薪割り機の組み立てですが、結構、ボルトやナットの締め付け作業が多く、手作業では時間がかかります。
ミリ工具(英語では、metric と表記されています)のものは、六角軸のインパクトドライバー用ソケットを持っているのですが、インチ工具は持っていません。
手作業で締めることも予想されるわけですが、基本的にあまり必要でない工具なので、なるべく少ない予算で揃えたいので、どうするのか悩んだんですが、インパクト用のソケットをインパクトドライバーで回すことができれば、つまり、3/4″ のソケットの軸を 1/4″ の六角のインパクト軸に変換できれば問題は解決します。
というわけで、アストロ・プロダクツに買い物に行った時に店頭で尋ねたのですが、見たことも聞いたこともありませんと言われてしまいました。
Amazon.com で探すとすんなりとヒットして、いくつか出てきたのですが、今回 3/4″ のディープインパクトソケットセットを買うことにしたので、3/4″ から 1/4″ への変換アダプタを買うことにしました。
聞いたこともないメーカーのセットも安かったのですが、インパクト対応ではなかったので、DEWALT のものにしました。
- DW2541IR 1/4-Inch Hex Shank to 1/4-Inch Square IMPACT READY Socket Adaptor, $1.99
- DW2542IR 1/4-Inch Hex Shank to 3/8-Inch Square IMPACT READY Socket Adaptor, $2.8
- DW2547IR 1/4-Inch Hex Shank To 1/2-Inch Square IMPACT READY Socket Adaptor, $3.97
ドリルドライバだと(インパクト非対応のシャンク)、写真のような感じで、これにソケットを取り付けて使うわけです。
思い切って、インチのコンビセットも買ったので、送料を入れると $100 ほど散財してしまいました。
ただまあ、アストロ・プロダクツで買うよりは、安く買えたんじゃないかとは思うんですが。
インパクト用のディープソケットとレンチは、TEKTON というところのものにしてみました。
明日には間に合わないので、メンテナンス用ですかね?
それはそうと、組み立て中に、トルクレンチを使って締めるよう指示されている部分があるのですが、ソケットがなかったので、手で適当にやりました。
規定のトルクは 37lb-ft です。
計算しようとしたんですが、lb を N に、ft も m に直さないといけないので、暗算は超苦手で、無理でした。
いま計算すると、50Nm ほどのようです。
50Nm で締めるとして、レンチの長さが 20cm なら、手ルクレンチの計算は次のようになります。
50N・m = 250N・0.2m, 250N = 25.5kgf
というわけで、だいたい 25.5kgf 位の力で締め付ければよろしい、ということですね。
まあ、トルクレンチを使うわけでないのなら、1′ はだいたい 30cm 位なので、レンチが 20cm だと、2/3′ ってことになります。
上と同じ計算をすれば良いので、
37lb-ft = x・2/3, x = 55.5lb = 25.2kgf
こっちのほうが、暗算だと、簡単だったかも。
で、簡単にうと結構強く締める必要があるんですが、そうすると、ナットの滑り止めの凹凸でフレームの塗装が剥げるんですよね。
そういう意味では、ワッシャー+スプリングワッシャーのほうがいい気がしました。