今日は、今シーズン初の配達からスタートです。
西長戸に軽トラ 2 台、比較的近いのですが、近くても積み込みの手間は変わりません。
今シーズンから配達費用を 1 台いくら、に変更しました。
まとめてご注文いただくと、運賃分、割安になります。(が、まとめての配達になります)
今はシーズン前で 10% off になっています。
ぜひ、この機会にご注文ください。
配達の帰り、お宮によって、去年の 7 月に伐採した榊 の玉を持って帰りました。
午後から別の兼務社に移動して、ここでは本殿と拝殿の間で大きくなり過ぎて、落ち葉で雨樋を詰まらせたりして問題になっている榊を T さんたちに伐採していただきました。
とても大きく、もったいないという気持ちもあるんですが、石垣を痛めているし、屋根も修繕が必要になって 200 万円くらい修理代がかかっています。
建物の近くに大きな木があると、いろいろな問題が生じます。
今後、人口の減少や、ライフスタイルや価値観の変化という、神社を取り巻く社会構造が今までとは大きく変わり、特に金銭的な運営の負担というものを軽減するように神社の造営をしていくべきと思っています。
かといって、丸坊主の山を神奈備にふさわしい環境とは言えないとも思うのです。
とてもバランスが難しく感じます。
地元の業者さんが手に負えず残っていたんですが、神鍋白炭工房 さんに遠路来ていただき、伐採していただいていたものです。
そしていよいよ新型薪割り機、TimberCat NP3-BW が始動しました。
多分、国内初ではないかと思うウェッジ、スライサーで千切りをするように、薪を一定のサイズに削ぎ落として割るタイプの薪割り機です。
オプションとして、普通(?)の 4 つ割、6 つ割の刃の制作も可能です。
ウェッジの高さは油圧コントロールで微調整可能です。
破砕力は 37t なので、原理的に外側から削ぎ落とすことになるので、大抵のものは難なく割れると思いますし、非常に詰まりにくい構造となっています。
重たくて太い玉も油圧ログリフトがあるので、難なく持ち上げて作業できます。
軽トラの荷台いっぱいの玉から、約 20 分で 1,200 x 1,000 x 900mm のカゴの 8 分目くらいでしょうか、大体 0.6 — 0.7m3 くらいの薪ができました。
今回は、まだ操作に不慣れであったとの、原木が細かったので、思ったよりも捗らなかった印象ですが、大体 1 時間に 2m3 前後、メッシュパレットだと 2 カゴ程度の生産性でした。
条件が整えば、倍以上の効率になると思います。
電動ファン付きオイルクーラーも搭載して、気温の高い時期での連続作業にも対応しました。
試作機はセル付き 27HP エンジンを搭載していますが、量産時にはコストやメンテナンス性に優れた KOHLER 社製 14HP エンジンとなります。
薪割り機としてはかなり高額な部類になりますが、欧米製のものと比べると、1/4 — 1/3 程度の価格に抑え、安い軽自動車程度の価格を実現したいと思っています。
今年度末の発売を目指しています。
乞う、ご期待!
夕方、これまたオリジナルブランドのボブキャットのリムのタイヤ組み込み済み品、ようやく嫁ぎ先が見つかり、左右各 1 本出荷です。
鹿児島のお客様で、畜産業の方でした。
まだ生産量が少なく、タイヤに関しても単体の価格では専門の業者さんには及びませんが、組み込み済みという、工賃が大幅にカットできる方法で切り込んでいきたいと思います。