Brave(ブレイブ)PCLS2013GC のストレーナの詳細判明

Brave(ブレイブ)PCLS2013GC のタンクの件の続きです。

このタンクには、全部で 3 つの穴(?)が空いているわけです。

このうち、サクションストレーナがハマっている部分の規格がわからなかったんですが、ストレーナの見積もりを取ったら、仕様が書いてありました。
ストレーナとは、吸入する油を濾過する、網の部品です。

3/4″ FPT x 1-1/2″ MPT

それぞれ、全てメスで、

  • ブリーザキャップ(作動油を入れるところ) 3/4″ NPT
  • ストレーナ(作動油をポンプに送るために吸い出すところ) 1-1/2″ NPT
  • リターン(作動油がタンクに戻るところ) 3/4″ NPT

と判明しました。

ちなみに、部品代ですが、ストレーナが $17、エルボが $12 でした。

エルボは恐ろしく高いし、純正品である必要は全くないので、ここは汎用品で良いとは思います。
もっと言えば、単なるエルボではなく、エルボの竹の子でいいと思うんですよ、樹脂のと同じで、それが金属であれば。

いずれにしても、Brave(ブレイブ)PCLS2013GC は、コンシューマ向けのモデルで作動油の容量が業務用のモデルに対して半分以下ということもあるし、エンジンに割れた薪が当たることがあったりでカバーが欲しいこと、あとは、電動化したいという要望にも対応したいので、国内でフレームを作ったらどうかと思っているわけですが、とりあえず、必要な情報は出揃った、というところでしょうか。

それで、少し気になる動画を見ました。

ポンプの芯出し、という動画なんですが。。。
なんとも大変な作業です。

薪割り機のポンプの場合、この作業を省くために旋盤加工してあるブラケットを使うことで勝手に芯が出るようになっているんですが、JIS モータの場合それができませんから、脚の高さの調整だの、ありえないほどの面倒臭さです。
はてさて、ジョーカップリングを使ったとして、どれくらいの精度で芯出しをすれば実用上問題ないんでしょうか、気になりますが、それ以前に、お客さんがここまで細かな作業をできるのか、ということも問題ですよね。
マイクロゲージとか、自分は持ってませんけど、普通は持ってないでしょうし。

それで、業務用というか、Iron and Ork の BH2W2016GX についてです。

全然造りの堅牢さが違う、タンクのサイズも違うことが一目瞭然かと思います。
値段も別次元で、Brave(ブレイブ)PCLS2013GC の 3 倍くらいしています。
まあ、やりすぎかと。

タンクについては、業務で使うなら、オイルクーラーをつけないなら、やはりこれくらいの容量は欲しいところです。
ただ、タンクをやたら大きくしてフレームと共用にすると、必然的に重たくなる、という問題があるわけです。

30kg を超えると運賃が跳ね上がります。
佐川では一応 50kg までは持っていってくれるんですが。。。
あとは、らくらく家財宅急便を使う方法ですが、これは配送に時間がすごくかかるという、痛し痒しです。

タンクについては、フレームと共用にするのか、フレームとは別にするのか、別にするなら既製品を使うのか、など検討する課題が多くあります。
フレームと別にするのなら、既存のフレームに背負い込む形でもいいわけですし。

おいおいやっていこうと思います。