続・タイヤが坊主になった件

まな板台車のタイヤが坊主になった件の続きです。
11R22.5 だと耐荷重が不足するのでは という件について、運輸局に問い合わせてみました。

これについては、計算してください、といわれたんですが、ざっくりとした計算方法を教えてもらいました。

台車の長さですが、8,570mm です。
実際はさておき、この上に均等に 16t の荷物がバランスよく積載されているという前提で計算します。
さらに現実的には、台車自身の重心にも偏りがあると思うのですが、それも無視して良いそうです。
つまり、先端より 4,285mm の位置が重心、ということになるようです。

次に第 5 輪が受け持つ荷重を計算します。
積載は 16t で、車検証上の自重(トレーラ自体の重さ)は 6t, 都合 22t = 22,000kg です。

2 軸の台車なので、キングピンから軸と軸の中心点までの距離がホイールベースとなります。
4,715 + 1,300 / 2 = 5,365mm です。
これを 1/2 して、先端からのキングピンのオフセットを足したものは 640 + 5,365 / 2 = 3322.5mm です。

3,322 / 8,570 x 22,000 = 8,528kg となりました。
車検証上の第 5 輪は 6,120kg です。
計算、合ってんのかな。。。

計算した 8,528kg を 22,000kg から引くと、13,472kg ですので 1 軸あたりは 6,736kg となり、タイヤ 1 本当たりは 1,684kg ってことになります。
車検証上の数字の方がタイヤには不利なのでそちらを援用すると、(22,000 – 6,120) / 2 / 4 = 1,985kg となります。

最も不利な条件で計算した場合でも、1 本当たり 2,000kg あれば十分です。

元々のタイヤの対荷重は、W の場合、2,785kg のようですが。
11R22.5 16PR で 2,725kg なので 60kg 減るようです。

11R22.5 16PR で問題ないと思われます。
でも、念のため、運輸局に確認をしたいと思います。

ヘッドの方からタイヤを回していきたいという思いもないわけではないし、山にあるハイリフト用の台車のタイヤを外して、台車自体はスクラップにしたらどうかと思っていたりもするので、タイヤサイズ等を確認してきたいと思います。