空いた時間にボチボチ薪割り

今日は、地鎮祭でした。
なんで月曜日にするのか疑問だったんですが、よく考えたら、散髪屋さんだから、月曜日が休みだったわけです。

午後は、ゴソゴソ野暮用をしていたら、知らない間に 15 時を回っていて、昨日薪割り会の後、ボチボチ作業してできたものを 3 カゴほど積んで帰ってあったのですが、それを荷降ろししました。

その時に、重さを計ったんですが、560, 560, 550kg でした。
カゴが 60kg 程ありますので、概ね中身は 500kg 前後ということになります。

思ったよりも乾燥しています。
実際、薪製造機のチェンソーくずを確認してみたのですが、結構乾燥していました。

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で、山に登ったら、なんだかんだで 16:30 を過ぎていたのですが、とりあえず、多少なりとも薪割りをしないと、永遠に片付かないので、小一時間、ボチボチやりました。

写真で判断すると、積み上がった薪の山の底辺は 3.4m 程度、高さは 1.4m 位です。
薪山の安定角は、80% くらいのようです。

体積は、1.7 x 1.7 x π x 1.4 x 1/3 = 4.24m3 程度、ラフに積んであるのできっちり積み直したら、隙間率が 1/2 程度から 2/3 程度になるので、カゴに詰めると、4.24 x 2 x 2/3 / (1.2 x 0.9 x 0.8) で 6.5 カゴ分に当たります。
まあ、不良品も含んで、なので、製品は 6 カゴもできれば上出来でしょう。

製品としての重さは、1 時間で、概ね 2,400kg くらいできたわけですが、問題は、カゴ詰めですね。

選別、長すぎるものの切り詰め、太すぎるものの割り直し、という工程の後、カゴに詰めるのですが、薪製造機での生産よりも手間がかかり、1 カゴ 30 分程度かかります。
6 カゴ詰めるとなると、3 時間くらい必要で、生産コストを押し上げる要因であり、この部分の機械化が急務です。
とはいえ、当面設備投資は控え、生産に注力したいと思います。

今年の春から生産を開始したばかりなので、なんせ売り物がありません。
売り物がないということは売上がない、売上がないということは利益もないわけです。

2015-10-19 17.38.33春に作って、雨ざらし乾燥後、できたばかりの薪小屋にて屋根をかけて乾燥させた薪が残り 10 カゴほどできました。

おそらくそれなりに乾燥しているとは思うのですが、乾燥期間が短いため、完全乾燥というわけにはいかないように感じます。
3 カゴ、積んで帰ったので、重さを計り、含水率計でも、乾燥具合を確かめてみたいと思います。

そこそこ乾いていれば、一年乾燥と明記した上で販売して、売れたらそれで次の原木を仕入れる自転車操業で頑張りたいと思います。
とりあえず、白水台や道後平のあたりに、薪ストーブのあるお宅が多くあると聞いたので、チラシ配りもしてみたいと思います。

プチフォーで牽引したい(境内地)

薪割り機なんですが、山なので、人力で移動をするのちょっとしんどい感じです。
なもんで、プチフォーで牽引をしたい感じです。

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ヒッチ部の高さを計るとだいたい 50cm くらいです。

2″ のヒッチボールで、ジムニーはゴミ箱をヒッチにつけてあるので、ヒッチボール自体は余っているのですが、レシーバーは 5cm 角だったので、2″ のようです。

問題は、前、フォークの爪につけるのか、それともリアにするのか、でしょうか。

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とりあえず、バックで走るのも嫌なので、リアにつけようかと思ってみてみると、地上から、60cm くらいのところにバーがあります。

ただ、空冷エンジンのファンの前を蓋する形になるので、あまり大きく塞ぐような形で取り付けるのは、よろしくない感じですね。

また、高さも 10cm 違う。

爪につけるものを作れば、プチフォーでも牽引できますが、アクロバでも、ボブキャットでもいけるわけで、そのほうがよさ気な気がしてきました。

まあ、公道を牽引することはないので、必要ないといえばないのですが、上記のどれもないところでも使えるように、軽トラのアオリに引っ掛けるタイプのヒッチ にフォークリフトの爪を突っ込んで固定するための穴を開けておけば、完璧かなと思ったり、思わなかったり。

他にも作りたいものがたくさんあるだけど、優先的に作りたいと思います。

薪割り機組み立て会を終えて

土曜日には、薪割り機の組み立て会を終えましたが、これで全 6 台、すべて動作した、ということになります。
昨日は、うちのは、薪割り会で、難物の片付けに大活躍でしたが。

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動作確認を終えて、T さんの薪割り機(完全には組み立てていません)を軽トラックに搭載して、引き渡しが無事に完了した記念写真です。
T さんは、非常に手際がよく、重松は殆ど手伝っていませんが、2 時間ほどで組み上げました。

ホンダウォークに似たものがあるのですが、いろいろ調べて、ようやく輸入にこぎつけましたが、これから 6 名、いろいろと助けあって、メンテナンスをしたり、情報を交換していけたらと思っています。

さて、それでは、この薪割り機の顛末を振り返ってみましょう。

まずは、「アメリカで予約殺到!?の薪割り機」というエントリーでこの薪割り機を取り上げたのが、約 1 年前の 10 月 2 日でした。

その時、ホンダウォークから似たのがでているよ、教えてもらったので、詳細を調べてみたのが「往復割の薪割機、Brave VS ホンダウォーク」です。なんだかんだで、ブレイブのほうが良さそうと判断しました。

購入するかどうか、ずっと考えていたんですが、買う決心をしたのが、「【半分広告かも】舌の根も乾かぬうちに…」あたりで、今年の 5 月 14 日でした。

そして、いよいよ共同購入の募集を始めたのが、「【広告】Brave 20t 往復薪割り機 — 共同購入者募集」、5 月 22 日です。

担当者が変わったり(退職)して、輸入の手続きが遅れたりして、「共同購入薪割り機、いよいよ通関です」のエントリーが 9 月 24 日でした。

長くかかったものです。

とりあえず、薪割り会でみんなで試したのですが、特にフレームやウェッジに不安を感じることはありませんでした。
コンシューマー向けのモデルですが、うちのような似非薪屋であれば、それなりの期間、耐久性があると思います。
なんせ、向こうの薪屋というのは、小さなところでも普通に 1,000 コード、だいたい 2,000t くらいの薪を生産するようですから、年間数十トンであれば、個人に毛が生えたようなものですから、壊れるまでに何年も掛かりそうです。

もう少し様子を見て、サポート体制をより充実させたら、第 2 期の輸入をしてみたいと思います。
次回以降は、自分はもう持っていますので、共同購入ではなく、輸入代行の扱いになり、10% の代行手数料をお願いする形を取らせていただこうと思っています。