集塵機能付きブロワーは使いものにならず

すごい勢いで発生しているチェンソーダストの片付けについて、集塵機能付きのブロワーがあるのを思い出したと書いた件 ですけど、倉庫から発掘しました。

試しにちょっと使ってみたら集塵用の袋はお陀仏。

袋のジョイント部分は概ね φ100mm くらいなので、集塵機からホースを取り外して、それを取り付けようと思って、発電機と一緒に山に持って行きました。

で、試してみたんですが、ほとんど吸いません。
湿ったりして固まっているようです。

それと、細かな木屑が混ざっている件ですが、やはり予想通り、ファンのブレードに挟まって、全く使い物になりませんでした。

結局のところ、今までどおりの掃除方法が一番早かったという。。。

準備から含めると 2 時間も試行錯誤して、残念すぎる結果となりましたが、まあ、そういうこともあるでしょう。

とりあえず、吊り治具が掃除の邪魔なのでバラして、リフトで持ち上げて、すこし作業高さを高くしておきました。
これで、木くずが随分と掻き出しやすくなったのではないかと思います。

まだ鉄板を運んでないのですが、近いうちに鉄板を敷いて、薪製造機をしっかりと水平に据えたいと思います。

今日の薪作業ですが、午後から O さんが来てくれて、二人でボチボチやりました。
先週集めた薪はまだ手付かずです。

その後運動会が終わった S さんも来てくれて、夕方は三人で、都合、5 袋できました。

S さんにはおみやげでコロ薪を持って帰ってもらって、O さんには、先週のものがまだ残っていたので、リフトで積み込んで全部持って帰ってもらいました。

帰ろうかと思ったんですが、まだちょっと明るいので、1 袋だけ作って、今日は 6 袋でした。
新薪割りヤードの在庫は 22 袋になりました。

それはそうと、今日、白ウッドバックを 9 枚積んで山に登ったはずなのに、山についたら 8 枚しかありませんでした。
1 枚落としてしまったのかもしれません。
1 枚 3,000 円以上するので、ショックです。
ロープはかけてあったんですが、不十分だったようです。
つるつるして滑るので、アイ部にロープを通す必要がありそうです。

オーストリアウッドバッグよりも更に安い英国ウッドバッグ

出典 https://sackmarket.co.uk/

出典 https://sackmarket.co.uk/

英国でよく見かける背の低いウッドバッグですが、ようやく売っているサイトを見つけました。

Incl VAT & Delivery とあるので、輸出の場合、少なくとも VAT がかかりませんので、送料云々はおいておいて、かなり安くなりそうです。

一応、200+ の場合、£5.99 なので、今のレートだと 1,000 円を切っています。

容積的には、約 1m3 なので、オーストリアの白ウッドバッグが、1.5m3で 1,800 円ですから、更に安いです。

問題は品質です。

こればかりは取り寄せて確かめてみるしかありません。

ぱっと見たら、明らかに通気は悪そうです。
でもまあ、雨ざらしの後に乾燥促進のビニール袋をかぶせるのなら、これで十分じゃないかなぁと思うんですけどね。

で、なんだかんだ言って、個人的には、1.5m3 というのは、背が高くなりすぎてイヤなんです。
まあ、キッチリ入れなきゃいいだけの話はあるんですが。

1m3 位の良い所は、ルーズに入れた場合(ベルトコンベアで落としこむような充填の仕方)で、クヌギやナラ・カシといった樹種で概ね 350 — 400kg になるので、軽トラに積んでも過積載にほぼならない容量だということです。
よって、軽トラのお客さんに、バッグのまま安心して積み込めるわけです。

薪ネットに比べると、コスト上昇はあるものの、吊ることができるというメリットがあるため、このバッグも、他に英国から貨物を取り寄せるタイミングでサンプルを購入して評価してみようと思います。

耐候性のある土のう袋(トン袋)でさえ 1,000 円では買えないので、そこそこ持てば、良いプライスではないかと思います。

El Capitan で RCS が行方不明な件

ついに引導を渡された、ということでしょうか。

RCS って、確かに化石みたいなもんだけど、生きている化石だと思ってたんですけどね。

vi 並にしぶとく。

まあ、ポンコツのオッサンに今更新しいことを覚えろというのが土台無理な話なわけで。

時代的には、一人が 1 ファイルだけのコードのバージョン管理って、何でやるんですかね?
RCS でいいでしょ、RCS で。

MacPorts も入れてあったと思ったんだけど、そっちの使い方自体忘却の彼方。

$ which port
/opt/local/bin/port

ということで、入って入る模様。

$ port selfupdate
Warning: Your developer_dir setting in macports.conf points to a non-existing directory. Since this is known to cause problems, please correct the setting or comment it and let macports auto-discover the correct path.
---> Updating MacPorts base sources using rsync
Error: /opt/local/bin/port: port selfupdate failed: Error synchronizing MacPorts sources: command execution failed

う、めんどい。

今日は電話案件があったので起きてたんですが、もういい時間なので、さっさと寝たいと思います。

薪集め会は延期?

夕方 O さんから電話がかかってきて、焦りましたが、週末、薪集めをするとか言っていた件ですが、残念ながら、土場に原木が山積みで、持って帰っても下ろす場所がありません。

今週、ボチボチ頑張ったんですが、ボチボチ過ぎて、稼働 3 日、全部半ドンで、たった 16 袋しか作ってません。

今日なんて、スタートは昼を回ってから、その上、2 袋作ったところで、ハーベスターのバーを押さえるナットがなくなって、買い出しに出かける羽目になり、そうしたら氏子さんからお宮の行事のパンフレットを作っているから、ということで神社で打ち合わせして終わったら日が傾いている状態、意地でも 4 つは作ろうということで薄暗くなるまで頑張ってみました。
でも、たったの 4 袋。

土が積んであったものは、ある程度は整地したのですが、まだ、踏み固めてないため、原木を置くわけにも行かず。。。

というわけで、原木を集める前に、今あるものをもうちょっと何とかしたいのですが、先週集めた原木がまだ多少残っているので、時間がある方は、薪割りにお越しいただければと思います。

場所は、前回の新薪割りヤードです。

太すぎる原木はアッグで粉砕!

コーンの直径は φ200mm ですので、太さは φ500 — 600mm といったところでしょうか?
長さは 2m ちょっとだと思います。
この太さになると、これ 1 本で概ね 600kg でしょうか。

当然、この太さのままでは薪製造機に入りませんので、アッグこと、コーンスプリッタでの小割りとなるわけです。

ちょっと太いものなので、1 箇所をつついただけでは割れず、縁から順番に割広げていく必要が有るため、作業開始から終了まで、約 7 分ほどかかったようです。

今までここまで太いものは処理したことがなかったのですが、やはり、この太さになると、もう少しトルクがほしいところです。
あと少し、の力が足りません。

これについては、ホンダウォークの例のジャンク薪割り機じゃないけど、結局のところ、「摩擦抵抗」の問題が生じるようで、特に今回、しばらく使ってなかったためコーンがサビサビだったため、かなりざらついているんです。

流石にいちいちシリコンスプレーをするわけにもいきませんから、表面をメッキするなどして、サビを防ぐ処理が必要だと感じました。

とりあえず、別の所を突くためにコーンを抜くと、割った部分が元に戻るので、木っ端を挟み込んでしのぎましたが、セリ矢を作っておいて、打ち込んでも良いかもしれません。

もう一つの対策は、もう少し、短く切ることでしょうか。

これには二つのメリットがあって、一つは割りやすくなる、ということなんですが、もう一つは、木というものは大なり小なりねじれがあるため、写真で見てもわかるほどに、割った後のものがねじれている、そして、そのねじれ分、薪製造機に入れた時に引っかかりやすくなる、ということです。
昨日はそれが原因で Duro が傷んだわけです。

このねじれというのは結構クセモノで、節などがあると、当然、繊維にそって割れようとするのですが、コーンはまっすぐに入っていこうとするので、その結果が、写真にある「毛羽立ち」になってしまうのです。

コーンスプリッタでの効率的な小割りは、いかに突く回数を減らすか、にかかっているといっても過言ではありません。

よって、一発で割れる程度に短く切り詰める、木目が素直そうなところで割る、というような見極めが重要になると思いました。

実際のところ、うちのものは高速・低トルクで作業性と予算を重視したのですが、トルク不足で割り切れないほうが時間が掛かり、アウトプットの質も落ちることがわかりましたので、予算に余裕があれば、より高トルクのモータを使ったほうが良い結果が得られるのではないかと感じました。

まあ、φ600mm とか、そういう太いものが大量に入ってくるならば、という但し書きは付きますが。

こういう太いものを小割りするというと、ブレーカで薪割りということはみな考えるようで、自分も実際に試しましたが、騒音が発生するし、正直、かなり効率が悪いです。

ブレーカを持っている人が、重松の言うことを信じず、自分で試して納得する分には、止めませんけど、薪割りのため「だけ」にブレーカ自体を買うようなことは、やめたほうがいいと思います。

この間も、森林組合で同じことをやっていて見学をしましたが、手でやるよりは早いかも、という状態でした。

人様の動画を後ろ向きな評論のために引用するのは気が引けますが、重機を使い、猛烈な騒音と振動の引き換えに得られる作業性について、満足がいくものかどうか、よく見極めてもらいたいと思います。(動画の説明に「試作」であり、この後、作業性が改善されたような表現があることは付記しておきます。)

重機でこういう有様なので、ハンドブレーカの作業性については、推して知るべし、というところかと思います。
少なくとも、自分が試した範囲では、使い物になりませんでした。

コーンスプリッターの利点は、やはり、安価であること、そして、振動や騒音がほとんど発生しないことです。

1m くらいに玉切りすれば、それよりも短く切る必要はほぼありません。
突き刺して、持ち上げて、向きを揃えて、玉切り馬に乗せて置くことができます。
無理のない太さになったものを玉切りするほうが安全で楽だと思います。

人力タイプなら、巻き込まれる事故が発生する危険がありますが、重機アタッチメントなら、トルク重視の低速回転なので、そういう危険はかなり減ります。
ただ、長いまま割りますので、何らかの拍子に固定する力が抜けると、原木が回転しますので、重機やオペレータ・周りの作業員への衝突という事故には注意が必要かと思います。

造園業などをされている方で、重機をすでにお持ちの方なら、コーンスプリッタを導入することで、チッパシュレッダを買い換えることなく、今まで処理できなかった 2 クラス上の太い木質ゴミを破砕できるようになると思います。

無論、小割りする手間はかかりますが、ごみ処理が本業でないなら、また、すでに小型のチッパを減容のために導入しているなら、今ある設備を活かせます。

コーンスプリッタは騒音が出ません。
かさばる根株も、土がついたままで、小割りすることができます。

77629c25cfd3899bc711あ、根株の処理ですが、宣伝じみてて申し訳ないんですが、FISKARS の PowerGear Lopper がおすすめです。

抜根した後、ひげのように伸びた太い根ですが、土が付いているので、チェンソーですとあっという間に切れなくなります。
まあ、PowerSharp を使うのも一つの手ではあるんですが、PowerGear Lopper なら 5cm くらいまで一発で切断できます。
その分、チェンの持ちを伸ばせますし、騒音も出ず、ガソリンもいらず、当たり前ですが、キックバックが発生しないので安全です。

うちに来て、これを作業に使った職人さんは、分けてもらえないかと、セールスしてないのに買ってくださいました。

Rapid Duro 即死

薪製造機で使っている STIHL の Rapid Duro ですけど、いい感じだったんですが、やってしまいました。。。

微妙に太い原木を無理やり切ろうとしたら、バーが押されていたようで、ボルトに干渉、チップの半数以上が損傷して、少なくない数、飛んでしまいました。

飛んだチップが顔に飛んできて張り付いたのですが、焼けていたのでものすごく熱かったです。
こういう時に限って、フェイスガードをつけてなかったという。。。
みなさんもお気をつけ下さい。

で、Rapid Duro は 1 本しか持ってないし、25RD3-72 は日本では売っていないサイズなので、当面は、チャイニーズものになりそうで、頻繁に目立てが必要になりそうです。

送料などを入れると一本軽く 1 万以上するので、セールでも出ないと、ちょっと手が出ないです。

そんなわけで、今日はやる気がなくなったので、ウッドバッグ 4 つで終了です。