薪製造機を降ろそうとしたのですが

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荷台に積みっぱなしの薪製造機を降ろそうと、お宮が終わった後に頑張りました。

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まずは、フィルムを剥がして、そうすると、ウインチのベルトが荷物に巻きつけてあったんですが、養生もしてないもんだから、振動で擦れて切れかかっていますね。
ベルトコンベアを吊るためのものなのですが、切れるとコンベアが壊れかねなので、修理するか、交換する必要があるように思います。

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これがリフト部分。原始的なもんですが、これで約 9 万します。

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フィーダ部分も吊って降ろそうとしたら、油圧ホースがつながっていて、危なくホースを引きちぎるところでした。

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油圧モータを取り外して、吊って降ろしました。
本体を降した後に、ピンで固定して、モータを取り付け直す必要があります。

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マニュアルでは、Oregon だったり Carlton だったりするソーチェンですが、実際には STIHL でした。
つか、一本 5,000 円以上だったんだけど、なんか特別なソーチェンなんですかね?
25RM と書いてあるんだけど。

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あれれ、頼んである separate split のオプションが付いていません。

他のカスタムもちゃんと指定した通りされているのか、とっても怪しい感じですが、少なくとも、油圧フィード、チェンソー動作の油圧シリンダ、ウェッジの高さ調整の油圧シリンダ、なんかのオプションは正しくインストールされているようです。

どうやって確認したらいいのか、シリンダの推力を強化するように指定してあるのがちゃんとされているのか、よく見たほうがいいんだろうけど、識別方法がちょっとわかりません。

最後に本体を吊って降ろそうと思ったんですが、吊り位置もラベルがないので、どこを吊ったらいいのか分からず。

3 点ヒッチの頂点のリンク部で吊ろうと試みたんですが、非常にバランスが悪くて、ダメでした。

頑張っては見ましたが、日が暮れてしまいました。

それはそうと、よもや作動油が入ったまま輸出してくるとは思わなかったのですが、普通に入ってました。
マニュアルで確認して、#32 を 40L 注文しちゃったんだけど。。。

チェンソー周りを確認したのですが、なにかスピコンのようなものがあり、その先から、オイラーだと思うんですが、ホースが接続されていて、独立したチェンソーオイルのタンクは見当たりませんでした。

なので、おそらくバーオイルとして作動油を使用するものと思います。

だとすると、かなりの速度で作動油が減っていくと思うので、まあ、そのうちに使い切るんでしょうが、チェンソー屑の処理を適正に行わないと、非常によろしくないですね。

薪製造機を降ろさないことにはトラックが使えないので、明日はなんとか頑張って降ろしたいと思います。

瓦パレット

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薪文化 さんですが、薪の保管は主に瓦パレットを使っておられました。

片山さんには、「よくこれが瓦用だとわかりますね」、と言われましたが、薪用のものなどないので、ロールボックスパレットだの、ネステナーだの、いろいろ調べて、どれがいいのか悶々とするだけは人一倍悶々としていたりするのですが、肝が小さいので、なかなか踏ん切りがつかず、未だにズルズルとメッシュパレットを使っていたりします。

で、綺麗に薪を積んでいますが、コスト的にはどうなんでしょうか?

メッシュパレット同様高く積めるため、スペース効率が優れます。
そういう意味では、スペースにかかる費用は、セーブできます。

形状的には、床の状態が悪いところでは、メッシュパレットは高く積みづらいので、瓦パレットのほうが良さそうですね。

また、フロント部分が開いているので、出し入れがしやすく、棚(ラック)としても使うことができ、備品などの整理にも活用できそうです。

でも、薪をパレットに積むには、それなりに時間がかかるわけですし、ネット梱包に比べると、パレットそのもののコストも高いですね。

例えば、このラックの耐用年数を 10 年として、利回りが 10%、一つ 10,000 円だとすれば、年間 1,500 円コストがかかることになります。

ネット梱包はひとつ 200 円でできるとおっしゃっていたので、1,300 円分のアドバンテージが必要なわけですが、坪単価が年額で 1200 円とすれば、これを 1/3〜1/4 に圧縮できるので、800〜900 円のコストダウンです。

ここまでで差額は 400 円ですが、人件費が時給 1,500 円なら、15 分ほど作業時間が短縮できるのなら、瓦パレットのほうが有利ということになります。

まあ、これを言っては身も蓋もないんですが、瓦パレットを買うなり、買うための資金を借りられるなり、リースできるなりの、元手なり、信用なりがあったら、という話にはなりますが。

あと、メッシュパレットでも同じことなんですが、綺麗に詰めるほうがいいのか、瓦パレットでは無理ですが、がさつにコンベアで排出されたままの状態ストックするのが良いのか、つまり、がさつに入れたほうが乾燥的には有利である可能性は高いし、人件費も大きくセーブできるものの、容器の中身が 1/3 くらい少なくなりますから、容器コストとスペース効率が落ちるわけです。

そういう意味では、屋根の下で乾かす場合は、薪文化 さんのように瓦パレットに綺麗に積んで高く積む、というのも理にかなっているし、びわこ薪 さんのように、雨曝しの場合、PackFix を使って、梱包にコストをかけず、平積みというのも、理にかなっているわけです。

うちの場合、薪ネットと薪ネット袋を買ってみたわけで、薪ネットに関して言えば、綺麗に並べて入れるコスト、がさつに入れた場合のコスト、後、乾燥の速度などを、メッシュパレットと比較検討しようと思いますし、みかんカゴと、薪ネット袋も比べてみたいと思っています。

薪ネットや蒔ネット袋は、近日中にレポートしたいと思います。