今日は 薪製造機 NP2 の引き取りでした。
はるばる熊本からいらっしゃったんですが、トラックの車検の都合もあり、蜻蛉返りでした。
本当に急いでお越しくださったようで、ロープも細いものしかなかったので、チゃんの蔵試作品のラッシングベルトで固縛しました。
お客さんが道に迷って、到着が少し遅れたのですが、その間に 5 号がやたらビデオを撮影しているなと思ってたら、NP2 の紹介動画を編集していました。
紹介のリールの中でも触れていますが、フィンランド製の薪製造機 WP36 を長らく使ってきて、良い点もたくさんあるんですが、当然、悪い点というか課題もたくさんあり、それら経験を踏まえて NP2 は企画・製造しています。
特に重視しているのが安全性とメンテナンス性です。
メンテナンス性は、WP36 に比べると格段に良くなっていると思います。
また一台嫁いで、現状 NP1, NP2 各 1 台づつの在庫となりました!
ちょっといい新車の軽トラ 1 台分くらいの値段ですから、安い!とまではいいませんが、生産性がかなり向上するのと、いちばんのメリットは原木をログテーブルにまとめて供給して、あとは手元のレバー操作で作業が進められるため、女性やご高齢の方でも即戦力として活躍できる点が挙げられます。
チェンソーでの玉切り作業や、重たい玉を薪割り機に持ち上げてセットするような体力を消耗する危険な作業を大幅に減らすことができます。
細かな部分は書ききれないので、デモ機をご覧いただけますので、お気軽に お問合せ ください。
それで、朝イチ電話がかかってきて、チップの配達ですが、お昼前ということだったのに、もう来た、という連絡でした。
昨日、遅くなるまで組み立て・調整に手間取ってしまって、トレーラを移動していなかったので、急いで山に登りました。
で、エンジンをかけようとすると、一瞬かかるんですが、ストンと止まってしまいます。
3 回目くらいでかかりはしたんですが、バッテリーがそろそろ限界かもしれません。
とりあえず、持って帰って充電して、交換したほうが良さそうです。
サイズを確認してみたんですが、見えず。
寸法を測ってはみたんですが、よく考えると、交換した時の記録があるなと。
Posted on 2019-03-09 とありますね。
もう、5 年だから、とても長持ちしています。
サイズは、155G51 と書いてあります。
ざっと調べたところ、安いのがこれ。
LAKE FIELD(レイクフィールド)というブランドで、MADE IN KOREA みたい。
155 → 195 と容量がアップするのと、これ、初めからハンドルの突起がなく、ロープの持ち手がついているタイプで細工なしで取り付けられるのもの良さげです。
さらに完全密閉式カバーでインジケータもあるので、管理も楽です。
17,160円
送料無料(愛媛県)
12.5%獲得(1,971円相当)
値段は実質 15,000 円くらい x 2。
これでいいかな?
日曜だと割引率がアップするかもだし、お店自体土日休みなので、今注文しても意味がないので、もう少し様子を見てみます。
廃バッテリーの買取相場は今 1kg 100 円前後のようです。
相場自体は安定しているので、寝かせておいても邪魔になるだけの気がします。
大体 1 本 40kg くらいはあると思うので、4,000 円程度は戻ってきそうです。
あと、このトラブルでエンジン保護がかかってしまいました。
メイン電源を落として様子を見てと言われたんですが、改善しません。
出力が抑制されている可能性があるんだけど、とりあえず香川まではいけそうだから、高松の UD さんで見てもらおうかと考え中。
あるいは、そこまで行ったんなら、神戸にまで行ってもいい気もしないでもないんですが、橋代がなぁ。。。
チップは無事に届いたので、月曜日から乾燥を始められると思います。
金曜日には仕上がって、それまでに今乾燥が終わっている薪の仕分けが終わっていれば、早めに配達品と置き場がなくなりそうです。
ボチボチ頑張らないとです。
薪製造機の在庫が少なくなったのと、今日は支払いを現金でしていただけたので、次のロットの生産分のデポジットの支払いを行えました。
9 月中に支払って欲しいといわれていたんですが、$200 値引きするというのは遅れたので無しになってしまいましたが、まあ、致し方ありません。
今回、またまた新たにヘッジトリマーを試作することにしました。
ヘッジトリマー, バリカンですね。
こんな感じのブツです。
去年の展示会 で見たんだけど、記憶が確かなら国内だと 100 万近い定価をいっていた気がするんですよね。
1/5 くらいでは作れるんじゃないかと思います。
もちろん、品質や耐久性、性能は同等というのは難しいと思うんですが。
境内の木々の剪定や、ハンマーナイフに比べて飛散しづらいので、道路脇の刈り込みなどに活用できるんじゃないかと思います。
問題はブラケットです。
生垣などを剪定する場合、垂直に刈るケースもあるし、展示会 で見たものはトリマーとブラケットの取り合い部分が歯車状になっていて、それぞれオスとメスとで噛み合って、15° くらいづつ、取り付け角度を調整できるようになっていました。
動画のものは、見ての通り問題があります。
縦に刈り上げる時、バリカンを 90° に起こす際に、アーム先端の角度の制限からかなり距離を取る必要が生じています。
こういう広い場所ならいいんですが、例えば、道路の中央分離帯の植栽を手入れする際、こんなに距離を取ることはできないでしょう。
ベースマシン側にチルトローテータでもがあれば、細かいことを気にする必要はないわけですが、なんせ自分で使ったことがないわけで、どう設計すればいいのか、現場での使い勝手などを知らないのです。
ヘッジトリマーを作る工場は、グリスをさせるピンを作れないので、別の工場でハンマーナイフ用に 35, 38, 40mm の、グリスがさせるタイプのピンのブラケットを作って在庫を持っているんですが、ハンマーナイフは垂直にして使うことはないので、角度をつけてないんですよね。
まあ、自分しか使わないのなら、クイックヒッチはグリス穴は必要ないのですが、はてさてどうしたものか。
これも早めに図面を描かないと、納期がどんどん遅れるだけなのですが、使えないものを作っても仕方ないので、よくよく考えたいと思います。
ヘッジトリマーは 2 本配管, 1,500mm で作りたいと思います。