先月だったかな、見学に来られる予定だった方が、お子さんの体調不良で延期になっていたのですが、急遽来られるということで NP2 の組み立て・調整を行いました。
ほぼほぼ組み立ててはあったんですが、一部ホースやカバーの安全装置の調整が必要で、油も入ってなかったのです。
試作機でエンジンマウントの不良があったので、国内メーカーの防振のものに交換しているんですが、ポンプ周りをバラさないならラムをスライドさせないと干渉して交換作業ができないので、これも手付かずでした。
前回、試作 2 号機に防振エンジンマウントを取り付けたんですが、今まで問題がなかったのに、微妙にラムに干渉する症状が出たんです。
個体差なのかもしれませんが、今回、マウントを薄いものに変更してみました。
高さが 40mm → 27mm と 13mm 低くなります。
その分、防振性能が落ちるのかは気になるところではありますが。
あと、エンジンのベース部分ですが、KOHLER は厚みがあるようで、防振マウントのスタッドボルトの長さが微妙に短くて、綺麗にナットがかかりきりません。
なので、上下逆にして、上からボルトで締めるように変更しました。
振動等で万一緩んだ場合でも、完全に脱落することがなくなるように思うので、向き的にも正解かなと思ったりもします。
ボルトは M10 x 35mm P 1.5 を買ってきたんですが、微妙に短かったようです。
長すぎると、今度は締まり切らなくなるのでかなり微妙に思って 35mm にしたんですが、40mm に変更しようと思います。
それと、今までどうやってたのか忘れてしまったんですが、今回ポンプのサクション側のホース、1″ なんですが、角度を微妙に調整する必要があるんですが、合うサイズのモンキーレンチがないのです。
スパナサイズ | ボルト | ガスネジ |
---|---|---|
19 | M12 | 1/4 |
22 | M14 | 3/8 |
24 | M16 | |
27 | M18 | 1/2 |
30 | M20 | |
36 | 3/4 | |
41 | 1 |
一昨日まとめた表なんですが、1″ だと 41mm になるので、それだけの開口のモンキーレンチがあったはずなんですが。。。
今までできていたということはそういうことになるので。
この間買った TMWM200 は 27 — 48mm なので、最悪一丁買えばいいかなと。
それはそうと、またまた買ってしまった工具が届いていました。
今回は、ソケットのセットです。
特にこっちは買う気はなかったんですけど、かなり安くなっている気がして、飛びついてしまいました。
結局ボルトがないのと、モンキーがないので、夜、コーナンに買い物に行きました。
散々悩んだんですが、モンキーは間に合わせなので、一番安かったので、フジ矢のにしました。
吉と出るか、京と出るか。
超軽量、とか書いてあるんですが、見た目ものすごく弱そうなんです。
選んだ理由は値段以外、色ですかね。
一目で他のと区別できるので。
細かなことですが、きちんと閉じる、というのもあります。
それとせっかくコーナンに行ったので、セメントの値段をチェックしました。
だいぶ涼しくなってきたので、時間をとって、駐車場の舗装をしたいのです。
最初ディックが安いのかと思ったら、20kg だったんです。
コーナンはパレット単位、50 袋買うとちょっと安くなるようです。
50 袋もまとめて買って、じゃあ、どれくらいのセメントができるのよ、というのが問題です。
一袋は 25kg です。
セメント : 砂 : 砕石 : 水 = 1 : 2 : 4 : 0.6 とすると、セメントの量の 7.6 (水を無視すると 7 倍)のコンクリートができることになりますね。
25 x 50 x 7 = 8,750kg で、比重を 2.4 とすると、3.65m3 ということになります。
10cm で打っても 36m2 しか舗装できません。
トレーラや重機が乗ることを考えると、15cm は打ったほうがいい気がします。
パレットで買っても、問題なさそうですね。
実際の作業ですが、ミキサーは確か 0.3m3 練れることになっていた気がします。
ただ、目一杯入れるとうまくいかない可能性が高い気はするのですが、この場合 90kg のセメントが一般的な配合だと必要になります。
一袋 25kg なので、2 袋の 50kg か、3 袋の 75kg で試すのが良さそうです。
セメント | 砂 | 砕石 | 水 |
---|---|---|---|
25kg 1 袋 |
50kg 31L |
100kg 63L |
15kg |
50kg 2 袋 |
100kg 63L |
200kg 123L |
30kg |
75kg | 150kg 94L |
300kg 188L |
45kg |
現実問題、いちいち計るのは面倒くさいので、バケット 1 杯いくら、というやり方になるとは思いますが。
再生砕石を骨材に使おうと思うのですが、セメント一袋に対して 0.1m3 のバケットなので、山盛り 1 杯かなと思います。
そのままだと骨材には不適切なので、水を多めに入れてしばらく回して表面に付着しているセメント分を洗い流せば、そこそこ使えるんじゃないかと思っているので試してみたいところですが、やはりテストピースでも作って圧縮してテストしたほうがいいのかな。
こちらも合間で時間を作って、進めていこうと思います。