄板を現実的なコストで作成できる見通しがつき、試作を思いついたわけです。

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こういう加工は、開先加工というようですが、今回の工場では、コマツの  √ツイスター「TFPV6082」 という装置で行うようです。

それと、前々から疑問でならないのですが、こういう目皿があれば、灰はたまらず、トレイに落ちてしまうと思うのですが、そうすると、必然的に、この目皿には熾が直接載って、下からも空気が大量に送られるため、火持ちが悪くなると思うのですが、実際どうなのでしょうか?

ファイヤーマイザーなるスチールウールで燃費が改善するということが仮に事実だと仮定すると、鉄板で目皿としての機能を停止させ、灰をストーブの底に貯める用に改造すれば、燃費が悪くなる、という可能性もありますし、その代わりに熾の持ちが良くなるような気もするわけです。

まあ、理屈をこねるよりも、まずは試してみるしかないかなと思っています。
というわけで、とにかく作ってみようと思います。