Brave(ブレイブ) PCLS2013GC タンク不良

Brave(ブレイブ)薪割り機のタンクからの油漏れ不良、4 台目の発生です。

1 台目は、うちで使っていたものが K さんのところにとついたもの。(自力修理)
2 台目は、栃木の Y さん。これは初期不良。(交換)
3 台目は、静岡の Y さん。(自力修理)

今回の 4 台目は、三重の I さんです。

流石にタンクフレームの在庫はないので、どうしたもんかと思案中。
保証の対応については問い合わせ中ですが、FISKARS 同様にチャイニーズウイルスでリモートワーク中ということで、しばらく時間がかかりそうではあります。

それで、タンクからのリークが発生する確率としては、結構無視できない数字になりました。
一応、仕入れ元に Brave(ブレイブ)に頻発しているから、設計を変えた方がいいんじゃないか伝えて欲しい旨は、合わせて書いておきましたけれども、既に市中に出回っているものについて、今後 5 年, 10 年先を見据えれば、エンジンマウントをぶつけることもあるかもしれないし、やはり対策を講じる必要はあると思うのです。

仮に保証対象ということになった場合ですが、I さんには次のように提案しました。

元々このアイテムの場合、アメリカ国内では部品は無償なのですが、日本までの運賃はかかります。
形が歪なので、2 台目のケースでは、パレット 1 枚に乗っていたもんで、1.2 x 1.0 x 0.4 = 0.48m3 くらいの容積を食ってまして、3 万くらいかかってしまったわけです。
この部分をこちらで負担させてもらう代わりに、不良品のフレームを送り返して欲しいと。
通い箱を作っておいて、不良品を回収したいのです。

不良品は、溶接で修理して、次に不良が発生した際に同じように交換するようにすれば、お客さんは送料とフレームの交換の手間で修理できるので、運悪くタンクに不良が生じても、負担は最小限に収まるのではないかと思うのです。
尤も不良が出ないのが一番ですが、ここは重松がどうこうできることではありませんから。

それと、多分ですけど、ストレーナー周りですが、Rev F, F 型 ですが、こいつはフィッティングが金属になっているんです。
わざわざ純正品を取る必要があるかはわかりませんが、確認したところ次のようになっています。

タンクフレームは 38 番でして、これは買うと $225 します。

ストレーナは 2 番です。
これは前にも書いたんですが、4″ とかなり短いサイズのもので、品番がわからないのですが、少なくともいつも使っている 2 軒のパーツ屋さんのカタログには見当たりません。
消耗しないので、在庫を持っていないのですが、この際、一つ持っておこうと思います。

ここから先の話ですが、46, 48 番が金属のフィッティングです。
F 型以外は、これが 3 番、樹脂製の一体型のフィッティングなんです。

Item Parts Number Description
2 4011 4” Suction Strainer
38 791605 Hydraulic Tank
46 BR001098 Fitting – 3⁄4” Male x 3⁄4” Female

とりあえず、上のものを在庫に追加しておこうかなと思います。
46 番ですが、ネジについて書いてないんですが、サイズについては 3/4″ ですし、他のものが NPT なので、多分 NPT だと思います。

ストレーナについても、現物あわせでネジについて調べられるため、電動化のためのモータ使用のタンクフレームを作る時に必要なフランジのサイズも確定します。
もちろんストレーナを新品交換すれば当然任意のサイズにできるんですが、こんなもんでも数千円するので使いまわせるなら使いまわしたいわけです。

この辺りのものは、次のコンテナに間に合えばなと思っています。